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ロマ金を観てくれた人だけに読んでほしい。という私のワガママ。

随分と毎日『ロマ金』づくしだったので、脳みそが別のことへの興味や好奇心を向けないように仕組み化されてたんだけれど、最近通常モードへと戻りつつある。
でも、ロマ金の最大のテーマである『お金とは何か?』については掘っても掘ってもまだまだ言語化も難しく。
なので、ここで一つの認識の違いについて書いてみようかと思う。

今年は宣伝の年だったのであらゆるコミュニティやお店などに足を運び、映画の話をしたり、それ以外にも何気ない話をしたりして仲良くなったりもした。何度も『お金について』の映画ということを伝えており、『お金』という単語を使いすぎて、丁寧に説明をしなかったことから起きたことかもしれない。
そもそもの『お金』というものの認識が人によって違うが故に起きたエピソードだ。

とあるカフェで宣伝作業をしていたら、見知らぬ人が来た。どうやらこのカフェに用事があったらしい。ただ、その時は店の店主もいなかったので私が対応した。そしていつも通り映画の宣伝をする。
「お金についての映画なんですよ」と話しかけ、チラシを渡して少し反応を見る。

どうやらあまり興味がなさそうだ。何か見に行かない理由を言ってくれる気がした。

「私今FPの勉強していいて忙しいんですよね。」

いきなりアルファベットを言われたので何のことかピンとこず、咄嗟に

「FPって何ですか?」

と聞いた。

そしたらその人が本当に冷めた目をした。
しばらく無言が続いた後、

「お金のことを映画にしてるなら知ってないとダメですよ。」

と言った。
その時にあー、ファイナンシャルプランナー(Financial Planner)のことかな?と思ったんだけれど、それについてはその人の言葉でもう少し理解したいと思って

「本当にわからないんですけど、教えてもらえますか?」

と聞いたらまた

「ググってください。」

とだけ言われて、とても寂しい気持ちになったことを覚えている。

その時のその人の表情は個人的見解ではとても見下されたように感じた。
まぁそんなことも知らないでよくお金の映画って言ったね。という馬鹿にされている感はあった。
でもまぁそれは私の言葉足らずだから仕方ないんだけれど、たくさんの人に映画の説明をしすぎてバグってしまっていたのかもしれない。この映画は別に『お金』の映画ではない。
じゃあ何?と言われたら『お金の持つ仕組みやデザイン』についての映画と言える。

だってそもそも腐るお金の話だから。そして人と人とのつながりやコミュニティ、価値の話。そしてノンジャンル。

その人が去ってから、改めて言われた通りググってみた。

FPとは・・・・顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者。略してFP(エフピー)とも呼ばれる。

と書かれており、いくつかのwebサイトを拝見すると
『お金のプロ』みたいなことが書いてある。
「え、お金ってプロとかアマとかあるんだ。」と思いながらFPの勉強と言われて全くピンとこなかった理由がわかる。

『ロマ金』はお金という認識すらも問いかけると共に、仕組みやあり方を根本から考え直す映画。資産って何?というところも問いかけてる。お金を資産と捉えるのが一般的かもしれないけれど、見えない資産について描いてる。表面だけでは見えてきづらい資産。

今回学んだことは、語弊を生まないためにも
「ロマ金はロマンチックな金銭感覚の映画だよ。」とだけ言おうかなと思ったりしたよ。

まだまだロマ金の旅は続きます。

りょくまゆ


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りょくまゆ
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