キャラクターいかがっすか～⑤「価値観の違い」と「共感」

取材したり、人と話したりして

自分の「価値観」と違う人と会うとラッキーと思います。

その違いを描こうと思うからです。

でも、ついつい自分と同じところを探しています。

というか、共感できないと描けないんですけど・・・。

共感できるところが見つかれば

それで話が１本できたりします。

高樹源太

ちょっとエッチな人情医師

仕事優先で妻と上手くいかなくなり離婚

娘命。

しかもちょっとやさぐれてもいる。

第５巻Ｃａｌｌ.４１　「本当、悪いけど」

高樹といキャラクターがより鮮明になりました。

人情派はいいけれど

「患者の近くにいる」を建前にして

「進歩が滞ってしまっている」

いわゆる保守的。

「いい先生」というのはどういう先生？

というようなテーマでした。

この回、

緒田の発言

「仕事の忙しさを言い訳にして家族の一員であることを放棄してきたのでは・・・？」

第３２巻（１１月２２日発売）を観て頂くと

なぜこのような発言をしたかわかると思います。

数多くの場面で登場してもらいました。

今思うと

一番私の好きな医師だったのかもしれません。

当初、小峰とくっつけようかと考えていましたが

話が進むうちに

２人ともキャラがたってしまい

そこまでいきませんでした。

今は、それでよかったと思っています。 

現在１～３巻無料です。

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