見出し画像

University of Bridgeport


こんにちは、小林 良です。

今回は、僕が今在学している、
University of Bridgeport についてです。

University of Bridgeportは、コネチカット州のブリッジポート市にある私立の大学です。
ニューヨークまで一時間半、海沿いのキャンパスなど快適、かつ刺激的な環境で日々生活させてもらっています。

生徒数は約6000人。そのうちの15%が海外からの留学生です。

Athletics:NCAA II, ECC (East Coast Conference)

女子サッカー NCAA II 2018 National Champion、体操は10年間で6回全米優勝と、Athletics にも力を入れている学校です。


もともと、学校の敷地だった土地は、P.T. Barnumが人生の最期を過ごすのに選んだ場所です。

映画 The Greatest Showmanの主人公で、ヒュージャックマンが演じた、あのP.T. Barnum です。

画像1

大学のオリエンテーションで学長の話を聞いて、初めてこれを知った時にはすごく興奮しました。笑 
僕の好きな映画のひとつで、飛行機の中で毎回のように見ている作品なので、P.T. Barnum 所縁の地と聞いて、見る景色ひとつひとつにいろんな感情が湧いたのを覚えています。


Seaside Park は、寮から徒歩5分ほどで行ける海沿いの公園で、NYのセントラルパークを設計、デザインした人と同じ人物(Frederick Law Olmsted)によって造られた場所です。


歴史的背景を知れたことで、Bridgeportでの生活はすごく充実しています。

アメリカの大学では、
1年生:Freshman
2年生:Sophomore
3年生:Junior
4年生:Senior と呼びます。

今学期は、1年目の、最初の学期ということもあり、必修科目を中心にクラスを取っています。
取っていると言っても、Athletics に所属しているので、アメリカに着いた時には、もうスケジュールは組んでもらっていました。

Major:Business Administration

Grade:Freshman

クラス
・Psychology(心理学)
・Comp. and Rhet.(English)
・FYS:Harry Potter and Society(First Year Seminar)
・Introduction to Business(ビジネス)
・College Algebra and Statistics(数学、統計学)

Add & DROP と言われる、クラスを変更することができる制度も、学期が始まって期間限定で用意されています。
なので、取ってはみたものの、難しすぎると感じた生徒は、Registarars Officeに行って手続きをすることができます。

そのほかにも、Withdraw(取り下げ)の制度もあるので、これも期日までに、Fail(日本でいう単位を落とす)の前にクラス自体を取り下げることができます。成績表には、”F” ではなく”W” と表記され、単位を落としていないことを証明できます。

Midterm(中間試験のようなもの)が終わり、相当きつかったですが、なんとかDropもWithdrawもせずに全教科Aを取れました。


バスケットボールでは、9月3日に Pre-Season が始まりました。
怪我をしないことが取り柄だったんですが、夏の足首の捻挫が思ったよりも長引いてしまい、Pre-Seasonのほとんどをリハビリで過ごしました。

個人的には、そもそもほとんど怪我や体調不良とは無縁ですが、多少の怪我と風邪程度では練習を休んでいい理由にはならないと思っているので、すごくフラストレーションを感じましたし、コーチやトレーナーから焦るなと、止められてしまいました。

痛みの質に違和感を覚えてもなかなか病院にいけませんでした。
というのも、今年からこの大学のルールが変わり、
”アスレチックトレーナーの許可と紹介がなければ、個人的に病院に行っても、リハビリや、治療は受けられない” からでした。
1ヶ月経っても良くならず、さらに悪化して、目に見える状態にまでなってやっと病院に行くことができました。
結論から言うと11月現在も未だに腫れと痛みが取れませんが、プレーの許可が下りたので、Pre-Season残り1週間のところで運動再開し、Regular Seasonから全メニューに参加することができました。

順調にレギュラーシーズンが進み、ありがたいことにプレータイムにも恵まれて、あっという間に大学での1学期が終了していました。(note 更新できずにすいません。。)

まずは学業面。本当に「学び」の多い学期でした。
アスリートはNCAAの規約で、GPA 2.2以下の生徒はプレーできないことになっているので、日本でいう「学業優先」はアメリカでも同じ、もしくは日本以上に徹底されているかもしれません。というのも、Scholarship (奨学金:推薦) をもらっている生徒でも、成績が悪ければ、「クビ」が存在するのです。アメリカの大学は、程度は違えど、日本の大学よりお金がかかることが多いので、実際、Scholarship のない生徒は学生ローンで大変なことになることも少なくありません。
授業の質や、論文、プレゼンの量も、去年と比べると格段に上がり、バスケットボールとの両立が大変な中、なんとか、オールAで1学期を終えました。
(来学期のことや、何について、どういうことをしていたのか等は、また別の機会にシェアさせてもらえればと思っています。)

バスケットボールの面では、先に書いた通り、Pre-season での捻挫と付き合いながら、プレータイムを勝ち取って、平均10分くらい、毎ゲームもらえています。チームは、9人プレイヤーを使うかどうか、というシステムで回していて、先輩の多い環境でやらせてもらっているので、Freshman とSophmore(1・2年生)では僕を含めて2人だけがアクティブメンバーです。
毎日毎日、学ぶことの多い環境で、日々成長を感じられるチームです。
12/30 現在、ECC(East Coast Conference)の3pt %のランキングで1位(52.2%)になっていました。
コーチやチームメイトが信頼してくれて、自分の強みで戦えています。
チームも9勝2敗と、いい形で2019年を終えました。
年明け1週間でまた試合があるので、チームで年末年始も練習です。


大学に来て半年経ち、見えてくるもの、感じるものが変わってきて、本当に毎日辛いながらも、楽しく生活させてもらっています。

アメリカに来て感じる、「自分が何者でもない感覚」は、自分の中ですごくワクワクするエネルギー源で、そこで、何ができるのか、何を学び、得て、成長して、自分のポジションを確立していくのか。

まだまだ始まったばかりですが、次に日本に帰る頃には成長した姿を見せられるかと思います。頑張ります。


-----------------------------------------------------------------------------

今回は、僕が在学している University of Bridgeport の note でした。
読んでいただきありがとうございます。

なかなか更新頻度がまちまちですが、楽しみにしていただいている方々がいらっしゃると聞いて、少しでも多くのことを発信していけたらと思います。

そろそろ少しディープなこともシェアしていけたら、と考えています。

みなさんからいただくメッセージや、コメント全てがモチベーションになっています。
感謝の気持ちを忘れず、成長していきたいと思いますので、また応援よろしくお願いします。


小林 良



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?