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祝★すとぷり初のベストアルバム発売決定!~新参ママリスナーが選んだ推し曲とは?~

2024年10月26日(土)~27日(日)にかけて放送された「すとぷり24時間リレー生放送」、超重大告知と題した全員集合枠にて、すとぷり初のべストアルバム「Strawberry Prince Forever」の発売決定が発表されました。

このすとぷり史上初となるベストアルバム、詳細は上記の公式特設サイトをご覧いただければと思いますが、なんと、全80曲、4枚組というとんでもないボリューミーな内容。その上、このベストアルバムへの収録曲は、リスナー(ファン)からの投票で決定するというのです。

上記の特設サイト内にある投票フォームから、一般の人は1曲(Googleアカウントがあれば誰でも参加可)。すとぷりのファンクラブである「すとふぁみ」の会員は、4曲。(つまり、すとふぁみ会員は計5曲の投票が可能。)ベストアルバムに入れたい、自分のすとぷり推し曲を投票することができます。

こちらのベストアルバムの発売日は、2025年1月8日(水)。発売まで意外と日にちが迫っていることもあり、投票の期限は本日、2024年11月3日23:59までとなっています。興味のある方はお急ぎの上、ぜひぜひご参加ください!

さて、私自身はと言いますと…。
この発表をリレー生放送で聞いた瞬間は、毎度ながらのメンヘラおばさんが一挙に発動してしまい(笑)、「新参リスナーの私が投票するのは申し訳ない」と、参加は遠慮しようと考えてしまいました。

すとぷりを推し始めてから、まだ2年と少し。音楽に関しても、すべてのアルバムを満遍なくしっかりと聴き込んでいるとまでは、正直言い切れないのが現状です。そもそも、8年というすとぷりの歴史のうち、最近の2年しか知らない自分が、こんな大切な企画に票を投じていいのか?と、真剣に悩んでしまいました。(真面目過ぎる?w)

しかしながら、娘をはじめ、周囲の推し友達のみなさまにも、そんな遠慮する必要はないと声をかけてもらったお陰で、考えが変わりました。すとぷりって、老若男女問わず、本当にいろいろな人から愛されている人気グループです。推し方も、推し歴も、多種多様。すとぷりと共に日々を生きているようなガチなリスナーさんから、有名な曲なら知ってるよ、ぐらいのノリの人まで、いろいろな人が参加するからこそ、結果が分からず面白い企画なのではないか?と思い直しました。

そこで、私も私なりに大いに悩みながらも、マイ推し曲を何とかセレクトしました。それにしても、あらためてすとぷりの音楽って、名曲だらけではありませんか!? これを機にいろいろな楽曲を聞き直していましたが、聞けば聞くほど無限ループに陥り、選ぶのが本当に難しかったです。

でも。これぞすとぷり!な王道曲はきっと入るでしょうし、古い曲やアルバムの中の隠れた名曲などは古参の皆様にお任せして。最終的に、自分にとって思い入れの強い曲を選ぶことに決めました。自分自身の記録も兼ねて、その曲を選んだ理由と共に、このnoteの記事として残しておこうと思います。

1.Strawberry Kiss

1st EP「Are You Ready?」収録(2022年8月1日リリース)

推し曲の投票と聞いて、真っ先に頭に浮かんだのがこの曲。私はこの曲で、若き王子達に恋に落ちました。だから、迷わず1曲目にセレクトしました。

娘の付き添いで初参戦した、2年前のベルーナドームのLIVE。今でも目を閉じると、まるで昨日のことのように思い出します。

晩夏の夕暮れ。
むせ返るような暑さの中、高まる会場の熱気と、興奮に包まれた歓声。
客電が落ち、Are You Ready?からのカウントダウン。
そして…。

「命令!僕を好きになって」

Strawberry kissの冒頭の歌声と共に、5人のシルエットがメインステージに照らし出された瞬間。

私は恋に落ちました。
はじけるように輝く、あの笑顔に。

自分とすとぷりの出会いの曲なので、思い入れが強いということを差し引いても。最高に「ザ・すとぷり」な、キラッキラの輝き溢れる1曲ではないでしょうか? 歌詞にもメロディーにも、王子様なすとぷりのカワイイとカッコイイがギュッと詰め込まれていますし、隣町娘に恋する王子様の姿を描いたMVも見ていて胸がキュンキュンします。Honey Worksさんとすとぷりの最高のコンビネーションの1曲だと思います。

2.希望のチューしよっ

4thフルㇽバム「Here We Go!!」収録(2022年12月21日リリース)

私が、2022年の夏にすとぷりを推し始めてから、最初にリリースされたアルバムが、すとぷり4枚目のフルアルバムとなる「Here We Go!!」でした。まだ慣れない推し活でドキドキしながらも、発売日当日は娘と一緒に各店舗を回って、サインやパネルの写真を撮ったりしたことが思い出されます。

また、「Here We Go!!」といえば、何と言っても同じタイトルで全国11会場44公演を行った「すとぷりARENA TOUR 2023」。私の最推しジェルくんは休止中でしたが、それでも最高に楽しかったアリツアのLIVE。4人と過ごしたあの濃密すぎる時間も、私にとってはかけがえのない大切な思い出です。

個人的に思い入れの強いこのアルバムから1曲選びたいと思った時に、迷わずに思い浮かんだのが、この曲「希望のチューしよっ」でした。とにかく、メロディーと歌詞が最高に自分好み。疾走感のある泣きメロが大好物の私にとって、最初から変わらずに「Here We Go!!」の中で最推しの曲です。

インターネットの世界で活動するメンバーのリアルな日常のようにも見て取れますし、はたまた、リスナーである私たち自身も、SNSで日々戸惑ったり、時にはちょっとした言葉に傷ついて落ち込んだりすることもあったりで、この曲のような気持ちに陥ることもあります。ちょっとぶっ飛んだ歌詞の言葉たちが、心にグサグサ突き刺さってきます。

また、絵本のようなタッチのイラストが特徴的なMVも、疾走感のあるメロディーと鋭いメッセージの歌詞とは、ある意味対をなすような不思議な魅力を醸し出していて、一度見たら忘れられません。

そしてまたこの曲は、アリツアのLVEでの印象も強い。アンコール前の最後から2曲目。会場のボルテージも最高潮で、4人の渾身の歌とダンス、ペンライトの光の波が大きく上下に揺れていたあの光景を今でも忘れることができません!

また、この曲、ジェルくんも大好きだと、過去の配信で話していました。6人で歌う「希望のチューしよっ」もいつか聞けますように!

3.バレンタインday君を離さないっ!

アルバム未収録(2024年2月11日 すとぷりちゃんねるに投稿)

今年のバレンタイン曲として投稿されたこの「バレンタインday君を離さないっ!」は、1月27日になーくんとジェルくんの2人がすとぷりに復帰した後、初の6人でのオリジナル曲でした。休止中のジェルくんしか知らなかった私にとって、ジェルくんがいる新曲が、オリ曲が投稿されるというだけで、天にも昇るほど嬉しかったことを覚えています。

しかもこの曲、歌い出しから、いきなりジェルくんなんです。きっと多くのジェルくんリスナーさんが、ハッとして涙したに違いありません。そして、この曲の歌詞がまたいい! 特に、3分06秒のところ。

🧡心配すんなって (just lonely girl)
💜側にいるからさ (you get, you get)

戻ってきてくれたことは、もちろん本当に嬉しくて、まるで夢でも見ているような気分だったけれど。復帰した当初は内心、不安や心配も少なからずありました。

大丈夫かな? 無理してないかな?

そんな私たちリスナーの心の声に応えるかのように、力強く歌われたこのフレーズ。オレンジ色の傘を差しながら、まるで「大丈夫だよ」と言うように微笑みかけるMVのイラストのジェルくんに、心をギュッと掴まれました。

この曲、2番目に選んだ「希望のチューしよっ」と同じ、神聖かまってちゃんの、の子さんの作詞作曲なのですよね。すとぷりの中ではちょっと珍しく、一人称が「俺」であり、グイッと力強く迫ってくる雰囲気が新鮮で、6人になったすとぷりからリスナーへのメッセージのような気がしています。

しかしながらこの曲、すとぷりの中ではあまり目立たずマイナーなほうかもしれません。個人的な思い入れは強いけど、ベストアルバムに選ぶのはどうなんだろう?とブツブツ悩んでいたら、娘に「お母さんが投票しないと入らなそうじゃない?」と言われたので(笑) ここはあえて、投票しておきました!

4.空想エレクティカ

ジェルくん 1stフルアルバム「Believe」収録(2021年2月24日リリース)

ペア曲も投票できると知って、1曲はななジェルのペア曲に投票したいと思い、考えた抜いた末にセレクトしたのがこちら「空想エレクティカ」です。ジェルくんのソロアルバムである「Believe」に収録されていることもあって、必然的に一番よく聴いているペア曲でもあります。

大人男子2人が作り上げる、ダークで悲しげな世界観にすっと引き込まれる曲。どこか他人事のように、フィルターの向こう側からこの世界を眺めているような、一人称の闇深い歌詞。でも、絶望しきっているわけではなく、この世を生きる悲しみと儚さを抱えながら、それでも、歌い続けること、生き続けることを、静かに叫んでいるような、そんな歌です。

どちらかと言うと淡々とした曲調で、大きなアップダウンが少ないメロディーなのに、心をそっとさらわれるのですよね。ジェルくんの艶のあるイケボと、なーくんの優しい大人ボイスの共演が、この歌詞とメロディーにこの上なくマッチしています。暗い世界観なのに、どこか背中を押されるような不思議な力のある曲で、大好きです。

過去にはLIVEでも歌ったことがあるのですね。うう~っ、羨ましい! ぜひぜひ、いつかLIVEで聴きたいです!

5.Flowering palettes

るぅとくん 1stミニアルバム「君と僕のストーリー」収録(2018年9月12日リリース)

そして、最後5曲目は、るぅとくんのソロアルバムに収録されている、るぅとくん作詞作曲の「Flowering palettes」です。やっぱり、すとぷりの音楽と言えば、るぅとくん!なので、るぅとくんが作った曲も選びたいと思ったものの、かなり悩みました。るぅとくんの曲こそ、全曲が神曲ではないですか?

前述のとおり、2022年の夏にすとぷりにハマった私は、そこからすとぷりやメンバー個人の過去の動画を順番に見ていきました。莉犬くん、ジェルくんが、ご自身の過去の経験を語っている動画も、その頃に拝見しました。この「Flowering palettes」は、莉犬くんの「生まれてから、」のBGMとして、そのピアノバージョンが使われています。

ちょうどその頃、私自身もとてもつらい時期でした。娘が完全に不登校となってしまい、悩みに悩んだ末に、それまで8年間勤めた職場を退職することを決めたばかりでした。娘の不登校をきっかけに、自分も自身の内面や過去と向き合い、どん底の日々を送っていたので、メンバーの過去のつらい体験や抱えている心の傷や痛みに触れ、物凄く深くシンクロしてしまったことを覚えています。

そして、同時に。それでも、前を向いて笑顔を届け続けている、すとぷりというグループが本当に眩しく魅力的に感じ、西武ドームで見た彼らのはじけるような笑顔が脳裏に焼き付いて離れず、この6人のことを、これから全力で追いかけて応援していきたいと、強く強く、思ったのです。

「Flowering palettes」は、その時の私のそんな思いと共に、この2年私の心にずっと在り続けてきました。6人の内側を表現しているような歌詞に、いつ聴いても胸がいっぱいになります。

Flowering palettes 咲かせて
僕らにしかない色は
一つもかけることなく
困難の色変えるから

娘が不登校で親子でどん底にいた時、娘の心の一番そばで寄り添ってくれたすとぷり。彼らがいてくれたお陰で、私たち親子は笑顔になれました。感謝してもしきれません。

そして、これからの未来も…。

すとぷりのメンバーも、リスナーの皆さんも、それぞれ、痛みや苦しみも抱えている中で、それでも、それぞれの色を大切にして、お互いを支え合っていきたい。困難に負けることなく、これからも一緒に前に進んでいけたら…という祈りをこめて、最後はこの曲に、1票を投じさせていただきます!

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・Strawberry Kiss
・希望のチューしよっ
・バレンタインday君を離さないっ!
・空想エレクティカ
・Flowering palettes


さて、以上5曲が、新参ママリスナーである私が選んだ推し曲でしたが、いかがだったでしょうか?
皆様とかぶっている曲はありましたか?
それとも、ぜんぜん違ったでしょうか?

こうしてまとめていたら、投票結果がとっても楽しみになってきました! 公式サイトによると、「投票結果は後日すとぷり公式生放送(YouTube配信予定)にてお知らせ予定です。」とのことですので、発表をわくわくしながら待ちたいと思います!

今回も、結局5000文字を越えてしまった長い記事を、最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!

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追伸:

この記事を書いている時に、娘が私のパソコンの画面をちらりと除き、「お母さんはもう、新参じゃないんじゃない?」と私に言ってきました。

確かに。
初心者という域は、さすがに通り越しているとは思っています。娘が「中堅リスナーはどう?」と、冗談めかして提案してきましたが、8年あるすとぷりの歴史のうち、まだ2年しか一緒に過ごせていないことを思うと、やっぱり、新しい方のリスナーであることには、間違いありません。

特に音楽に関しては、その音楽を聴きながら、その音楽と共に生きてきた時間の重みはとても大きいと思っています。人生のいろいろな瞬間に、あの音楽が自分の中で流れていた、あの音楽があったからあの時を乗り越えられた、そんな体験が積み重ねられてこそ、自分の中でその音楽がどんどん特別なものになっていくと思うのです。

それにはやっぱり、2年という月日は短い。今回、推し曲を選びながら、そんなこともまた、痛感していた次第です。それでも何とか、この短い月日の中でも、自分にとっての「特別」を感じられる曲を、新しいリスナーとしての体験に基づいて、選んでみました。

もし、5年後、10年後。もう一度、ベストアルバムの発売があったりして、再び推し曲を選ぶチャンスがあったら。今度はいったい、どんな選曲をすることになるでしょうか? 自分にとって、これから先、どんな曲が「特別」になっていくでしょうか? すとぷりの数多くの神曲たちと共に、年月を重ねていけることが、とても楽しみです。