〈2024年1月23日 火曜〉「Everybody Wants to Rule The World」

〈2024年1月23日 火曜〉
子の鼻水は続く。表情もボーッとしていてダルさが抜けていないので学校は休ませる。居間に布団を敷く。「学校が終わる時間まではYouTubeとかスマフォゲームとかは無しやで、読書ならいい」と昨日と同じことを子に伝える。子は数号前からのコロコロコミックを読み返す。「そろそろ勉強するわ」とタブレット学習も始めた。

晩めしは岩塩プレートとセットになっていた鉄板をガスコンロにのせてカルビを焼く。鴨ロースも温める。焼けたのをサンチュにくるんでちょっぴりマヨネーズをかけ次々に手渡す。「これはレタスっぽいけど韓国ではサンチュと呼ぶ、焼肉を包むとうまいのだ」と伝える。肉が塩辛くなりすぎたときのためにトマトと卵の炒めものも予備としてつくる。子は焼肉を楽しんでいた。少し前まで、子は卵もプチではないトマトも好きではないというか苦手だったが、さまざまな手練手管を駆使して食べられるようにした。先日、子の友人が二人、兄と弟が遊びに来た際に、兄は玉ねぎが苦手、弟はチーズが苦手と本人たちから聞いた。めしをつくらなくてはならない相手が二人も三人もいてそれぞれに苦手や食べられないものがあるというのは大変な苦労であると思う。私自身はあまりにも苦手な食べ物がなさすぎるのはマヌケな感じがして若い頃に「実はマロニーが苦手」と嘘を言っていた時期があった。二十代三十代の頃は飲み会の店を決めたりする機会が多くて、そんときにテーブルについてからアレが食えないコレが食えないと言い出すひとがいて「じゃあおめぇが店を探して決めれや」と憤ったことがあった。遠いむかしの思い出だ。

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