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デジタル手帳から紙の手帳に

 スマホを持つようになって、予定はデジタルで管理するようになりました。
 当初、iOSのカレンダーアプリは機能が不十分だったので、他のものを使っていました。ここ数年は機能が充実していて、わざわざ他のアプリを使う必要を感じません。
 行き先の住所を書いておけば出発地からの移動時間も交通機関別に教えてくれます。地図もついてくるので、初めて行く場合はカーナビが立ち上がります。
 何よりもリマインダー替わりになるので、予定を忘れる心配がありません。

カレンダーアプリもいいけど……

 それでも紙の手帳が便利だと感じることが多々あります。
 特に打ち合わせをしているときは、スマホの入力だと手書きよりスピードが落ちます(iPad ProにApple pencilなら違うのかもしれませんが、手元にないので解りません)。

 子供が小学生時代はPTAの役員や読み聞かせのボランティアをしていました。必要なことはもちろんメモを取るのですが、紙の手帳に書き込むのはそのくらいです。
 そして次の打ち合わせの予定や行事は最終的にカレンダーアプリに入れるから、紙の手帳はスカスカでした。

 カレンダーアプリではその場の記入に不十分、でも役員の仕事も無くなった今は紙の手帳まではいらないかな……、と思いながら書店に立ち寄ったときです。
 本当に偶然ですが「ジブン手帳」なるものを見つけました。
 ほぼ日手帳が使いやすいという噂は聞いていましたが、縁のないままジブン手帳に出会ってしまった私。
 使い方を書いたページを見て「こ、これこそが私の求めていたものっ」と大袈裟でなく運命的な出会いを感じました。
 ただ値段が予想外に高かったので、その場では買えませんでした。そして数日悩んだあとに、運命に違いないという直感を信じて購入を決めました。

 ジブン手帳には何種類かあるのですが、私が選んだのは、「ジブン手帳DIARY mini」です。
 2019年版ですが2018年11月から記入できるようになっていたので、試行錯誤を重ね、年が変わるころにはスタイルがほぼ定着しました。

 DIARYは見開き一週間単位で記入するようになっています。
 なかでも惹かれたのが、24時間記録できる点でした。
 会社用だったら必要ないでしょうが、主婦の仕事は24時間体制です。
 そしてたまに夜更かししたときも記録ができるので、日々のログが取れるようになりました。

 ガントチャートや月間予定表はスカスカですが気にしません。いつの間にか一番の目的となった日々のログがきっちり取れるところが魅力的でした。

ジブン手帳DAYSに記入したもの

 そうしているうちに、「ジブン手帳DAYS」が発売されました。これは一日一ページで構成されています。
 右と左に分かれ、私は左側にその日のToDoリスト(目標ややりたいこと)を書き、右側には今まで通りログを付けています。

 それまではぎっしり書かれていた手帳ですが、DAYSに変わってから左側はスカスカになりました。

 ときにはシールを貼ったりイラストを描いたりして埋めることもありますが、大体がスカスカです。
 ここをどうするかが、今後の検討課題になっています。

 ログは付けて終わり、ではありません。
 通院中の私は、病院に行く前の日にざっと記録を読み返し、そのときどきのメンタル状態や服薬の様子をまとめ、相談事があったらメモっておくようにしました。
 生活のリズムが整っているころと、メンタルの状況や服薬に因果関係がある場合とそうでない場合もあります。
 お天気が関係しているときもありました。
 そうやって記録することで、日々の生活状態を見直すことができ、自分を第三者の目で分析するときの役にも立っています。

 相変わらずガントチャートは使い方がわからないし、月間予定表はスカスカ。日々のログ以外は白いままのページも多いのですが、それは気になりません。
 今の私には、ジブン手帳は手放せないものとなりました。

服薬内容と時刻も記入しています

 手帳には日記を書く欄もあります。
 一言で済ませる場合もあればぎっしりと書く日もあります。
 おそらく遺品として残るので、子供たちがこれを見てどう思うかな、なんて想像しながら書くこともあります。
 ただ万年筆を使っているせいで文字がつぶれ、書いた本人にも解読できないところもあります。それを子供たちが解読できるかを考えると楽しいものです。

 本当はフリクションボールペンを使えばいいのでしょうが、手帳とともに戻ってきた万年筆熱がそれを許してくれません。
 高いものは買えませんが、近所の文房具店で買える程度の安いものでたくさんの色を使ってカラフルにメモっています。

 文字が書けるうちはずっと続けるでしょうね。

2023年のジブン手帳。DAYsは2分冊です。

#買ってよかったもの


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須賀マサキ
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