世界7大禁断の地・人形島の悲しき真実
【閲覧注意】
メキシコシティ近郊にあるソチミルコ。メキシコのベネチアとも呼ばれる運河の街で、世界遺産にも登録されています。観光ツアーでも簡単に訪れることができ、「トラヒネラ」という渡し船で運河の遊覧を楽しむことが可能です。
そんなのどかなソチミルコからは想像もつかない、とても不気味なスポットがあります。それがCNNの世界7大禁断の地にも選ばれた「人形島」。無数の人形が島中の木や建物につるされています。風雨にさらされボロボロになった人形や首だけの人形、もはや原型をとどめていないものまで。異様な光景に背筋がうすら寒くなってきます。
こんな恐怖の「人形島」ですが、このような島になったのにはある悲しい理由がありました。
この島をつくったのはサンタナさんという男性。この付近には死亡事故が多発する湖がありました。彼はある日その湖で溺れている少女を発見し助けようとしますが、それは叶わず少女は亡くなってしまいます。
数日後、彼は何かに引き寄せられるかのように事故現場へ。そこでもうヒトではなくなった少女の姿を見たそうです。それから彼は少女の霊を供養するため、流れてくる人形を拾い集めては島中に吊るし始めました。
この話にはまだ続きがあります。少女の供養のためずっとこの島で人形を飾り続けたサンタナさん。気づけば50年以上の月日が流れていました。しかし、彼は突然遺体となって発見されてしまいます。奇しくもその場所は、少女が亡くなった湖でした。
テレビ番組でも紹介され、不気味な心霊スポットとして、この異様な光景だけが有名になってしまった「人形島」。その背景にはこんな悲しい真実があったのです。
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