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【ラジオDJへの道】第42歩:エピソードトーク&曲紹介Vol.33「バンドの思い出話」「ゆらめきIN THE AIR(フィッシュマンズ)」

第33回、更新です!

というわけでもう7月も終わりですね~、という話から、ちょうど今日新宿の映画館で見た「フィッシュマンズ」の話を中心に。

このドキュメンタリー映画がまた良くて、三時間という長い作品だったわけですが、もうあっという間で。といいつつトイレが我慢できずに途中で一度席を立ったんですけどね💦

この映画を見た感想はラジオの中で結構熱く語っているわけですけど、ほんと自分がバンド活動をしていた頃の感情や、バンドを続けていたifの人生のことを色々と考えさせられたというか。

フィッシュマンズ自体は、僕はリアルタイムでは触れていなかったものの、活動休止から数年経ってから聞き始めて、こんな心地よい音楽があるんだと感動したことを思い出します。ああ、これを生音で聞きたかったなあと。今回映像作品ということを通して映画館の音響設備でライブ音源を聴けただけでも良かったんで、実際のライブだともっと心地よかったはずだなと。

余談ですが、僕が沖縄の那覇市で行きつけにしているバーがあるんですけど、そこのバーは素晴らしい音響設備があって、好きな曲を流してくれるんですよね。そのバーで数年前にフィッシュマンズを流したことがあって、そのことも今日映画館の良い音響で聞いて思い出しました。

フィッシュマンズ自体についてはネットで見てもらえればという話になっちゃうわけですが、こういう中心人物が死別してしまうというケースって、例えばフジファブリックとかNirvanaもそうですし、ソロという観点だと尾崎豊やhideとか、古くはジミヘンやジョンレノンもそうですかね。ファンにはなかなか辛いことで神格化しちゃう部分もあるのかなと思ってしまいますよね。フィッシュマンズは、今回の作品もそうですがミュージシャンズ・ミュージシャンとして評価されてるんですが、当時は「実際売れてなかったバンド(作品内でベースの柏原譲さんの発言)」だったものの、今や世界中のリスナーがフィッシュマンズを評価していて、海外サイトのアルバムランキングではフィッシュマンズのアルバム(「Long Season」とか)が日本最高ランクになっているという。何だか活動休止後(もっと言えば佐藤さんの死後)に評価が高まるというのがシューベルトやゴッホのようで。


ちなみに個人的に好きな曲は「いかれたBABY」「ナイトクルージング」「MY LIFE」「MAGIC LOVE」「バックビートにのっかって」とかですかね~。まあフィッシュマンズの場合「この曲が好き」って感じで一つの曲を繰り返し聞くというよりも、アルバムをずっと流しっぱなしにしてその空気感に酔いしれるという聞き方をすることが多い気がします。

そんな中で最後に選曲したのは、映画の中でのラストソング、そしてリリース作品としても最後となった「ゆらめき in the air」でした。

この映画でまた多くの人たちにフィッシュマンズが知られ、そのオリジナリティ溢れる音楽に触れる人が増えると嬉しいですね。そういう意味ではほぼ知識が無い中で映画を見る、というのも良いと思います。映画館の音響で名曲を聴くことが心地よいですし、どういう想いで活動してきたのかを知ることが出来るので。

音楽好きだけどまだフィッシュマンズに触れていない人は是非!


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