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グラビアアイドル推し活日記(61)橋本梨菜デビュー10周年記念写真集「greendays」レビュー

昨年12月15日に発売された橋本梨菜さん6冊目の写真集「greendays」を早速鑑賞した。梨菜さんのデビュー10周年を記念した作品で撮影地はあみだくじでニュージーランドで行われた。梨菜さんと言えばハワイなどの南国のイメージが強く、2023年に発売された写真の撮影地はロサンゼルスであったように開放的な場所での撮影であったが、今回は緑に囲まれた場所での撮影となった。

それでは今作をレビューしていこう。

はじめに表紙である。カバー表紙は緑に囲まれた中で胸元をさりげなく披露し、葉っぱに目をやる梨菜さんの表情である。これだけでも10周年に相応しいカバー表紙に仕上がっている。これまでの梨菜さんのイメージを大きく変える表紙である。裏表紙にも注目すると、今度は手ブラで梨菜さんの象徴ともいえる「なにわのブラックダイヤモンド」を魅せてくれている。幸せに満ちた笑顔も良い。健康的ボディーを裏表紙だけで堪能できる。カバーを取ると、中表紙であるが、こちらは白の衣装に身を包んだ大人の梨菜さん、そして中裏表紙はニュージーランドの草原、羊の姿も確認できる。表紙だけでもこれだけ語れるのは自分でも驚きであるが、それだけ拘って編集されたことがわかる。

カバー表紙(帯付き)
カバー裏表紙。今作は手ブラカットも多く掲載されている。
中表紙。緑に囲まれた梨菜さんにも注目!
中裏表紙。羊の群れとの遭遇に苦労したそうだ。
初回限定盤の表紙
初回限定裏表紙

ページをめくって中身に入っていきたい。緑に囲まれたシーンかと思いきや海岸での撮影から始まる。と言っても、青い海に白い砂とは少し違う。ピンクの水着に同色のバゲットハットの衣装である。ハットは梨菜さんもお気に入りではないだろうか。彼女はSNSなどでもキャップなどを被っている事が多い。自由気ままに撮影に臨んだのだろうか。自然体の梨菜さんが鑑賞できる。そして、水着を着た時の体のバランス、スタイルの良さも確認できる。デビュー当初のイメージDVDを見ると引き締まった体型ではなかったが、ファースト写真集を機に身体作りにも取組み、今では完璧なクビレに仕上がっている。そして、カバー裏表紙にも掲載された水着を徐々にずらし、手ブラへと変化していくカットである。これぞ写真集でしか見れない特別なカットである。梨菜さんのキャッチフレーズの一つに「なにわのブラックダイヤモンド」と並んで「日本一黒いグラビアアイドル」をも名乗っていたが、「日本一黒い」はコロナ禍を機に封印している。3冊目の写真集までは「日本一黒い」を実現すべく撮影前に前乗りして海やプールサイドで自然光で日焼けすることがお決まりであった。そのため、とにかく黒い肌を魅せてくれたが、前作からは「なにわのブラックダイヤモンド」一本で作品作りに臨んでいる。「日本一黒い」が無くなったことで魅力が色褪せたわけではない。むしろ、「なにわのブラックダイヤモンド」により磨きがかかっている。今回の手ブラカットでも「なにわのブラックダイヤモンド」は健在で惜しげもなく披露している。Gカップの胸の形もキレイに収まっている。完璧以外に表現しようがない。

次に披露してくれたのは、オフショット?プライベート?でもあり得る衣装である。ここからは緑に囲まれたシーンが多くなる。ヘアアレンジされどこかのお店でのカット、撮影のはずだが、何となくプライベートな梨菜さんを眺めることができる。私服に近い衣装でもきちんと着こなすことができる。これまでの作品でもプライベートショットかと思わせるカットが入っているので、あまり珍しくはないが、ロケ地が変わっても現地に溶け込んで、撮影できることろはキャリア10年の賜物ではないだろうか。

今度は草原に水着で登場する。一見場違いにも見えてしまうが、こういうシーンは今までに見たことがないので新鮮であった。写真の背景をややぼかして仕上げているのだろうか、一昔前のノスタルジックな印象を持った。スカーフを頭に巻いたカットが特にそうである。赤いヒールを履いているなと思いきや背景にひつの群れが映り込んでいる。実はこのシーンは撮影に苦労したそうで、なかなか羊が現れなかったようである。梨菜さんの作品で動物が登場することはほぼ皆無であったので新鮮に写った。羊を意識してか羊のようなモフモフしたコートを身に纏ったカットも収録されている。そして、この水着衣装は発売イベントで着用していたものである。草原に佇む梨菜さんの姿はとても新鮮に写った。

シーンが変わって今度は室内、ベッドルームである。いきなりトップレスで登場する。元気いっぱいの全力スマイルも堪らない。梨菜さんの表情に思わず見とれてしまう自分がいる。緑のランジェリー衣装である。緑の衣装も今回の作品テーマである。この衣装でも手ブラを披露してくれている。ベッドルームのシーンは朝を想定していると思われる。ベッドから起き上がり、ブラを身につけると、オシャレな深緑の衣装でコーヒーを飲むシーン。後にSNSでもアップされていたチョコレートを食べる姿も見ることができる。チョコレートはかなり甘かったらしい。

再び、外のシーンである。ここからは少し大人な梨菜さんを堪能しよう。大自然に囲まれた中で白のレースの衣装である。カバー表紙にもなっている今作品の注目ポイントである。Gカップの胸の形が綺麗に残りセクシーにも見えるが大人の女性へと進化を遂げた姿が堪能できる。時折見せる物憂げな表情が良い。自然を浴びような姿もこれまでの作品では絶対に見られなかった。

もう一つ注目したいのがジャケットとパンツがセットアップになった衣装で、梨菜さん自身も絶賛の衣装である。どこかカッコイイ大人の女性を演じきった。今更述べることではないが、彼女の「なにわのブラックダイヤモンド」が絶賛されるのは、日焼け肌でも綺麗に表現できる点にある。この衣装でも梨菜さんは綺麗なGカップをチラリと魅せている。そうかと思いきやこの衣装でも手ブラを披露してくれるではないか。意表を突かれた気分だが、大人な衣装で手ブラを披露してくれたのは芸術性と表現するのが適切ではないかと思う。

次に室内でのシーンに再び移る。ここからはザ・グラビアな衣装で登場する。黒のランジェリーである。明かりを落とすことで「なにわのブラックダイヤモンド」が際立っている。丸椅子に座った状態のバックショットが特におすすめである。今作では場面ごとに様々にヘアアレンジして撮影されている。ロングヘヤを下ろすことが多い梨菜さんであるが、ヘアアレンジしてアップにすると一気に作品の質が上がるように感じる。当然ながら、シチュエーションにもよるが、このシーンのようにヘアアップするとより芸術性が高まることは強調しておきたい。ボブヘアーやロング・ショートカットも似合うかもしれない。胸の大きさを強調するため、グラビアではしばしば面積の小さい水着衣装を着ることも多いようだが、それが正義であるとも限らない。ブラ部分の衣装がバストに見事にフィットした瞬間にきれいな胸の形とともに作品が完成している。グラビア=胸を語るときには衣装とのバランスが何よりも大切である。今回の作品ではそれがしっかりと表現されている。

今作もいよいよ終わりが近づいてきた。最後は一気にプライベート感満載の衣装である。緑がテーマとなっているためパンツは緑である。ブティックらしきお店に入り試着室で様々な衣装チェンジが行われた。衣装チェンジ&ヘアアレンジでレストランへ入った。赤のニットがおしゃれでよく似合っている。

本当の最後はディナーシーンで幕を閉じる。この衣装は初回限定で発売分のアクリルスタンドにもなっている。ちょっと大人にドレスアップしている。

写真の右下に配置したのがアクリルスタンド
メイキング動画はまだ見ていない。

以上で作品は終わりとなる。巻末に梨菜さん直筆のメッセージが掲載されているので目を通してほしい。

巻末メッセージ。
個人的にもお気に入りの写真をたくさん見つけることができた。

鑑賞とレビューを合わせて2時間近くを要してしまった。前作に引き続き見所満載の写真集に仕上がっていた。また一つ素晴らしい作品に出会えた。ファーストから鑑賞している人も、今作から鑑賞する人も皆が「greendays」を通してグラビアを愛する梨菜さんの魅力、そしてキャリア10年の実力を存分に堪能できることは言うまでもない。

「なにわのブラックダイヤモンド」は色褪せることなく、輝きを増し続けている。

↓こちらは前作のレビュー


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