アトピーに移行した息子の話
「アトピー」という言葉の語源はギリシャ語のATOPOSに由来しており、「奇妙な」「不思議な」「とらえどころのない」と言った意味です。 1923年、家族内・家庭内に発生する奇妙なアレルギー病を指し、先天的に過敏症を起こしやすい体質のことを「アトピー」と名づけられました。
------------------ - - 奇妙な病気…は今も同じでは無いでしょうか?
息子の顔に湿疹が出来て
目の周りも痒そうだし、
目に手が入ったりしないのかな?等
心配になって
0歳3ヶ月頃に皮膚科に行きました。
病院に行くと
ステロイド塗り薬を出す所が殆どで、
赤ちゃんにステロイドは大丈夫か聞くと、
これは強くないから大丈夫。
と言われました。
けれど、
ステロイドと言えば、私の中では
効かなければ、または、効かなくなったら
どんどん強くしなければいけない薬、という認識でした。
それは
30代の頃に湿疹が急に出始めて皮膚科に行き
軽い軟膏やステロイドで収まらず
最終的に免疫抑制薬と強めのステロイドで
蓋をした経験があったからです。
体毛が薄かった私ですが、指や腕のうぶ毛が急に濃くなって、
目に見える薬の副作用?があったのにも
とても驚いたのを覚えています。
なので、ステロイド使わない病院がないか
大小5箇所ほどの皮膚科に行ったのですが、
「なぜステロイドが嫌なんですか?
副作用もなく、これがスタンダードな治療です」
と、殆どの場所で言われました。
1箇所、ステロイドを使いたくない旨を伝えると
ヒルドイドや亜鉛華軟膏に変えてみましょう
という皮膚科もあったのですが、
やめて1週間で顔中に湿疹が出てきて…
これは想定内ですか?と受診すると、
これはステロイド使ったほうが良いのでは?
となりました…。
1歳になった頃
それまでは顔だけだったのに、
腕や背中に湿疹が出始めました。。
乳児湿疹から、アトピー性皮膚炎に病名が変わりました。
病院に行くと
腕や背中は、それまでのより少し強い薬に移行されました。
そして、ちゃんと言われた量をしっかり塗ってください。
と言われました…。
2歳になる頃
保育園でも痒みが出始め
他の子の服に顔を擦りつけました。
ちゃんとお薬されてますか?等聞かれました。
なので、
保育園行く前にはステロイドを少し塗って
夜はワセリン…としてました。
ウチの子の皮膚の炎症は、冬に悪化します。
2歳1ヶ月になる11月頃から
顔も背中も腕も痒く搔き壊して汁を出し、
雪の降り始める12月になると
傷、かさぶただらけになりました。
11月頃からだったか・・、夜中に痒くて起きるようになりました。
1時間半ごとに起きて掻く、泣く・・・
一緒に掻いたり、冷やしたりして過ごし
眠気が痒みに勝ってやっと息子が寝れて、
でもまた1時間半経つと、起きて掻く・・の繰り返しでした。
この頃、お腹には、後4か月で産まれる予定の娘がいて、
本当にどうなることかと思いました。
母が車いすの父を連れて、私の家にお泊りしに来て、
娘が産まれた時の予行演習的なこともしていました。
夫の姉が、少し自由が効いたので
東京から来てくれたりもしました。
この辺りは恵まれていたのでしょうね。
そんな中、アトピーについて必死に情報収集し
アトピーとはいったい体のどんな症状なのか
どうしていったらいいのか
ステロイドとどう付き合えばいいのか、
自然療法とは何なのか、
勉強もするようになりました。
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