ロマ金のふりかえりとこれから
2023年も嵐のように過ぎ去り、気がついたら2024年も2ヶ月が経とうとしています。
時の流れはあっという間で、昨年から先行上映で始まった京都の出町座と富山のほとり座、その間にあった東京ドキュメンタリー映画祭など一気に走り抜けて、現在は次の東京の上映に向けて準備している最中でございます。
もともと怠け者の私は駆け抜けると反動が来るタイプでして、ここぞとばかり1月2月はパワーを充電しておりました。
また発信する日々に徐々に戻っていこうと思います。
ロマ金の特徴でもある今まで映画館で実施したことがないイベント、金銭感覚上映についてですが、詳しくはこちらのプレスリリースをお読みください。
京都の出町座で第一弾。第二弾が富山ほとり座で行われました。
集計結果は通常の客単価よりかなり増えていました。
富山ほとり座にお越しくださった方々の中には1万円〜地域通貨やチョコレートやカナダ札などバラエティに飛んでいました。
上演後、このように残してくださったお客様の応援にものすごく感動しました。ミニシアターのいいところはみなさまのお顔が見えること。ほぼ連日劇場にいた私たちは実際にお客様とたくさん話すことができました。
そういう心のやりとりを感じると、生きることの喜びを感じます。人と人との繋がりがお金を通じても私たちにパワーを齎してくれる。そして私たちもパワーを映画に注ぎ込む。そしてその映画を観た人を元気にする。いい循環が生まれる事は心から嬉しいです。
そして何が起きるか全く読めないこの上映方法を承諾してくださった二つの映画館、出町座さんとほとり座さん、本当にありがとうございます。
今後も自主上映や、可能な限り劇場上映でも面白イベントとして組み込んでいきたいと考えています。
学びの多いこの企画。一回一回きっと同じにはならないこの色のついた心のこもったお金があるということを忘れずに、日々映画に勤しんで、携わって、これからも作り続けようと思います。
りょくまゆ