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特急スーパーはくとで京阪神を駆け抜ける

ある日の金曜日の午後。
三ノ宮駅1番のりば。

13:01発の特急スーパーはくと6号に乗車して京都へ向かう。

スーパーはくと6号は、週末を中心に運転される準定期列車である。

話を戻そう。
三ノ宮から京都へ行くなら、新快速を使うのが本数面で優位なのは言うまでもない。

ここで、あえてスーパーはくとを選んだ理由。
それは、確実に着席できて、爆走感、疾走感を楽しめるからである。

三ノ宮から京都まで48分間の旅。
大阪、新大阪にのみ停車する。

三ノ宮から大阪まで18分、新大阪から京都まで22分である。
特急料金の要らない新快速でも50分はかかるところ、スーパーはくとは2分速い。新快速が停車する芦屋や高槻には停まらない。

さぁ、爆走の旅のスタートである!

爆音のディーゼルエンジンが車内に響き渡る。そしてどんどんとスピードが上がっていく。

西宮を通過。爆走を続ける。

カーブで速度制限を受ける住吉、神崎川を渡った先、茨木、山崎、向日町付近を除いて、時速120km/h〜130km/hで走り続ける。白兎のごとく駆け抜けていく。新快速が通過する芦屋や高槻でも同様であった。

高槻を通過する。

塚本を通過し淀川を渡ると、大阪に到着。続けて新大阪に停車し、京都まで一気に駆け抜けた。
あっという間に終点京都13:48に到着した。

ひと息つけば、もう京都

平日の昼間ということもあり、車内は空いていた。

スーパーはくとは2時間おきの運行であり、いつでも乗れる列車ではない。

スーパーはくとは智頭急行線で本領発揮する特急列車である。

昼間に新快速よりも速い特急スーパーはくとで駆け抜ける乗り鉄旅もたまには悪くない。

京都駅0番ホーム
車両を横から眺める

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