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応援と可能性が嬉しい
今日のテーマは #noteでよかったこと です。
私がnoteを始めたのは、Twitterの仲間が次々と会員登録をしていたころでした。
noteができたばかりで、いまほど機能は充実していませんでした。
でも中学や高校に入学した直後のような「気の合う人を探したい」状態から「仲のいいグループができた」という雰囲気が好きでした。
利用者も少なくて、結構コメントでチャットをすることも多く、こじんまりとした中でつながりが強く、楽しい空間でした。
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優しい空間だったのに足が遠ざかった理由はは、小説の縦書き表示ができなかったからです。
noteに小説を持ってきても、前回の話のリンクや目次を作るのが大変で、いつの間にか距離をとるようになりました。
noteへの復活は本当に偶然の出来事からでした。
しばらく書けなかった小説を書くようになったタイミングで、別のサイトに「自衛隊の大規模接種会場でワクチン接種をしてきた」話を書きました。
いままで見たことのないアクセス件数で多くの方が興味を持ってくれたのがわかります。
ところが「Covid-19に関する内容」ということで非表示にされてしまいました。
そのときどなたかに「みんなが興味のある記事なのだから、他のサイトに載せたら?」とアドバイスされ、会員登録をしていたところに転載することにしました。
もちろんnoteもそのひとつです。
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久しぶりに投稿して、知らないうちにnoteの機能が増えていることに気づきました。
特にいいなと思ったのが、投稿直後に公式さんからのメッセージが届くことでした。
こんなサイトって他にあった? 知る範囲ではありません。
正直これには驚かされるとともに、執筆という孤独な作業が孤独でなくなった気がしました。
連続投稿すれば毎日それが表示される。
途中で休んでも、前の週に投稿していたら「〇〇週連続」、月の場合は「〇〇月連続」という形で、頑張っているところを見つけて激励してくれます。
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これはある意味、育児にも通じる点だなと思いました。
子供を育てていたら腹の立つところもたくさんあります。
でもそれを注意するのではなく、できたところや頑張ったところを褒める方が、子供も親も気持ちが良くなり、前向きになれます。
noteにはそれがありました。
加えて「順位をつけない」というところです。
こちらは公式さんの学習会でおっしゃった内容ですが、なるほどなと思いました。
小説サイトでは順位という形で作品が評価され、上位の作品ばかりが読まれ、埋もれるものと読まれるものの差がますます広がります。
ところがnoteの場合はそれがありません。
もちろんスキの数で評価が可視化される点はありますが、それだけで読まれる記事にピックアップされることはないようです。
おすすめ記事に出てくるのはスキの数に関係なく、読者が興味のありそうなものが出てきます。
私の書いた記事がどこまで届いているかは解りませんが、フォローされていない方にも読まれているので、どこかで表示されているのは間違いありません。
せっかく書いた記事が埋もれてしまわないのも、noteのいいところだと思います。
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で、肝心の小説です。
縦書き表示は実現されていませんが、初期のnoteと比べて、ひとつ前の話やつづきの話を簡単にリンクできるようになりました。
また目次だけを集めた記事も作れるので、格段に使いやすくなりました。
おかげで小説を投稿するのも楽になりました。
もう一ついい点といえば、小説を簡単に販売できることです。
noteで書いた作品をまとめてkindleで売る方も多いようですが、正直なところ私にはkindleでの販売には大きな壁を感じています。
でもnoteではマガジンにまとめれば簡単に販売できます。連載形式で書いていても、単体で買取できるように設定しておけば、完結していなくても買ってもらうこともできます。
使い方次第でいくらでも可能性の広がるSNS、それが私にとってのnoteです。
収益を上げることはほとんどできませんが、お金になる小説を書ける作家のひとりになれる可能性を残してくれるのも、魅力的な点です。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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