山形県を電車とバスで乗り切る、東根温泉 2泊3日の旅程
こんにちは。テレワークの会社員です。
シルバーウィークの前半は、山形県の東根温泉の旅館に2泊しました。今回は、その旅程を記録します。
■土曜日
午前中に出発。今回は、車を使わない旅です。東京から仙台まで新幹線に乗ります。このスタート時点ですでに、この旅行を象徴するかのようなミスをおかしていることに、翌日気づきます。
そのミスとは。みなさまご存知のとおり、山形県には「さくらんぼ東根駅」という新幹線が止まる立派な駅があるのですが、私はそれに気づかず、仙台までで新幹線の切符を買ってしまいました。「さくらんぼ東根駅」で降りれば20分程度のバス乗車で旅館に着いていたところ、「仙台駅」で降りたことにより、1時間30分ぐらいバスに乗ることになりました。
Googleマップで自宅から旅館までの経路を調べたら、東京駅⇔仙台駅の新幹線と指示されたので、それを鵜呑みにしてしまったんですよね。おそらくバスの時間の問題などにより、その時間は東京駅⇔仙台駅が最速だったのかもしれない・・。
このあと、2泊3日の間、山形を移動するにあたっては電車とバスに苦労したりしましたが、それも旅の醍醐味です。
というわけで、この日は仙台駅で新幹線を降りたあと、1時間30分バスに乗り、ぶじ旅館に到着しました。
■日曜日
この日は、ノスタルジックな街並みが売りの銀山温泉を見学に行こう、と旅館を後にしました。
東根温泉から銀山温泉への道のりは、とくに整備されていません(そんな温泉のはしごの仕方をする人はいないでしょう)。車だと40分ぐらいで着くようですが、タクシー代節約のため、バスと電車を乗り継いでいくことにしました。
途中駅として、前日まで知らなかった「さくらんぼ東根駅」にも、1時間ほど滞在。電車の待ち時間が1時間ありましたので。
山形県のさくらんぼ生産量は、日本のさくらんぼ生産量の4分の3を占めるとのことです。すごい。銅像もさくらんぼを掲げています。
途中、バスの待ち時間が1時間半ある箇所があったため、1箇所やむを得ずタクシーに乗り、2時間ほどで銀山温泉に到着~。
銀山温泉とは、大正末期~昭和初期に建てられた木造多層の旅館の景観を残していることで有名です。今回は、この街並みを見るために銀山温泉まで来ましたが、次回はぜひ旅館に泊りたいです。「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われたり、「おしん」の舞台としても使われたのですが、これだけの街並みを残していたらそういう効果もあるよなぁ。中には、近代的に建て替えられた旅館もありますし、建て替え中の旅館もあったので、今後どうなるかやや心配ですが、貴重な文化遺産ですので、できるだけ残してもらいたいなぁ。
銀山温泉の街並みは、15分ぐらいで回れるほどの小ぢんまりとしたものですが、温泉街の突き当りに滝があるのがまたすごい。
マイナスイオンに満ちています。ボーっといつまでも眺めていたい滝です。
銀山温泉に感銘を受けつつ、またバスと電車を乗り継いで東根温泉の旅館に帰りました。
■月曜日(祝日)
旅館でいつもどおりの素敵な朝食をいただいた後、荷物を持って仙台駅行きのバスに乗り込みます。仙台駅から新幹線に乗り、昼過ぎには自宅に到着しました。
山形県は広い、日本はもっと広い。毎月1週間ぐらいワーケーションできないものか。今後の生活の目標としたいと思います。