お人好しバカ
たしか、小学6年か中学生あたりのことか
なんでそう言われてたか?については
あまり記憶にないくらいなのだが
何の気なしに
「ほんとにお人好しバカなんだからー」と
何回か言われたことがあり
そのことを母親にどんな意味か?笑
と尋ねる形で言ったことがあり
それは悪口じゃないよ。というような
返答をもらい、そうなのかー!と
思って安心してるような短絡的さで
むしろ いい人ということか?くらいな理解。
そんなタイプなものだから また
「ほんとおめでたいよね。悩みないでしょ」
なんて言われることも多々あり
「そうかなぁー。」なんて答えて気にもせず
見た目が笑顔だからだよなー。たぶん。
怒ってもハクがないしなー。でも
小学6年あたりでは男子言葉で男らしい!
そんな女子でもあったはずだが。。笑
ともかく、友達の言う通り
おめでたくて お人好しという性格のまま
ここまできてるのかもしれない!
と思うと笑ってしまうのだが。
そのことを その昔 海外勤務の多かった
父から聞いた話のおかげで
私はおめでたくもお人好しも
すっかり いいイメージでインプットされてた
父は言った。
「お前のお母さんからの手紙で
お前がお人好し馬鹿と言われてるようだと。
だけど、人に意地悪をする子じゃないということだから、私はよかったと思うと書いてた。」
そういう風に感じて手紙に書いてくれた
お母さんがとても素敵だと思った。と…
父が私に言ったから すごく嬉しかった‼︎
その言葉が友達から私へ 私から母へ
そして空を駆けて 国境や海を越えて
父に届き 父は飛行機に乗って帰国して
そのことを私に伝えてくれて
その表情がとても嬉しそうだったこと
言葉は長い旅をして 私に帰ってきた
そんなにいい言葉でもないのかもしれないし
もしかしたら 結構な短所かもしれないのに
とても嬉しい形になって帰ってきたから
私は今も そんな自分でいいな。と
思ってる。変えたいと思うときもあるが
変わらなくていいや。とも思う。
何が嬉しかったかといえば
そのことを父に手紙で知らせてくれたこと
その手紙を父が喜んだこと
その手紙を書いた母を父が素敵と感じたと
そのことを私に伝えてくれたこと。
その一連の旅のような時間が
とても優しくて素敵でしあわせに感じたのだ
だから きっと死ぬまで そんなままだろう。
そんな私でいるのだと思う。
とても大切な思い出で
なんだか少し可笑しくて
おめでたくて お人好しバカって言われたこと
書いておきたくなった夜に。
#エッセイ #とりとめのないこと#思い出