投票で変えられる環境問題

TED talks「3 ways your money can fight the climate change」を見た。私のつたない英語力で読み取った大事なことのひとつは、投票と環境問題のリンクである。

この話を聞く限り、意外なことに、(日本はどうなのか調べる必要があるが)銀行や投資家たちは環境問題にアプローチしている企業や団体などに資金を提供する準備ができているようである。ただ一つ、邪魔になっているのは政府の規制であるらしい。

だからこそ、私たち有権者が選挙で、環境問題の規制打破を唱えるような、あるいはそれに近しい候補者・政党に投票することが環境問題の解決を促すということであった。

であるので、投票に行く際は環境問題のケアをしている候補かどうかを見極め、その彼や政党の活動による規制緩和でもって環境問題に立ち向かう個人や企業、団体に資金が流れるようにしたい。

次回の選挙、おそらく衆議院選になるだろうが、この時に環境問題規制打破候補に一票を投じてみるのも、有効な一票の行使方法なのではないだろうか。特に昨今、政治の不透明さもあって投票に行く人が減る中、ある程度直接的な利益が得られうるという動機の下戦況に行くのも一興だ。

私は、これ以上暑くならないでほしいので、ぜひ環境投資、ESG投資が促進されることを願うが、果たしてそこまでもっていける党や個人がいるのか疑問視せざるを得ない。調べることから始める。

また、お金を預ける先である保険会社や年金機構に対して自分の資金がどこに使われているかを聞き、使われる先を指定することも可能であるらしい。(日本は知らない)この方法を使えば、自分の資金を使って行われる投資を環境投資にすることが出来るということである。これはなかなか一般人でも環境問題に対するに有効なお金の使い方だろう。自分も年金をかけ始めたわけなので、ここは聞いてみる必要がある。

この話を聞けたことで、よく言う「日常で意識する」「意識を変える」ということの具体化ができたように思う。抽象度を低めた具体例を挙げて、環境問題へのアプローチを紹介してくれたことは、個人でするには高い環境問題へのアクションの敷居を下げてくれたように思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?