見出し画像

新井和宏さん

こんにちは。本日も一筆書かせていただきます。緑茶です。あれよあれよという間に、明日から公開となりました。『ロマンチック金銭感覚』毎回毎回、前日まで準備に追われるという…。
そんな『ロマ金』今回はテアトル梅田のトークイベントに24日にゲストで来てくださる新井和弘さんについてご紹介します。

新井和宏さんは前回ご紹介した出演者の武井浩三さんと同じeumoの代表取締役のお一人です。

新井和宏さんのプロフィール

1968年生まれ。東京理科大学卒。 1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍した。鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。現在、北海道ニセコ町在住 著書『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)、『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イーストプレス)、『共感資本社会を生きる』(共著・ダイヤモンド社)

https://eumo.co.jp/member/

eumoとは

元々は廃材エコヴィレッジの村長、飛龍さんが「eumoって面白いよ」という言葉をきっかけに一番最初に読んだのが『共感資本社会を生きる』という本でした。

高橋さんと新井さんの対談

「いい会社」への投資で利益を出す鎌倉投信の創業者にして「共感資本社会」の実現を目指してeumoを起業した新井和宏氏と、『東北食べる通信』創刊編集長にしてポケットマルシェCEO、「関係人口」提唱者の高橋博之氏のふたりが考える、お金、働き方、都市と地方、生きるということ……いま日本に必要なすべて。

ダイヤモンド社

という内容です。
この本を読んだ時、私の中にずっとあったモヤモヤしたことがスーッと解消されていきました。お金や仕事との関係などに対する疑問や、「そうそう!そう思ってたんだ!」と共感する会話が繰り広げられて、瞬く間に新井さんの暖かい人柄が伝わってきました。『ロマ金』にもこの本が登場しますが、この本を読んだおかげで共感資本社会という言葉が腑に落ちたことを覚えています。

そして新井さんの執筆されている本の中で読んだ本はこちら
『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イーストプレス)、『あたらしいお金の教科書 :ありがとうをはこぶお金、やさしさがめぐる社会』(山川出版社)
です。


ディスカヴァー・トゥエンティワン
イーストプレス


山川出版社


この3冊の中で特に『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』と『あたらしいお金の教科書』はとても読みやすく、中学生や高校生でもわかりやすい内容となっています。ですので是非とも学生さんにどんどん読んでいただきたい!「仕事とは?」「お金とは?」をじっくり考えられる本です。
そして新井さんの言葉は老若男女問わず響くものがあります。
私が特に素敵だと思ったのは「ありがとうを積み上げてみませんか。」という言葉。
「1日1日を大切にして、小さなことを積み重ねる」というトピックの中で、夢や目標がないという質問に、自分から行動して人の役に立つこと、必要されることが生きる証となり、夢や目標も見えてくると信じていると伝えられています。
私も仕事とは本来そのような感謝の循環であると思っていて、それらが人々の生きる力となると感じています。

撮影について

新井さんは現在北海道のニセコ町に在住されています。ですので、私たちは武井浩三さんもニセコ町にいらっしゃるタイミングで二人に会いにご自宅まで伺いました。その時は手放す経営ラボラトリーの方々もいらしてたくさんの方とお話することが叶いました。ではなぜ新井さんはニセコ町に住んでいらっしゃるのか。
こちらに興味深い記事を見つけました。ニセコ町長さんの片山謙也さんと新井さんの繋がりについてです。以下AERAから少し抜粋しました。
 "約100年前に作家の有島武郎が町内に所有していた農地を解放し、お互いを尊重し助け合う「相互扶助」の思想を広めた地でもあるニセコ町。片山はこの理念を現代のSDGs社会に合うように変換した「共感資本社会」を基軸とした街づくりを目指している。
「eumoなら、目指したい社会を一緒につくれると思いました。それは新井さんが人の尊厳や生き方を尊重する金融を目指しているからです」”(AERA)
と町長の片山さん。
続きはこちら↓

ぜひこちらの記事をお読みいただきたいのですが、どうやらニセコ町長の片山さんと新井さんが共通の考えを持っていらっしゃるんだそうです。

新井さんと初めてお話できた時、初めてとは思えない安心感がありました。『ロマンチック金銭感覚』というタイトルをお伝えしたところ少し驚かれていたことも覚えています(笑)
ニセコといえばリゾートや物価高で有名ですが、北海道「ニセコ」は倶知安町、ニセコ町、蘭越町の一帯の総称で、どんどん外資を取り入れているのは隣の倶知安町らしく、ニセコ町とはある意味考えが真逆?のようにさえ思えます。私たちも倶知安町を観察しにいきました。リゾート地区までは行けませんでしたが、明らかに雰囲気が違いました。隣なのに、ガラッと違う。街並みやお店の並びなど。この違いって一体何だろうってずっと考えてましたね。

撮影が終わった後、新井さんたちに佐々木ファームに連れて行ってもらいました。ここがまた本当に素晴らしい!

撮影もさせてもらったのですが、映画では尺の関係でカットしてしまいました。ですがこのファームに遊びに行けたことは私の宝物です。また個人的に伺いたいと思っています。この佐々木ファームについては長くなってしまうのでまた別の機会に。『ロマ金パンフレット』にも少し載せてありますよ〜!

とにかく、新井さんと出会えたことも私にとって宝物。
普段は北海道にいる新井さんが9月24日にテアトル梅田に来てくれるのはめちゃめちゃ貴重ですよ!トークイベントは上映の後になります。
ですのでこの機会に是非とも皆さまお越しください!

いよいよ明日から公開となります。
まだとっておきの企画も紹介していきますよ!

映画『ロマンチック金銭感覚』はテアトル梅田にて9月20日、24日、26日の3日間20時半からレイトショー上映です!

私たちもずっと劇場におりますのでぜひ遊びにきてね!

りょくまゆ

いいなと思ったら応援しよう!

りょくまゆ
創作の励みになります。いただいたサポートは活動費とさせていただきます。 探求心を大事に、日々研究して行きますよ! よかったら応援してください✨