15周年デジタルシングル「キラキラハルカ」「手と手」発売に寄せて〜その6〜
「手と手」 作詞作曲:白石玲子 編曲:根岸孝旨 関向弥生(blue sofa)
piano しらいしりょうこ violin 梶谷裕子 須原杏 viola 田中景子 cello 橋本歩
10月初め、
根岸さんと打ち合わせをして「手と手」のデモを聴いてもらった時、
根岸さんがすぐ「このアレンジは弦カルだけで良いね」と言った。
私もこの曲は弦に入ってもらうイメージがずっとあって。
音楽を作り始めた頃から、
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの音色が大好きで、
いつか弦カルだけのアルバムも作りたいな〜と考えていた。
それまで弦カルと演奏したことがなかったので、
15年目にしてようやく夢が叶う!!
根岸さんが「ピアノも歌も弦カルとせーので録るのは?」と。
レコーディングという環境に慣れていない私は不安に思ったけど、
挑戦してみたいと思った。
今回レコーディングのコーディネートをして下さった、
安藤さんに相談して、
せーので録るならいつもライブで一緒に演奏している
ヴァイオリンの梶谷裕子さんにお願いしたいと。
自分でも裕子さんに電話。
「裕子さんと一緒じゃないとせーので録音できる自信がない!?」と
情けない相談だったけど、、、
裕子さんは「もちろんだよ〜」と弦カルメンバーも裕子さんが呼んで下さることに。
10月に配信ライブをやったvolta studioにて。
いつも裕子さんが一緒にやっているメンバーということもあって、
皆様の息もバッチリ。
初めましての須原さん、田中さん、橋本さんでしたが、
皆さんとっても暖かくて
「レコ発ライブやるときは駆けつけますよ〜〜〜!」と言って下さって。。。
結局、歌は後から録音することになって、
ピアノと弦カルを一緒に録音。
ピアノは別室だった。
あ〜〜〜本当は皆さんの音の波動を体感したかったな〜〜〜!!
この日は「手と手」ピアノ、弦カル、
「キラキラハルカ」ピアノ、「手と手」歌、
これを半日で録音するという超タイトスケジュール。
テレビ番組で著名なシンガーが、
1曲の歌の録音に1週間掛けている様子が流れていたのを思い出す。
そんな風に時間を掛けてレコーディングすると
どんな仕上がりになるんだろうと想像がよぎる。
レコーディング終わってから裕子さんにお礼のメールをしたら、
弦カルのメンバーが私のピアノの音色がすごく素敵だったと褒めてたよ〜と。
ピアノの音色を褒めてもらえるのが何より嬉しい。
そしてレコーディングを進めながら、
私はいつも他の作業も同時進行。
ジャケット撮影、デザイナーさんとジャケットの打ち合わせ、
配信会社の登録、JASRACへの登録、発売までのスケジューリング、、、
15年前からこれら全て、
本来所属事務所やレコード会社、出版会社がやる手続きを
自分でやっている。
バーコードだって自分で発行できるもんね。
〜次回へ続く〜