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夏休みポエム

職場にて二週間ほどの夏休みを勝ち取ったので、心は再びニート状態となっており、久々にnoteをかいてみる。このnoteをはじめたのは、無職期間を書き留めておくことが目的だったなって懐かしくなった。

休んでみるとこれまでの労働は当然頭からすっぽり抜けるので、働く前の記憶がわーっと蘇ってくる。思い出す必要ある?って思うような辛いことハイライトが頭を駆け巡るので、ちょっとした地獄である。つらいことは言葉を尽くして外に吐き出したってカウンセリングを軽く受けてみたって、なかなか落ちない鍋の焦付きのように、取れてくれないなって思う。

一方で、以前よりちょっとだけ自己理解?が進んだので、もう「ふつう」になれなくていいやっていう諦めの心が強くなってきた。飲み会が苦手でもいいし、馴れ馴れしい人に無理にニコニコしなくていい。ずっしりどんよりした自分自身でもいい、TPOをわきまえて変な場所で自分のドロッとした本心を出さなければなんでもいい。というか…自分が夢見るふつう像はある種成功し続けなければなれない無理像であり、挫折なく競争社会のなかで「努力し続けたから今の自分があります!」ととニコッと言うのは結構きついと思われる。このルートに乗っていたら、今頃VERY妻的なものに憧れて無理だーって思って闇落ちしていた気もする。人が定めた、羨ましがられる成功の矩形に入り込めるほど、野心もガッツもタフさもない。

そんなわけで、会社員の有給制度を存分に利用して経済的に困窮したり税金支払いなどにビクつくことなく、自身のキャパなどを悟って変な野心とかで自意識と現実の狭間で苦しい気持ちになることもなく、あっつい夏だし昼間は日中家にこもって漫画と小説を読んで夜散歩…という生活は最高の贅沢をしている気がする。不安なく好きなことをできる時間は、今みたいに夜更かししてnoteかいちゃうから生活リズムが狂う怖さも感じつつ、この時間は自分に必要な気がするから…、3年以内に経済面に不安なくこうやって休めますように。


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