ユニコーンステークスの傾向
東京ダート1600mで行われるユニコーンステークスに向けて、過去のレース傾向を分析します。
昨年のユニコーンステークスを振り返ります。
1着ペイシャエスの父エスポワールシチーはダート中距離G1を勝利したことのある馬。
2着セキフウの父米国型×母父欧州型。母母父は欧州の主流血統サドラーズウェルズ。
日本のダート適性に加えて、欧州のスタミナを合わせ持つ馬が好走。
1人気6着のリメイクは父米国型×母父欧州型。血統傾向は合っていました。しかし、リメイクのローテーションは延長。ユニコーンステークスまでは短い距離を使われていたという点、リメイク自身はのちに1200mで重賞を勝ったことを踏まえると、ダート中距離寄りのスタミナを求められるレースで力を発揮できなかったと考えられます。2人気8着ハセドンは父欧州型×母父サンデー系。日本のダート適性低い血統。
一昨年のユニコーンステークスも1,2着は父米国型×母父欧州型。どちらも人気薄でした。1着のスマッシャーは父マジェスティックウォリアー。同父を持つサンライズホープ、プロミストウォリアはダート1800m重賞ウィナー。2着サヴァの父はアイルハヴアナザー。代表産駒の1頭であるアナザートゥルースはダート1800mG1で3着。どちらもダート中距離で実績のある血統でした。
まとめ
・日本のダート中距離適性+欧州のスタミナを合わせ持つ馬、特に父米国型×母父欧州型、父Dサンデー系に注目