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【スキの最大公約数を見つけたい】第1回 メモする
おはようございます、赤福です。
今日は記念すべき「スキの最大公約数を見つけたい」の第1回目です!
とはいいつつ第0回で結局何故この記事を書き始めたのか全く説明しきれなかったので、少し紹介してから本題に入りたいと思います。おうち時間について胃から上がってくるものを吐き出していたら、文字書き体力が底を尽きていた。情けねえ…
スキ公ってなによ?
先日某書店に行った時、一冊の本のタイトルに目が釘付けになってしまいました。その本とは、『「好き」の因数分解』(最果タヒ著・2020年)。著者と自分の「好き」との関係性や、「好き」である理由を延々と述べていくスタイルのエッセイ本といえば伝わるでしょうか?
自分の「好き」を、自分で考え、分析する。その過程を因数分解と言っているのだと私は解釈しました。そして、常日頃から「スキ」が好きなんだよ~と呪文のように唱えている私ですが、よく考えたらちゃんと因数分解したことがないなと思いました。
この【スキの最大公約数を見つけたい】は、純度100%『「好き」の因数分解』からインスパイアされた言葉です。漠然と「スキ」が好きな私が、自分の好きなものの共通点を見つけていくこと目的としています。
とは言っても、見ず知らずの人(ごめんなさい)の「スキ」に1300円払う勇気がその時は無かったので、この言葉を使う以上は責任を持って読もうと思います。おうち時間。「スキ」が片仮名であることにそこまで深い意味はないのですが、なんかイイと思ったのです…。
「メモする」ことがスキ
ワタシ、スグ、メモる。まじで、すぐ書く。文字通りのメモ魔です。ノートが大好き。手紙の類も好きです。
何がスキかといえば、たぶん「書く」ことが好き。
私の書き方は、図や矢印・記号をふんだんに使って直感的に書いていくスタイル。実際のメモは設計図みたいな感じになっていることがほとんどです。なのでこのnoteのように、センテンスを連ねていく書き方は、じつじつの実は苦手なのです。そんな自分のことを、私は「ズシラー(意:図示をする人。図示ラー。)と呼んでいます。
みんなも使っていいよ、ズシラー。
仕事のプランも、日々のTODOも、内省も、中学受験時代のノートもみーーーんな図示。ズシラーとしての人生は幼き日より始まっていたんだ…。
ズシラーの思考の何故
図示でノートを取るようになった理由は、今となってはよくわからないのですが、今もその手法を続けているのは、それが一番理解しやすいから。
思考も含めて、この世界に存在しているものはだいたいそうだと思うのですが、物事ってのは全ての事柄が複雑に絡んでいて、全てがどこかで繋がっている。でも、言葉や文章には、絶対に前後が出来てしまう。だから、それをその文章の通りに追っていくと、話の全体像が掴みにくい。
しかし図示は、その前後に縛られないスタイルを取ります。だから物事を大枠で捉えることが出来る。物事と物事の関係性や因果を、言葉だけでなく感覚でも理解しやすいのです。さらに言えば、対象の咀嚼と理解を書きながら同時にしているので、自分のモノにするまでの時間が半分で済みます。
私は物事を大きく見てから中を詰めていくのが好きなタイプ。というか、全体が見えてないものは怖いビビりなので、これがしっくりきたのかなと思います。
ただVAKやパターンなどによって、かなり好みが分かれるところだろうとは思いますので、あくまで私個人の考えでございます。最大限のエクスキューズ!
ズシラーの思考の癖
そんな感じで、直感的なわかりやすさを重視したノートをつくってきた私ですが、本格的にズシラーになったのは大学に入ったころ。板書のない講義、初めてのアルバイト、就職活動。4年間をギュッと閉じ込めすぎな気もしますが、何はともあれ主体的にメモをする機会が格段に増加しました。
その全てに基本共通していることとして、4つの癖があることがわかりました。前項でも述べた「大枠で理解する」ためだと思います。
①全体で観る:何についてなのか
②ゴール(目的・目標)を観る:何がゴールなのか
③自分に正直に:今の自分の言葉で、カッコつけない
④シンプルに:で、結局何をするのか
フレームを自分で作って、常にツッコミながらものを考える癖がつきました。これ、まじで良し悪しだなと思います。
ズシラーの思考の末
考える癖というのは、様々な場面で役立っていると感じると同時に、面倒くさいなと感じる時も多いです。
人の話を聴いている時に「なんで?」が気になって仕方がない。この「なんで?」って質問、同じ話題で3回投げかけられてご覧なさい。考え慣れてないと超絶鬼ファンタスティック面倒臭いから。うるせえ!!って言いたくなっちゃう。
でもさあ!!!!!!
なんでそう思うのかって、めっちゃ共有したくないですか?実際には共感出来るかわかんないけど。それでも、物事の理由の部分が知りたい。そこが見えてくれば、もっとそのものの魅力も増してくる。愛着が沸く。
意味がないことなんて、この世界にないと思う。
考えることを止めないで
メモは思考の具現化であり、複雑な感情さえ因果を可視化できるツール。そんな気がします。
そして、私が本当に「好き」なのは考えることだったようです。
思考や情報をひとつに整理し、状況を俯瞰する。そうすれば、今いる場所とやるべきことが明確になっていく。ただ今回の「メモする」と「考える」は、鶏が先か、卵が先か状態。どちらが先なのか私にもわかりません。
ですが、私にとってメモは、考える時間をより有意義なものにしてくれる最高のサポートツールであることは間違いありません。そして、考えることで、それを自分の言葉にすることで、その人の持つ力、魅力、奥深さ、面白さは何倍にもなると、私は確信しています。
最初は面倒かもしれないけれど、きっとめちゃめちゃ変わるはず。何かが。だから、どうか考えることを止めないでくださいね。
私も、もっと考えて、表現していきたいと、改めて思いました。
最後に…メモはいいぞ~~~!!!!!
おわりっち!