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【スキの最大公約数を見つけたい】第2回 野球観戦

おはようございます、赤福です。今日は木曜日…家にいすぎてもはや日付はわかりません。それでも、ちゃんと生きている。

偉い!!!!!すごい!!

さて、今日は例の企画の第2回です。私が私を語る上で欠かせない、野球について考えてみたいと思います。ですが、正直言えば短い人生とは言え、野球と私は長い付き合いでございます。ゆえに話がとっちらかる予感しかしません…。

まあそんなこと考えても仕方ないので、タイピングの進むままに書いていこうと思います。今日も駄文にお付き合いくださいませ。

出逢い

私と野球との出逢いは、物心つく前まで遡ります。家が東京ドームに近いこともあり、祖母によく連れて行ってもらっていたのです。加えて当時はまだまだ地上波放送全盛期。何が面白いのかもよくわかっていませんでしたが、野球を見るのは好きでした。そんな私の初恋の相手は阿部慎之助選手でした…。

小学校6年生。母親が私を、ライト外野指定席に連れて行ってくれました。それまではバックネット裏が主な観戦の場だった私にとって、外野席は少し怖いところでした。たくさんの人が一糸乱れぬ動きで応援しながら、戦況に一喜一憂しているのです。聖域のような感じでした。

しかし一度踏み入れた私は、その雰囲気にどっぷりハマってしまいました。聞けば母親も、中学生から高校生にかけては後楽園球場に通い詰めた口だそうで。血の力、すごいよね~。

魅せられて

ここまで一度も言及していませんでしたが、私の贔屓球団は言わずもがな読売ジャイアンツです。20年以上、熱量に波はあれど、浮気をせずに巨人一本で応援してきました。VIVA、ジャイアンツ!!

さあ、話を戻します。

プロ野球の応援に魅せられてしまった私。自分の好きな選手のユニフォームを着て、球場でしか食べられないご飯を食べて、目の前の試合を見守る。そして、みんなで声の限り応援する。なんてことないのですが、何千人の声が揃う空間、みんなの心の向かうベクトルが同じだと思える空間は、なかなかありません。その特別感は凄まじくて、野球のことも応援のことも、新しい知識を得るたびにのめりこんでいきました。

そしてなんといっても、球場ではたくさんの人との出逢いがありました。みんな、同じ巨人ファンとして繋がっているだけで、本名も肩書も知りません。それでも、会えば挨拶をして、軽く話して、試合が始まればそれぞれの席に応援に戻る。勝っても負けても、また今度ね、明日は勝ちましょうなんて言い合って帰宅の途に就く。

中高時代、多感な時期と言われるこの時に、家でも学校でもないけど、私を受け入れてくれるコミュニティがあったことに、今になって考えればすごく救われていたのだと思います。そのあたりも含めて、私は球場が大好きになりました。

醒める時

高校の卒論も「野球観戦」をテーマに書き上げ、大学ではもっと行くぞ!やるぞ!!と思っていた矢先。ある事件(全然事件じゃないけど、私にとっては大事件オブ・ザ・イヤー)が起きました。

突然の推しの引退

ハイ、これ本当に泣きました大号泣でした。驚くなんてもんじゃありませんでした。その時の流れからして、仕方のないことといえば仕方のない引退ではあったので、暴れまわらなくてなくて済んだのですが。それなりの功労者だったので、引退は華々しく飾ってくれるだろうと、心のどこかでずっと期待していました。引退試合には、最大限の声援を送ろうと思っていました。ですが、それは叶わぬ夢となり、現役引退即監督となった彼を、球場で見守ることしかできなくなりました。

この時から、私は外野で応援することがなくなりました。そして、球場で会っていた仲間とも会うことは無くなりました。

忘れられない

多い時では年間30試合以上球場に足を運んでいた私ですが、その数は半分以下に減ってしましました。単純に忙しくなってしまったのが理由ですが、彼が監督になってからは野球そのものの楽しみ方も若干変わったように思います。

それまでは、がっつりコミットしていましたから、野球観戦はもう趣味とかいう意味合いよりも、それこそ「仕事」に近いような感覚で私の頭の中を占めていました。しかし、今はひとつの趣味です。好きなことに変わりはないのですが、付き合い方が少しライトになりました。

それでもシーズン中は、月に2度は必ず球場に行っています。というか、行きたくて仕方がなくなる。あの何万人もの想いが渦巻く、熱い場所が恋しくなるのです。そして、そこでしか味わえないいろいろなものを堪能する。五感を揺さぶられに、球場に足を運びます。

惹き戻される

今の私にとって、野球観戦とは日常に彩りを加えてくれるスパイス。

3月から11月まで、ペナントとCS、日本シリーズを含めたシーズンが終われば、ドラフト、平行してストーブリーグが始まり、あっという間に春季キャンプが始まって、OP戦、また1年、長いシーズンの幕開けとなるのです。野球には休みがありません。野球があることが日常だとしたら、野球観戦は非日常を味わわせてくれる最高のハレの日コンテンツです。

娯楽が多様化する中で、プロ野球の観客動員が落ちない理由を、身をもって体感している気分です。コアなファンも、ライトなファンも、まるっと受け入れる懐の深さが野球にはある。何十年と、日本で企業スポーツやっているだけのことはあるなと思います。

野球場には、様々な人がいて、様々な付き合い方をしています。それでも、最後に向かうところはみんな一緒。チームの勝利です。その一体感と、それを盛り上げてくれる多様な演出の数々。まさに、ダイバーシティという感じで、本当に面白いですよ、野球場は。うん、こんな感じのことを全身で感じつつ、野球というドラマチックなスポーツに心を預けて、ガンガンに揺らしてもらう。最高の非日常の体験がそこにはあります。

to be continue...

今回は、野球というトピックの中でも、球場での観戦について書いてきました。最大公約数が見つかった気はしませんが、言語化できて少しすっきりしました。え、妥協してるって…??

いや違うね!!

ほら、皆まで言わんほうがいいこともあるじゃん。ジャパニーズ趣なめてんじゃねーぞ!なんなら「エモいから」でも伝わるぞ、これ!!!!

・・・そうしたくないからこの記事書いてるんじゃなかったっけ。そだよね、きっとそうなのよ。まだまだ因数分解しきれていない。

なに、心配しなくていい。この先もこの記事を書き続けていけば、きっとしっくりくる言葉に出会えるさ、メイビー・ベイビー。

どこかの回で、今回も登場したマイ・ヒーローについて書きます。永遠のプリンス。


おわりっち(^O^)/!!


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