立ち止まることの重要性〜夢に向かって一直線は間違い?〜
先日、優績者のセミナーを受けた際に心に残った
素敵な考え方ををアウトプット。
誰でも上手くいかない時期ってありますよね。
何をやっても何か上手くいかない。
何がいけないのかわからない。
何をすればいいのかわからない。
焦る。不安になる。周りと比べる。
こんな負のスパイラルに陥るようなときが
人生には数回訪れると考えています。
私もまさに今そんな時期です。
なかなか好転しないともがく日々。
早くこの負のスパイラルから抜け出さなければ
なんて思ってしまいます。
しかし、セミナーで語られていたのは、
「立ち止まるということは大切だ」
という考え方です。
誰しも立ち止まってなかなか前に向いて
進めていない期間は成長していないようで
なんだか自分をダメだと思ってしまいがち
ですよね。
しかし、成長するため、成功するためには
この「立ち止まる」という期間がとても重要
ということを語られていました。
立ち止まることで得られるものは、
この4つを挙げられていました。
この4つについて、自分なりに考えたことを
1つずつ見ていきたいと思います。
①忘れていた大切なことを思い出す
今までの良い流れが一旦ストップしてしまった時、
「どうすればいいんだろう」と頭を巡らせ、
多くの視点で物事を見つめ直しますよね。
その時に、これまで忙しなく走ってきた時間で
忘れてしまっていた、または薄れてしまっていた
「大切なこと」を思い出すことができます。
人は何かに夢中になり、調子の良い時は
さらなるレベルアップ、次なる挑戦を試みる
ため、今まで自分の基軸となっていたことや、
大切にしていた部分が欠けてしまうことが
あると思います。
立ち止まることで「初心」に返り、自分に
とって大切だったものは「何か」という視点に
立ち戻ることができます。
②当たり前ではない、有難いことに気付ける
良い流れの時はその「環境」がどうしても
「当たり前」になりがちです。
この「当たり前」がさらに進行すると、
自分の中の「スタンダード」になってしまいます。
そうすると、これまでは今のような環境に
身を置けることは嬉しいこと、感謝すべきこと
と思っていたのにもかかわらず、
今の環境は当たり前だからもっと、もっと、
となっていくのです。
立ち止まることで、今自分がこのような環境に
身を置けていることが当たり前ではなく、
有難いこと、感謝すべきことだと再認識する
ことができます。
この「当たり前」と「感謝」については、
過去記事でも紹介していますので、ご参考
ください。
③未来をイメージし、準備を始められる
立ち止まることは、「電車の遮断器」のような
ものだと思いませんか?
一度目の前の道を遮られて立ち止まることで
次に再出発するときの「進路」や「方向性」を
再確認することができます。
この再出発のイメージをして、それに必要な
準備に時間を費やすこともできます。
立ち止まらずにひたすら前に前に猪突猛進して
いた場合に、ゴールにたどり着くこともあり
ますが、ゴールとは全く違う方向にひたすら
走ってしまっていたということもあり得ます。
そのため、一度立ち止まって未来をイメージ
して方向性などを確認して、もう一度準備
するという時間を作ることは大切です。
④大切なことと向き合う時間を創出できる
皆さんの「大切なこと」ってなんでしょうか?
その大切なことにしっかり時間を費やせて
いますか?
何かと調子良く走っている時は、どうしても
そのことばかりに捉われ、本来の自分の幸せ
や大切なことを後回しにしてしまうことも
あります。
立ち止まることで、本当に自分にとって
大切なことは何なのかという「本質」ベース
で物事を再認識することができます。
いかがでしょうか。
優績者が語られていた4つに自分なりの考えを
添えてみました。
それでも立ち止まることなく、ひたすら
走っていたいという方もいると思います。
それは人それぞれなのでいいと思います。
しかし、おそらくそういった方は「今」が
とても調子良く物事が進んでいるのだと
思います。
いざ、上手くいかない、ストップしてしまった
となった時は、
この「立ち止まる」という視点で、4つのことを
思い出してみてください。
また、立ち止まった時は「辛い」「悲しい」
「不安」「自己否定」そんな感情に陥って
しまうこともあります。
そんな時に、私が置き換えている考え方を
過去記事でも紹介しています。
「成長痛」という考え方をすると少しは
気が楽になり、自分を認めることができます。
全ては考え方や捉え方で物事の進み方は変わる
と思います。
この「立ち止まる」ということは必要という
認識を持ち、一歩ずつ着実に歩んでいきましょう。
それでは。