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礼節

昨日は防衛大学校の学生綱領の二つ目「真勇」を紹介しました。

今日は最後の三つ目「礼節」について書いていきます。

礼節とは礼儀と節度のことです。人として守るべき行動や、敬意を表す作法である礼儀。それに心が伴っている状態が礼節です。

防衛大学校では、礼節とは人を敬い、和の心を持つことだと教わりました。武器を扱う自衛官にとって、礼節がないのはとても危険です。いつも謙虚な姿勢で人を敬い、自分以外は皆「師」の心持ちでさまざまなことから学ぶ。そして、集団での力を最大限発揮できるように、協調性を重視しようということです。

社会人として礼儀は大切というのはよく言われていることだと思いますが、そこに心が伴っていないと意味がありません。「挨拶をしましょう」と言われてただ挨拶すればいいのではなく、そこに相手に対する敬意などの心を込めることが大切なのです。

この3日間で「廉恥」「真勇」「礼節」について書いてきました。幹部自衛官に限らず人としてとても重要なことですので、みなさんも心に留めておいてはいかがでしょうか。

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