KCカップ2024年４月の記録

こんにちは、せんりです！
Kcカップに参加してきたのでその振り返りと使ったデッキの紹介をやっていきます。

自分は銀河フォトンと青眼を使用しました。

リアルの都合で試合数はこなせなかったんですが勝率は良かったので、デッキは紹介できるくらいのクオリティはあるんじゃないかと思い筆を取りました。自分用の記録としてkcがどんな感じだったか書き残したいというのもあります。

そんな感じで、緩く短めにまとめる感じで行こうと思います。よろしくです！！

・注目デッキ

今回は前回から一転して群雄割拠な環境だったのではないでしょうか（メガネくいっ）

環境を読む力、自分のデッキの熟練度など、様々な能力が側られる玄人好みの難しめな環境だったという印象でした。

まず直近で強化されたデッキとしてはアンデットレッドアイズ（以下アンデ）、クロニクル青眼、TGがありました。この３つは事前調整でもかなり早い段階から猛威を奮っていて、KC本番でも順当に勝っていました。今回の環境を定義する３トップだったと思ってます。

アンデは構築済みデッキで強化というか登場というか、とにかく頭角を現しました。
新しめなカードが多くて、とにかくカードパワーが凄いです（語彙力
元も子もない言い方ですがカードが強いので普通に回れば普通に勝ちますね笑

効果を複数持っているカードだらけで、大雑把にいえば上級がアドを取る効果を持ちつつ耐性を持っていたり他のカードに実質耐性を与えるような効果も兼ね備えていて、デッキ全体の防御力が凄まじいです。

リンクスは初期ライフが少ないのもあって短期決戦を見据えたデッキが多くなりがちですが、アンデはそういったデッキをまとめて押さえ込むだけのパワーがありました。

個人的に評価が高かったのがミラーが完全な先攻有利ではなさそう（自分で使ったことがないので断定はできない）と感じたことです。観戦したところ後攻側が勝つことが意外と多かったです。意外と事故があるデッキなので先攻が弱めだと後攻側があっさり勝つこと、後攻の方が除去等活かせる効果が多いこと等が理由としてあるのかなと思いました。

動きが強ければクロウやしぐれでは止まらないので、手札誘発が流行るほど評価が上がるデッキでもあります。

弱点はロンギルスとサンダルフォンで、展開ができなくなります。

ただロンギはTG青眼をはじめ環境デッキのほとんどに効果が薄いのでリスクが多いカードになります。事前調整の時点ではDDクロウがアンデに効きつつ他のデッキにも効果が見込めるからか流行っていた印象です。

サンダルフォンはEXのカードなのでロンギよりは入れやすかったですが後攻だと間に合わず、そもそも青眼だと安定して出せないと言うのがありました。

青眼もストラクを機にスキルなどの新要素が加わり強くなったデッキです。正直タキオンショックの直後だったので最初はスキル文の短さから舐めてたんですがシンプルにすげー強かった（語彙力）

スキルはシンプルですが持ってくるカードが強い上に速攻魔法なので先攻後攻問わず活躍できます。現在のリンクスのカードパワーの先行制圧なら十分捲りうる手数の多さを持っています。

究極竜の4500連続攻撃も4000デュエルにおいては意味不明な強さでした（銀河で何回も轢かれたから結構ニクい）

ただ本質的な話としては青眼の強さはメタ的な立ち位置の良さにあったと思います。というのも青眼はメタカードというのがほとんど効かないんですね。

手札誘発はほとんど効きません。クロウが融合する時に効くかも？ぐらいで、それも3ターン目以降の話なので魔法罠より価値は遥かに低いです。永続系の魔法罠にも致命的なものがなく、むしろ青眼はそういったカードを使う側でしょう。

青眼を出して殴る、コンセプトがシンプルすぎて絡め手が通用しない、的なイメージですかね。

つまりKC中に予想外なカードが流行してもダメージを受けず、むしろ自分が取り込んで他デッキを一方的にメタれる可能性すらあるという独自の優位性を持っていました。

あとめっちゃ重要なんですが安いです（貧乏勢）

TGは最新のモンスター群は未実装なんですがスキルがぶっ飛んでてぶっ飛んでます（語彙

なぜか紙で出て１年も経ってないリミットブレイカーが実装されている上にサーチもできるというぶっ飛びっぷりでした。

ただ実際の対戦を見ると３ターン目以降のリソースがめちゃくちゃ薄くて、最新モンスターを実装しなかったのでバランス取れてたんだなーと思いました（謎の感想

TGの何が強いかをどう言葉にするかは難しいのですが、自分の考えとしては「全て」ですかね（なんじゃそりゃー）

まず先攻１ターン目で出す妨害モンスターの質が最高です。青眼のスキルは召喚に成功しなければ使えないのでハルバードが刺さります。青眼は数がかなり多かったのでこれは大きいです。

そうでなくてもハルバード虹光の効果はどの相手に対しても腐ることがほぼ無いです。自分は銀河フォトンを使ってたのですが妨害モンスターが腐ることが多々あり結構ストレスだったので、TGの妨害の質の高さは羨ましくありました（銀河フォトンについては後述）

ハルバードは閃刀姫のウィドウアンカーに奪われるとそのまま直接攻撃で即死するのが欠点だったのですが閃刀姫はデュエル開始時にデッキバレするからそもそもハルバードを出さなければ良い、閃刀姫の数がそこまで多くなかった、等の理由から今回はその欠点はカバーできてたのではと思います。

後攻の手数の多さも凄まじいです。あらゆる除去手段を持っており、相手のモンスターの妨害を乗り越えるのは得意です。どちらかというと月の書やサモンブレーカーのような除去ではない妨害の方が苦手なのですがこれらのカードは青眼に対して弱く、それ以外に対しても後攻だと間に合わない等採用にリスクがありました。そういう意味では立ち位置が良かったです。

また対戦相手の視点だとTGのEXの内容が不明なので妨害が難しいのもあります。どっちのローズドラゴンが採用されてるかなんてわかるわけがねぇ（１敗）

ちなみに１回甲仮鎧骨格を出されて泡吹いて倒れたのもありました。あれは驚いた。

というように１・２ターン目の攻防には隙がない凄いデッキだったというのが自分の結論ですかねー。

弱点は上でも言いましたが３ターン目以降のリソースの薄さです。特に誘発を貫通して先攻展開した後、後攻でなんとか盤面だけ返せた後がうすく、そこからはジリ貧です。もっともこの欠点が表面化するかどうかは相手によるところがあって、青眼とかが相手ならあまり問題にならないのでやはり今回の環境にマッチしていたんだなあという感じです。

対象を取る除去が環境に多く、3000超えのモンスターが少ないことからkozmoは個人的に注目デッキでした。まぁ所持してはいないのですが笑

実際ハマれば強かったようですが専用スキルが無い分安定感も手数もちょっと足りなかったかなという印象でした。特にKCは長丁場なので安定感に欠けるのはかなり大きいです。

余談ですがダークローズが使われてめっちゃ強くて感動したので紹介しておきます。往復でライフを２０００払うことが可能なので、ホープの素材になりつつホープレイの条件を満たせます。スキルをレベル同調にすれば他のレベル４を採用する必要もありません。強すぎる！こんな活躍の仕方があるのかと感動しました！ライフ４０００のリンクスならではですね〜

閃刀姫も注目デッキでした。様々な魔法を駆使して長期戦を仕掛けていったり、思いがけないリーサルを狙いに行きます。

ポイバを観たところTGには勝ち越せているような印象で、ダークホースなるか！？と思っていました。

ただ最初のターンの動きがどうしても安定せず、特に先攻１ターン目で妨害を安定して構えられないのが厳しかった印象です。後攻も、手札誘発を入れにくいので先攻側のフル展開を許した上で捲らなければなりません。閃刀姫には捲るポテンシャル自体はあるものの運に左右されるところが大きいので、上位３デッキより優先して選ぶのは少し難しかったのかなと思います。

あとこのデッキめっちゃ高いです。そういう意味でもトップシェアはならなかったのかも笑

未実装カードは沢山ありますしスキルも追加や強化があるかもなので、今後に期待のテーマですね。

不知火は前回勝ち組でしたが今回は厳しかった印象。スキルの弱体化によって最強の防御カードである輪廻がサーチ不能になり、防御面での弱体化は大きかったようです。

先攻のモンスターの盤面や後攻の捲る力は変わってませんが良くも悪くもアンデに特徴が似ていて、アンデの方が新しくてカードパワーが高いこともあり現状ではアンデより優先して選ぶ理由に欠けるかなという印象。もちろん自分の考察不足な所もあるかもしれませんが。

アンデの対策カード（ロンギなど）の被害をまともに受けてしまうのも立ち位置が悪かったように思います。

・環境

トップの３デッキ（アンデ・青眼・TG）が圧倒的に強かったです。

「アンデ・TGへの対策カードは青眼に効かない」

今回の環境はこれに尽きます。ここテストに出るやで！

安いからか何なのか知りませんが青眼がめちゃくちゃ多かった（10戦中８回青眼とかあった）ので無視するわけにもいきません。しかしロンギ等なしでアンデの先攻展開を喰らったら爆発するしかないでしょう。めちゃくちゃ難しい環境でした。

自分は特にデータなどは持ってないのでどのデッキが答えだったとは言えないのですが、なんかこの３デッキの中ならどれでどれに当たっても大きく負け越すことはなさそうなこと、最もメタりにくい青眼がトップシェアっぽいことから、自分がミスなく回せそうなやつを信じて貫くのが答えだったのかなと思いました（なんか急に精神論ぽくなった）

でも真面目にそう思います。強いて言うならアンデの先攻盤面が一番強力だと思ったのでアンデに一票ですかねー。

・使用デッキ

自分は事前調整の段階から銀河をメインで使っていました。青眼も使いましたがあくまでサブデッキという感じ。

銀河を選んだ理由は自分がとんだロマンチスト(ゼアルアニメネタ)だからなのとカッコいいからなんですがそれだけだとあれなので論理的な理由もあげると、ミラーが少なそう・アンデに有利・先後どちらも手数があるので最低限の強さはある、あたりでしょうか。

事前練習があまりできなかったのでミラーで勝つ自信がないというのが正直あり、できればトップの3デッキではないデッキにしたかったというのがあります。

銀河フォトンは展開力スキルが発動すればサンダルフォンを確実に出せるので再現性が高く、フォトンブラストがあるのでヴェーラーしぐれを回避することも可能と、先攻ならアンデに対して有利をとれます。

ロンギも比較的無理なく入れることができるので、引ければ後攻でもイージーウィンできて完全有利になります。光属性モンスターは手札で腐っても銀河戦士のコストになることができるので。自分が走った時はアンデがいなかったのでその枠はヴェーラーにしていました。

上述の通り自分はアンデの評価が高かったのでアンデが多いんじゃないかと思い、それならカモにできてめっちゃ盛れるかも〜と思いメインデッキに据えました。青眼TGの方が多くてこの計画は早めに崩れました笑

デッキレシピはかなり早い段階から固定で、展開も変えませんでした。ランク8を軸にしつつレベル4・銀河戦士を引けてればプレアデス・フォトンブラストを足す、という感じ。

調整時間が取れなかったので構築も展開も下手に手を加えない方が良いだろうという判断でした。これは成功寄りだったと思っていて、最後まで迷走せず一定の勝率は保てました。

ただ大会が終わってから他の方のレシピを見ると新たな発見があったので、そこを深く掘り下げられなかったのは悔しく思います。

特に印象的だったのはフェルグラントやフォトンスラッシャー等の採用でした。

フェルグラントは自分は早い段階でパワー不足と思って不採用にしたのですが、実際にkcをやってみると青眼の「受け継ぎし魂」を無力化できるのが想像以上に効いてました。プレアデスは銀河戦士を引かなければ出せず、銀河戦士があったとしても手札消費があらいので、抜く選択肢もあったなと思いました。

逆にプレアデスの強みを挙げると後攻で、ハルバード等強力なモンスターを低リスクで除去できます。相手のエンド時に罠を除去するのも普通に強い。プレアデス自体はリミ1最強だと思います。

ついでに熱血指導の話もします。先攻盤面を強くしたくてつんつん杯で試しに採用してみましたが、速攻魔法や罠を採用しないとドローが活かせない・後攻で使えない・誘発に弱い、等欠点が多く見られたのでkc本番では不採用にしました。

理論上の先攻最強展開には絡んでくるカードなので、今後も検討はしていくカードではあります。

フォトンスラッシャーは、自分の構築だとトレードインを採用していたので後で引くと弱くなりがちなこのカードは評価が低かったです。

ただ振り返ってみると銀河フォトンの敗因は青眼TGの着地狩りが多かったので、それを乗り越えられるこのカードはもっと評価が高くても良かったと思いました。

青眼についても簡単に。青眼自体については上で概ね語ったので自分の構築についてのみ語ると、これはミラーを重視しつつTGを見た感じの構築になります。

TGアンデはメタを入れても負ける時は負けてしまいますし、逆に手札が良ければメタが無くても勝てるので、手札誘発もメタも不採用にし、ミラーで先後問わず活躍するカードを中心に構築しました。

速攻魔法は供物を採用。ドロー放棄は正直かなりキツいのですが上述の通りメタが難しかったので、トップ3デッキ全てに有効かつ後攻でも間に合うカードを自分なりに探した結果これになりました。一応聖杯も良い線いってましたが肝心のミラーで強くないので不採用。

亞白龍はミラーではそこまで強くないのでコンセプトとは相反するカードになります。これはTGを見て採用していて、虹光ハルバートを超えるには必須なので採用していました。後攻ならミラーでもそこまで邪魔にはならないので許容範囲かなと思っていました。

最後に

お読みいただきありがとうございました。あまり参加できなかったですが自分なりに考えたことはあったので、こういった記事で吐き出せたのは良かったと思います。皆様にも何か役立てば幸いです。

せっかくなので？デュエル仲間を募集して終わりたいと思います。

自分デュエル相手がいないのが悩みなので、デュエルお友達は常に募集中です。もちろんこういった大会に向けてのガチ調整じゃなく、普通のカジュアルなデュエル仲間も募集してます！

リモートもやれるので、よかったらX(旧Twitter）やDiscordで繋がってもらえると喜びます。Discordのサーバーもやっていこうかなと思っているので参加していただけたら嬉しいです。一応イメージとしては雑談のみもOKの緩い感じを目指している感じ。

という宣伝をしつつ今回はこれでお別れしたいと思います。X(旧Twitter）のリンクは下に貼っておきますのでよかったらお願いします！ディスコードサーバーはでき次第Xで告知しプロフィールに貼っておくので良かったらチェックしてみて下さい。

では終わります！ありがとうございました〜！

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