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東根温泉、芸術の旅館「石亭小松」で2連泊

こんにちは。テレワークの会社員です。

9月のシルバーウィークは、前半は夫婦で、後半は一人で旅行の予定です。今回は前半の旅行で宿泊した旅館についてご紹介します。

もともとは、銀山温泉のノスタルジックな街並みに憧れて、銀山温泉の旅館に宿泊するつもりでした。

銀山温泉は、かつて銀採掘が行われていた土地でしたが、江戸時代中期には産出量も落ち、閉山に。その後、温泉地として栄えるようになったとのことです。大正末期~昭和初期に建てられた、木造多層の旅館が立ち並び、ノスタルジックな景観が守られています。一部近代的に建て替えられた旅館もありますが、そこに目をつぶると、ここの街並みはまるごとそっくり映画のセットのようです。

この銀山温泉から旅館を選んで2連泊の予約をしようとしたところ、残念ながら、繫忙期の連泊は受け付けていないとの回答。付近の旅館を調査し、(付近でもないのですが)同じ山形県の東根温泉にある旅館「石亭小松」を見つけ、こちらを予約しました。


結果的には大満足。とても気持ちよく2泊を過ごせました。客室10室の、落ち着いた旅館です。石亭というだけあって、旅館のお庭はいたるところに石が配置され、風情があります。

宿泊者用のお風呂も、銘石が配された岩風呂です。24時間いつでも入れるのがありがたい(私は夕食後にお風呂に入るという通常スタイルなのですが・・)。

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源泉100%かけ流しのお風呂で、めちゃくちゃ熱い~。60度以上です。お風呂に入る前に何度もお湯を体にかけたりして慣らさないと入れず、しかも少し浸かってあっという間に出てしまったのですが。体が芯から温まります。ポカポカです。寒い冬には確かに体に良さそう。

部屋についている内風呂も、蛇口から60度以上の源泉が出るお風呂。さらに、日帰り温泉「こまつの湯」が併設されており、旅館の宿泊者は追加料金なしで入れます。廊下を渡ってすぐです。「こまつの湯」は近隣の方に大人気のようで、広大な駐車場には常に何10台も車が止まり、浴場も賑わっていました。

なお「こまつの湯」には、卵を持参すると、お風呂に入っている間に温泉卵を作れるというサービスあり。よく考えると、温泉卵ができるほどの温泉、温度も熱いですよねぇ。

今回の宿泊は奮発しまして、最大8名まで宿泊できるというリッチなお部屋にしました。広い広い。我が家よりはるかに広いです。

和室10畳+6畳(ふとんが敷いてある)+洋間(ベッド)+広緑+化粧の間。

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旅館内でくつろぐ時間も長かったので、ベッドでごろごろして休んだり、夜はふとんで寝たりして、全面活用しました。

「石亭小松」の一番の特色としては、館内いたるところに絵画が掛けられていることです。小さい美術館のようです。藤田嗣治、サルバドール・ダリの絵もあります。

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美術品に囲まれた数日を過ごしたくて、この旅館を選びました。アートは最高の贅沢です。

お食事をした部屋にも絵が掛けられています。吸い込まれそうな白樺の木など。

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写真の下に、ポットや炊飯器が写っています。日常の中に絵画があるのがとてもリッチな感じ。

2泊3日の間、朝食と夕食も旅館でいただきました。食器がどれも非常に美しく、目にも楽しいです。

ある日の夕食の一部。

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ある日の朝食。

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仲居さんもほどほどの距離感を持って親切に接してくれるので、とても居心地がよかったです。お値段もよいのですが、それ以上に贅沢気分を味あわせてくれる旅館でした。Wi-Fiも整備されているので(たまに切れますが)、こういうところでワーケーションしたいな・・。贅沢だけど・・。

またがんばって仕事して、再訪できるようにします!

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