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子どものアトピーと遺伝

子どものアトピー


私が小さい頃からアトピーだったので、遺伝は覚悟してましたが、子ども3人ともやっぱりアトピー体質です。

小さい頃は、長男はいつも肘の内側と膝の裏に湿疹ができていて、痒そうにしてました。次男はちょっと肌が弱いくらいで、娘は乳児の時に顔に湿疹ができたり、幼児の時は夏になると肘の内側に湿疹ができてました。

乳幼児の時はけっこうひどくて夜搔きむしろうとするのをさすってなだめたりしていた記憶があります。
小学生になるころにはだいぶ良くなって、学校の給食も牛乳をお茶に変えてもらうだけで、その他の給食は普通にいただいていました。
乳製品も卵も給食でそれほどたくさん使われるわけではないので、給食以外で食べないようにしていれば、3人ともはそれほど影響はなかったです。(毎年毎年、3人分の管理表みたいなのを書いてもらいにお医者さんに行くのは大変でしたが、、、)

上の子が小さい頃は、どの保湿剤がいいか、いろんなオイルやらクリームやら試して、ちょくちょく塗っていましたが、どれもそんなにすごく効くっていうものはなくて、いま思い出すと、いつの間にか塗らなくなってました、、、
食事も小さい頃は神経質に気を付けていましたが、いまでは大分適当です。

子ども達は中高生になりましたが、アトピーはだいぶ良くなりました。
食事は家では相変わらず、牛乳と卵はほとんど食べない生活をしていますが、外食した時には体調を見ながらとは言え、それほど気にせず食べています。

子どもが小さい頃はお菓子を大分制限していたので、周りの人から「そんなに厳しくしていたら、大きくなって反動があるんじゃない?」と言われたりしたこともありましたが、周りを見てみると、ヒトそれぞれなので、影響が全くないとは言えないと思いますが、それほどでもないかなと思います。
子ども達は普通にジャンクフードもお菓子も大好きです。
でも、干し芋だったり、干し柿みたいな素朴なおやつも、和菓子も洋菓子も果物も大好きだし、野菜も肉も普通に食べます。小さい頃から人工的な甘みを摂ってなかった分、逆に偏食が少ないような気がします。

でも、子ども達3人とも私と同じくアナフィラキシーはありません。何かを食べたらすぐに痒みや湿疹が出るというタイプでもなく、食生活が乱れるとだんだん肌が荒れてきて、徐々に湿疹になっていく感じなのも全く同じです。
私にはない頭皮の湿疹は、夫からの遺伝と思われます。

遺伝は遺伝として受け入れるしかないですね、、、遺伝子おそるべし。

遺伝子検査で分かったこと

数年前に遺伝子検査をしてみました。唾液を送って検査してもらうやつです。今は販売停止しています。https://mycode.jp/

当たるも八卦当たらぬも八卦、くらいの軽い気持ちで夫と一緒にやってみたのですが、アトピーの数値は高く出たので、当たらずとも(いや当たってるのか、、、)遠からずという感想です。

でも、アトピー性皮膚炎の数値は日本人平均の1.43倍なので、ずば抜けて高いという訳ではないんですよね、、、

小麦、ライ麦、大麦などに含まれるタンパク質であるグルテンを摂取すると、小腸の粘膜に炎症を起こし、栄養を吸収しにくくなる病気です。

https://mycode.jp

セリアック病の数値も高かった。小麦はやっぱりなるべく避けた方がいいみたい。

大腸の粘膜に潰瘍やびらん(ただれ)ができる病気です。

https://mycode.jp/

潰瘍性大腸炎、血族に誰も罹患者がいないけど、大腸に炎症が起きやすいタイプではあるんだろう、と思う。
その他の検査結果でも、髄膜炎、肝炎、胆管炎なんかはちょっと高めだったりするので、炎症が皮膚にも粘膜にも起きやすい傾向は強いのかなと思ったりしました。

免疫というメカニズムがあり、血中には「抗体」が存在しています。IgE(免疫グロブリンE)は抗体の一つです。抗体は細菌やウイルスを排除するために大切な役割を果たします。抗体は体内に侵入した細菌やウイルス、その他、花粉やダニなども持つ「抗原」と結合して、白血球に知らせる仕組みがあります。細菌やウイルスであれば、認識した白血球が両者を排除するために働き始めて、感染症を防ぐのに役立ちます。IgEは花粉やダニ、ハウスダスト、食物などの異物が持っている抗原と結合して反応し、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの発症と関わっています。

https://mycode.jp/

IgEは、血液検査でも高く出るけど、遺伝子的にもやっぱり高いみたい。でも、日本人の91.4%が高い範囲に入るみたいだから、何とも言えない値。

そして、腸内細菌の多様性がやや低いらしい。


以前に受けたアレルギーの血液検査では食べ物についてはほぼ陰性で、かつ、牛乳や卵を食べたからと言ってすぐに反応が出るわけではないので、医者からはあなたはアトピーではない、と言われたこともあります。でも、小さい頃からいつもどこかしら痒くて、湿疹が出てました。

私の場合、アレルギーというよりも、前の記事でも書いたようにやっぱりリーキーガット症候群なのかなと、遺伝子検査の結果からも思いました。

悲しいことに、こういう体質も子どもにも遺伝してしまうので、私が身に付けたこの体質の中でも健康的に生活できる生活術も一緒に受け継がせたいものです。
中高生なので、健康的な生活には今は全く興味がないですけどね、、、
いつか気づいてくれるかなと、期待してます。

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