24年はメタバース特許からスタートです。
革新的な技術の特許出願とスタートアップの道のり
僕が開発しているメタバースの「スマホカメラ1台で空間移動含むモーショントラッキングを実現するシステム」の特許が出願された(特願2024-004908)ので、この機にスタートアップのファウンダーとしての発信を再開していこうと思う。
ちなみに特許は出願から取得まで数年かかる。ただ、出願しておくとその時期がそのまま優先権のようなものになるので、あとは取得まで根気強く淡々と実行するのみです。
2024年が明けて、2月8日で僕がWeb3.0分野でスタートアップを立ち上げて4年目に突入します。
DAOとTHEO COINの進化、そしてメタバース「GOGH LAND」の開発
2021年2月、自律分散型アートスタジオとしてRyo Konishi DAOを設立して、DAOが運営するプロジェクトのワーク(ウィッシュリストと呼ぶ)のリワードとして流通させるためにgnosisチェーン上にTHEO COINを作って、THEO COINの価値の裏付けにNFT ARTプロジェクトを立ち上げました。
DAOが徐々に稼働を始めるようになったころ、本丸のメタバース「GOGH LAND」の開発がスタートしました。
NFT ARTプロジェクトの成功もあり、2022年1月にはTHEO COINで無農薬野菜やお米、カレーなどさまざまな食品や物品が購入できるようになりました。小さな一歩ではありますが、今や宿泊施設も含めさまざまな商品やサービスが購入できるようになっています。
そしてメタバース「GOGH LAND」のユーザーフローの骨組みを体験できるプロトタイプが完成し、開発も第2フェーズであるSNS機能全般の実装にコマを進めました。
あっというまに2023年に突入し、NFT ARTプロジェクトとメタバースプロジェクト以外にもIRLプロジェクトであるART DRIVEN BASEが動き出し、神戸三ノ宮元町駅付近にWeb3.0体験型の完全会員制バー「RYKNSH concept」がオープンしました。
プロジェクトの挑戦と進化、そして未来への展望
GOGH LANDの開発も第3フェーズにコマを進め、いよいよコアコンセプトである「演出という魔法を全ての夢追い人にギフトする」機能「GOGH STUDIO performance creator」の開発がスタートしました。これが今回特許出願中の独自システムです。
そんな最中、秋口頃にプロジェクトのスターティングメンバーだった仲間が虚偽報告で数千万使い込んじゃってた事変で資金繰りの問題でダウンサイジングを余儀なくされましたが、春先には「GOGH STUDIO performance creator」のβ版が完成予定です。
精神的なダメージも大きく受けた23年でしたが、新たなチームビルディングのきっかけにもなったし、不要なものと必須のものがくっきりと鮮明に浮き出た1年でもありました。脱皮的ないい機会になったかなと今では思えるようになりました。
意味のないことに意味を加えてワイワイできるのが人類の特権だと思っているので、23年の絶望と失望をバネに24年の飛躍を誓いたいと思います。