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【ラジオDJへの道】第72歩:エピソードトーク&曲紹介Vol.63「タイムリープの話」「タイムマシンにおねがい(サディスティック・ミカ・バンド)」

第63回、更新です!

今回は、知人が作家デビューしたっていう話と、沖縄旅行の飛行機内で見た「東京卍リベンジャーズ」にハマったということから「タイムリープ」の話をしました。


まず知人のデビュー作はこちらです。

これは元々は「礫」というタイトルで小説などの投稿を行うポータルサイトであるアルファポリスに連載されていたもの。僕もその連載版は読んでるんですけど、今回はだいぶ加筆されているということで、読むのが楽しみです。


しかし作家となった早川さん(本名でずっと接していたのでなかなか馴染みがない名前ですが笑)が執筆活動をし始めたのが2019年からで、よくリアルで会って飲んでいたのは2015~2018年くらいだったんで、その頃は歴史大好きな気の良い人生の先輩って感じだったんですけど、まさかそこから執筆を始めて作家デビューしてしまうとは。ほんと驚きです。

このnoteやstand.fmでも何度か触れてますけど、もともと僕の夢というのは「物書きになること」であり、そういう意味では今回の早川さんのデビューというのは自分にとって物凄い刺激になってるんですよね。

いやあ、ほんと今回は嬉しい限りですし、もっと頑張らねばとエールを貰った気持ちです。

半年ほど前に久々に書いた短編はnoteで公開しましたけど、そのうちそういうのも上げていきたいものですね。でもまあ、本気で書く場合は早川さんのようにペンネームを使って人知れずどこかで投稿するかもしれませんが。


さてメインテーマ。今回は「タイムリープ」についてです。

タイムリープ(英: Time Leap)は、日本語に直訳すると「時間跳躍」となる。和製英語で『時をかける少女』で登場した造語。
「タイムリープ」は一般的に「自分自身の意識だけが時空を移動し、過去や未来の自分の身体にその意識が乗り移る」という意味で使われており、自分自身が意識・身体とも時空を移動することを意味する「タイムトラベル」と使い分けられていることが多い。この意味における「タイムリープ」では、自分自身が産まれてから死ぬまでの時間が過去や未来への移動範囲の限界となる。また、同一時空に同一人物が2人以上存在する矛盾も発生しない。ただし一部の作品においては「タイムトラベル」と同じ意味で「タイムリープ」と表現されているものもある。(Wikipediaより引用

というこの”タイムリープもの”が個人的には大好きで、これまで見てきたそれらの作品の話を振り返ってます。

筒井康隆の「時をかける少女」から始まり、ケン・グリムウッドの「リプレイ」、北村薫の「ターン」、乾くるみの「リピート」などなどが小説。

アニメだとゲーム原作の「シュタインズ・ゲート」に、小説原作でアニメならではの表現で物議を醸した「涼宮ハルヒの憂鬱」の中の「エンドレスエイト」でしょうか。

ちなみにゲーム及びアニメの「ひぐらしのなく頃に」については自分の中ではタイムリープとしてカウントしていなかったんですけど、要素だけみれば確かにタイムリープなのかと考え直したりしていますが、なかなか難しいところ。やはりれっきとした主人公自身がタイムリープを認識して何とかしようとする、というのがポイントなのかもしれません。

そういう意味では「ひぐらしのなく頃に」でいけば「暇潰し編」とその解答編である「祭囃し編」については、確かにタイムリープものと言えるのかなあ。




トークの中でも話してますが、僕がタイムリープものが好きな理由というのは、何度も何度も繰り返していく時間の中で主人公が苦悩し、そして目指すべき未来にチャレンジし続けるというところなんですね。

そういう意味では「タイムリープする」という超人的な能力を得たとしても、それが即ハッピーにはならないわけで。そこが好きなところなんです。

なので、いわゆる「なろう系」とも言われる異世界転生物は、その作品のほとんどが転生しただけで何の努力も無く超人的な能力を得る、という構成になっているんで、あまり好きじゃないというか。あくまで自己満足のようなライトなエンタメとしてしか楽しめないんですね、個人的に。

そんな中で「転生したらスライムだった件(転スラ)」のように、「なぜ異世界で活躍できるようになっていくのか」というのがある程度納得する展開になっているのは好きなので、その辺が僕自身の好みを分けるところなのかもしれません。

というわけなので、こういう話が好きという人で、「ヤンキー漫画だしなあ」と思って敬遠してる人は是非、「東京卍リベンジャーズ」を見てみて下さい。おそらく年内に最終章も含めて完結するんで、ちょうど良いタイミングだと思いますよ!


さて今回の曲紹介は、やはり「タイムリープ」や「タイムトラベル」といったことであればこの曲。


サディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにおねがい」です。

この曲は1974年にリリースされたサディスティック・ミカ・バンド3枚目のシングル。バンドの代表曲の一つとして、多くのアーティストにカバーされてますね。

僕はと言えば、落語家の立川志の輔師匠の創作落語に「タイムトラブル」という噺があって、その話の最後に流れてくるというのが印象に残ってます。

この「タイムトラブル」という噺もとても面白いんで、興味があれば是非。ネットで検索すると聞けるかも・・・。

音楽的にも50年近く前の曲なのに、全く古くないですよね。最高に気分が高まる曲で、僕も月に一度は今でも聞いてる曲です。

というわけで、また次回!

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