15周年デジタルシングル「キラキラハルカ」「手と手」発売に寄せて〜その５〜

「キラキラハルカ」
作詞作曲：白石玲子　編曲：根岸孝旨
piano しらいしりょうこ　bass 根岸孝旨　drums 平里修一　guitar 真壁陽平　 synthesizer 友成好宏

10周年アルバム『最愛』のレコーディングをした想い出の場所、
Mouri Artworks studioにて。

奥にちゃんとエンジニア飯尾さんも写ってる！！
人と会わない時間がそれまで長かったせいか、
久しぶりに大好きな人たちに会えて、
そして一緒に音を出して記録することの喜びよ。

ギター真壁さんは初めましてだった。
根岸さんが作ってくれたデモにギターが入っていなかったので、
全体のイメージがしにくくて、
それを伝えたら真壁さんが事前に自宅でギターをデモ録音してくれた。

一気に一気に曲がカラフルになって、
「キラキラハルカ」になっていった！！
真壁さんのギターの音を聞くのは初めてで、
かっこ良くて洗練されていて、
そしてちょっとレトロな雰囲気で、、、
とっても素敵だった。

そしてデモの時から根岸さんのベースも相変わらず素敵で。
私は自分で作詞作曲をするようになる前、
Coccoのセカンドアルバム『クムイウタ』に収録されている
「夢路」という曲のベースで、
初めてベースという音を認識できるようになった。
このメロディー、なんて素敵なんだろう、
なんて素敵なギターなの！！と思って、
その音を辿っていくとギターに辿り着かない。。。
もしかして、これは、これがベースという音なのか！！と。。。
それが根岸さんのベースだった。
だから根岸さんのベースの音は私にとってホームのよう。

ドラムの平里さん。
『最愛』の時に初めて会ったのですが、
それ以降ライブでもドラムを叩いてくれています。
ご本人は、、、とにかく面白くて、
彼がアップするインスタグラムの写真とか、
「あ〜〜〜、負ける。。。」といつも想う。
ドラムはどっしりしていて、グルーブがかっこよくて。
いつも平里さんに素直な想いを話せるので助けられています。

シンセの友成さんは今回初めましてでした。
レコーディング2日目のvolta studioで
怒涛のスケジュールのなか来て頂いたので、
一緒に写真が撮れなかった。。。泣。

自分一人、部屋で静かに作った曲に
皆さんが息吹を吹き込んでくれて、
こんな風に、形になって音が重なって
１つの作品になっていく。

音楽を通してこんな経験をして、
そしてこんな素敵な人たちに出逢えること、
それが私の人生の宝物です。

キラキラハルカ by しらいしりょうこ

手と手 by しらいしりょうこ