子どもの能力10倍アップ___2_

新生児期ママに捧げる楽ママ”メソッド

こんにちは。山内涼子です。


お子さま誕生
おめでとうございますっ!


そしてトツキトウカの
激動の日々から
出産まで本当にお疲れさまでした。



さて

出産でボロボロのまま始まる
はじめての育児...


・先が見えなくて不安になる日
・このままであってるの?
・ただただ可愛すぎて涙でる


色んな感情に
踊らされていると思います( ˙꒳​˙)


そんなあなたの気持ちを
少しでも"楽に"

そして、
ダイヤモンドの原石である
お子さまの才能を
最大限に輝かせる魔法を
このnoteではお伝えできたらなと思います。


子どもはそれぞれ違う
千差万別
もちろんそう思います。


しかしながら
・ベストなタイミング
・適切な声のかけ方
・才能の伸ばし方

は存在します。


お子さまの大切なその瞬間を
逃さず伸ばすために
ぜひこのnoteをご活用ください。


これを読んで下さっている
あなたと一緒に
楽しく輝く子育てできることを
光栄に思います。


それでは
お子さまの能力を10倍に伸ばす
”楽ママ”メソッド

をお楽しみください( ¨̮⋆)



新生児の脳とカラダの特別な関係


生まれてから4週間は
新生児期と呼ばれ
とても神聖な時期です。



右も左も分からない
新米ママにとっては
毎日が試練の連続ですよね。


私はとにかく
この今にも壊れてしまいそうな
か弱い我が子を

死なせないよう
細心の注意を払いながら
会陰切開のあとの痛みに耐え
慣れない授乳を繰り返す毎日でした。

画像9

そんな大変な時期だからこそ
子どもの成長を知り

最小限の労力で
最大限能力を伸ばせる方法

知っておくと

不安に苛まれることなく
幸せな4週間を過ごせることでしょう^^*


新生児期はよく言われるように

・お腹すいた
・オムツが気持ち悪い
・ゲップが出なくて気持ち悪い
・眠たい/眠れない

この4大理由で泣くことが多い

というのは有名ですよね。

これらは
生きていくにあたって
最低限必要なこと


では
それ以外の時間は
どのように過ごすと
才能を伸ばしてあげれるでしょうか。



生後0日から赤ちゃんにできること


赤ちゃんは生まれながらにして
反射的に行動できる動作(原始反射)が
約14種類ほどあるといわれています。


分かりやすい可愛い絵を
つんさんが書いて下さっていたので
ぜひご覧下さい。


たとえば
生後0日のお子さまが
すぐミルクを飲めるのは
吸啜(きゅうてつ)反射のおかげ。

手のひらに指を入れると
握ってくれるのは
把握反射のおかげ。
(保護者から落ちないための反応)

このように
生きていくために最低限必要なスキル
それが原始反射です。


これらは
中枢神経系によって起こされる反応で
脳の前頭葉が発達するに従って
消失していきます。


それでは具体的に
どのような反射があるのでしょう。

そして私たち親は
どこを気を付けたらよいのでしょうか。


哺乳反射

赤ちゃんが生きていくために
いちばん必要な反射ですね。

・乳首を探しだし
・くわえ
・ミルクを吸い込む
この一連の動作すべてが
反射によって行われます。

画像2

この哺乳反射は
全哺乳類に備わっており
生後6~7か月ころに消失する
と言われています。


生後6~7か月といえば
ちょうど離乳食が本格化するころ。

まさに
ミルク→食事へと移行期に
消失するようにできているんですよね。


この反射によって

・口を閉じれるようになる
・食べ物を口に含むことができる
・しっかり噛み潰して飲みこめる

という食事の行為が
行えるようになります。

反対に
この哺乳反射が統合されないと
・口が閉じれない
・しっかり噛めない
・呑み込めない(すぐ詰まる)
ということが起きてしまいます。



では
私たちはどのようなことを
気を付けるとよいのでしょう。


これは
おっぱいの浅飲みをしていると
なりやすい
と言われています。


ママの乳首を
痛める原因にもなりますので
この時期から深飲みを意識
舌の奥を使って飲むことを
教えてあげるとよいでしょう。


実際にママ自身で
哺乳瓶の乳首で試してみるといいですが
乳首から飲む行為は
意外と難しいです。

それだけ
多くの筋肉を使っている
ということですね。


ママの乳首のためにも
ぜひ”深飲み”を
意識してあげてください。



■モロー反射

赤ちゃんが急にビクついて
両手を広げる姿を
見たことはありますか?

画像1

大きな音や
突然の動きなどに反応し
両手を広げてビクつき
時には泣き出す

これが
モロー反射です。


これは
小児科医 エルスト・モローによって
発見された反射で

その昔、、、
突然敵に襲われ
保護者(親)が逃げるとき

置いていかれないように
親にしがみつくため
この反射が備わったといわれています。


そのため
少しの音や動きに
とても敏感に反応します。


では
この反応を知ったうえで
私たち親は
どのように接したらよいのでしょうか。


先にお伝えしておきたいのは
この反射自体は
無意識で起こるものなので
気にする必要はありません!

「静かに生活しないと。。」
「ゆっくり触らないと。。」
と神経質になってはいけません。


このビクつきも
必要な成長過程での反射です。

産後でホルモンバランスが崩れ
ただでさえ
ママは敏感です。

これ以上敏感にならなくて
大丈夫です。



それをふまえた上で

お子さま自身に
「ここは安全だよ」ということを
知ってもらうために

ヒトコエ運動
をオススメします。


どういうことかというと

赤ちゃんに何か動作を行う前に
ひと声かける”という
とてもシンプルな手法です。



たとえば、、

オムツを変えるときに
いきなり
オムツテープをはがして
お尻を拭く

のではなく



「おしっこ出てお尻気持ち悪いね」
「今からオムツきれいにしようか」
「おしり触るよ~」

とひと声かけてあげてください。


大人もいきなり
肩触られるとビックリしますが

「今から肩マッサージしますね~」

と言われて触られても
違和感ありませんよね。


生後0日の赤ちゃんでも
同じです。


あとで記述しますが
この時期の赤ちゃんは
目はほとんど見えていません。


では
なにで判断しているかというと
耳(聴覚)と肌(触覚)です。


彼らにとって
この2つの感覚がすべてなのです。


つまり
私たちが目が見えてない状態と同じ
と思ってください。


そう考えると
急に抱っこしたり
大きい音がすると
ビクつくのも納得ですよね。


これは新生児期の
お子さまだけに限らず

1~2歳期のお子さまにも
とても有効なスキルです。


というのも
『ヒトコエ運動』をするだけで
お子さまの語彙力が
ぐぐぐーーっん⤴と
あがるというオマケ付き♡


これに関しても
また別の月齢で説明していきましょう。


と一石二鳥の
『ヒトコエ運動』
ぜひ取り入れてみてください(´ー`)


■パーマー反射

これは把握反射と呼ばれ
赤ちゃんの手のひらに指を入れると
握るというもの。


これがうまく統合されないと
・絵を描くのが苦手
・字がうまく書けない
・手先が不器用

という現象が起きやすくなります。


抱っこする機会が多いと思います。

そんな時は
ぜひ手を握ってあげてください。

画像16

手先を脳の発達とは
とても深い関係があります。

手をつなぐことで
お子さまが安心すると共に
将来の脳の発達を促し
手先が器用になるためにも
たくさん手を握ってあげると
よいでしょう。



お子様の能力を最大限に
伸ばすためにできること


1987年の研究で
大きくなっていく
脳の大きさと細胞の数を
調べた研究によると

出生後に
神経細胞は増えない
ということが分かっています。

つまり
出生した時点で
脳細胞の数は決まっている
ということ。


では
どのようにようにして
人間は成長し
さまざまなことが
できるようになるのでしょう。


それは
シナプスという神経回路がつながり
脳のネットワークが完成することで
・言葉が話せたり
・箸が持てたり
・ジャンプしたり

することができるようになるのです。


イメージしやすいように
プラレールで例えてみましょう。

みなさんは
プラレールをご存知ですか?


レールをたくさんつなげて
電車で遊ばせるおもちゃですね。
このレールが神経回路
とイメージしてみてください。


レールをたくさん繋げて
広げておくと
多くの列車が通れますよね。

滞りなく
電車が進んでいきます。

(こんな状態☟ 電車がスイスイ走ります)

無題

こうなると
お話しができたり
ハサミが使えたり
色々なことができるように
なるんですよね。


では
この時期の赤ちゃんの脳は
どうなっているかというと
この状態☟

無題2

せっせとレールを
組み立てている状態

各レールがまだ
繋がってないんです。


だから
この時期の赤ちゃんは
自分で意識して
手や足を動かすことは
できません。


脳内でどの部分を刺激すると
・手が動くのか
・足が動くのか
という神経回路が
発達していないから。


つまり
どのボタンを押すと電気がつくのか
分かっていない状態。


赤ちゃんが
急にニヤッと笑ったり
むにゃむにゃ動いたり
大人が予期せぬ動きをするのは
そのためです。



この
脳神経回路は
生後2~4カ月で急激に増えはじめ
生後8か月のころに
ピークを迎えます。

そして
11歳で大人と同じレベルに
落ち着くといわれています。


ここでポイントなのが
最大値の60%ほど
落ち着くということ。


つまり
生後8か月のピーク時に
どこまで回路を広げておけるか

ということが
ポイントになってきますよね。


この神経回路は
勝手に広がるものではありません。


1962年と少し古い実験ですが
ネコを対象に
生後5日~生後2か月まで
光を遮断して育てた結果
失明したという研究結果が発表されました。

つまり
神経回路が発達する時期に
刺激を与えないと
「必要ない」と判断して
回路が作られなくなるということが
これで分かりました。


使われないレールは
どんどん取り壊されていく...

これが
「シナプスの刈り込み」
といわれる現象です。


ベストなタイミングで
必要な刺激を与えることで
幅広く神経回路を広げてあげることが
重要ということですよね。



では
できる限りレールを広げておくために
この時期に必要な刺激とは
なんなのでしょうか。


ずばり!

スキンシップです。

画像10


とにかく
お子さまの様々なパーツを
触ってあげてください。

さすってあげたり
時には
トントンとリズムを取っても
いいでしょう(´ー`)

とにかく
たくさん触れることで
アタッチメント(愛着)形成を
行ってあげることで
脳も発達していきます。


これは
イギリスの心理学者
ボウルビィが確立した「愛着理論」
によって説明されています。


〈愛着理論〉とは

子どもは社会的、精神的発達を
正常に行うために
少なくとも1人の養育者と
親密な関係を維持しなければならず
それができなければ
社会的、心理学的な問題を
抱えるようになる

というもの。


つまり
新生児期は
スキンシップをはかり
お子さまと親密な関係を
築くことで発達していく(´ー`)


だから

たくさん抱っこしてあげるもよし!
手をにぎにぎしてあげるもよし!
たくさん
触れてあげてくださいね♡



赤ちゃんって目は見えてるの?


この時期の目は
視力0.01~0.02ほどと言われています。

つまり
16~24cmほどの距離しか
焦点が合いません。

画像11

しかしながら
胎児のころから
明暗の区別はついているため


明暗の線いわゆるシルエットを追うことで
さまざまな形を認識しています。

なのでこの頃はまだ
人見知りもありませんよね。

なぜなら
まだ人の細かい顔のパーツは
認識できないからです。


そして認識できる色は
黒・白・グレーの3色のみ。

新生児の赤ちゃんは
モノクロのの世界しか
見えていないんですね。


生後1カ月を過ぎると
動くものに反応するように
なってきます。

そうなると
また新しい刺激を与えてあげると
より脳が活性化されていきます。

こちらはまた
生後1カ月のほうで
説明していきましょう。



夜泣くの。と悩まないで


この時期の赤ちゃんは
まず昼夜逆転していることが
多いです。


昼間はスヤスヤ寝ているのに
夜になると
ずっと泣いてて泣き止まない...

と悩むママも
いらっしゃるかもしれません。


赤ちゃんは
眠りのホルモンといわれる
「メラトニン」
が生成されません。


つまり
夜だから眠たい...
というように
眠りのコントロールが効きません。


生後3カ月ころから
ようやく
昼夜の違いを把握しはじめ

生後6か月ころに
やっとメラトニンが
生成されはじめます。



つまり
新生児期は”昼間は寝るもの
と考えて
夜に備えておくことを
オススメします。


ただでさえ
産後でボロボロの身体です。

お子さまが寝ているときは
ママも一緒に眠りましょう。


ちなみに...
赤ちゃんが泣き止まない時は
お腹の中にいた時と同じように
まん丸にした状態で抱き

背中をやさしくトントンと
心拍リズムでタッチしてあげると
落ち着くことが多いので
ぜひ一度やってみてください。


やはり
トツキトウカ丸まっていて
急にまっすぐに伸びていても
落ち着かないんでしょうね(*^^*)


あとは
耳元て「しーっ」というと
落ち着く場合もあります。

お母さんのおなかの中の音と
似てるんですって。


なかなか泣き止まなくて
困ったときはぜひ
やってみてください。



賢くなる新生児期の接し方とは?


人間を含む
霊長類(サルやチンパンジーなど)
には「集団欲」という
欲求があり

これは独りでいると
不安を感じるというもの。


生後数週間の赤ちゃんは
同じ部屋に人がいる時と
不在にした時で
鼻の温度が下がったという
実験結果があります。

どういうことかというと
部屋にひとりぼっちにされると
不安になり体温が下がった
ということ。


つまり
生まれたばかりの新生児でも
だれか人と一緒にいると
安心できるということ。


人間の根源欲求に
このような図があります。

マズロー

アメリカの心理学者
アブラハム・マズローが提唱しているもので
人間の欲求には段階があるというもの。


これを見る限り
最低限下の3ステップ
・生理的
・安全
・所属と愛情

これらを満たされないと
”自分からやりたい!”という
欲求が沸かないといわれています。


・生理的→食事や睡眠など
・安全→安心できる環境
・所属と愛情→愛してくれる家族

つまり
衣食住+愛情
これがすべて満たされて

ようやく
外に飛び出して
チャレンジすることができるように
なるのです。


まだまだ先の話ですが
保育園や幼稚園に預ける時


つまり
母子分離になるときに
比較的すんなりと
親離れしてくれる


これも
いかにこの時期に
3ステップが満たされているかが
カギとなってきます。


先ほども記載したとおり
とにかくこの時期は
スキンシップを大切に
過ごしてみてくださいねっ。



お話上手になるための新生児期の接し方


この時期のお子さまは
泣くことがお仕事です。

たくさん泣くことによって
口の中の筋肉を鍛えています。

画像6

その後の発語を
スムーズにするために
トレーニングしているのですっ!

だから
お子さまが泣いたからと言って
すぐに泣き止ませようと
焦る必要はありません。


カラダの発達にも記載しましたが
4大理由以外に関しては
抱っこをしたり、さすったりして
ゆっくり対応してあげれば
大丈夫です。



そして
この時期の耳はとても優秀っ。

生まれたばかりの赤ちゃんはみな
どの言語の音も
聞き取れるようになっています。


赤ちゃんは
16~16,000Hzの周波数の音が
聞き取れる能力を持っています。


それに対して
各言語の周波数領域は

日本語:125~1,500Hz
英語:2000~12,000Hz
ロシア語:125~8000Hz

とすべて異なっています。

画像11

日本人が
英語を聞き取れない理由は
ここにあったんですね。


余談ですが
中国語を聞くと
日本人は怒ってるように聞こえる理由も
ここにあります。


中国語と日本語は
重なる周波数帯があるのですが
中国語の周波数と
日本語の怒っているときの周波数が
同じなんだそうっ!

だから
中国語ってなんだか
怒ってるように聞こえるんですね。


納得。



この新生児期の聴力も
脳神経回路と同じで
聞かない領域の音は不要と判断し
だんだん聞こえにくくなっていきます。


ということは
この時期に様々な音を聞かせ
できる限り聞こえる領域を
広げておくことが
親にできることではないでしょうか。


最近は
Youtubeでなんでも聞くことができます。

いちばんシンプルなものを
ご紹介させていただきます。


■英語

▶Super Simple Song

画像12


▶Super JOJO

画像13



■ロシア語

▶Теремок

画像14


▶Бурёнка Даша

画像15



この動画を開く前に注意していただきたい点が
1つございます。


先述したとおり
この時期は目も見えていません。
なので
映像をみせる必要はありません。


オススメは
Amazon Alexa
Echo Dot
です。

画像8

Bluetoothスピーカーとして
活用してみてください。


また3歳ごろになると
こんな感じで
しつけの面でも活躍しますっ!

もし可能であれば
出産準備品に追加することを
オススメします☝



〈まとめ〉生後0か月にやること


さいごに
ここまでのおさらいをしつつ…

お子さまの能力を最大限に伸ばすために
親にできることを
まとめてみましょう。

・ヒトコエ運動
・スキンシップ
・お子さまと一緒に寝て睡眠時間確保
・たくさん泣かせてあげる
・各国の言語を聞かせてあげる
・とにかくスキンシップ♡

以上6点を意識して
この1カ月は接してみてください♡


この1カ月は
ママの体調を回復させるための
大切な時期です。

無理するのではなく
できる範囲でお子さまとの
幸せな毎日を楽しんでお過ごしください。


なにか不安なこと
疑問点などございましたら
お気軽にコチラまでお問い合わせください。

山内涼子
ryokomama2016@gmail.com


いいなと思ったら応援しよう!