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これまでの仕事(会社での経験や実績)

1. オフィス空間などを作る仕事

 私の企業のオフィスを作る仕事は、主にはオフィス家具の販売になるので、プロジェクトを完了させるには、複数の方々との協業が必須になります。企業の総務、プロジェクトマネージャー、デザイナー、施工会社など、社内外の協力が欠かせません。そういう意味では一人でやった実績というものと言うのは、厳密にはありません。さらに、どちらかというとデザイナーのようにゼロから生み出すクリエイターというよりは、プロジェクトの課題に対して意見をしていたり、サポートをするようなアドバイザーのような仕事の仕方をします。

 私がいつも意識していたのは、オフィス家具を売るという自分の本業に、あまり囚(とら)われないことだと思います。空間を作るということは、その組織が何かしら目的を達成させるための投資だと思っているので、どうしたらその空間のオーナーである組織であったり、その空間自体が成功するかという目線でいつも考えています。つまりその空間が組織の目標の達成に貢献すること、ストレスがなく持続的な運用が可能であること、ユーザーが使いやすい価値のある空間ができること。私自身も10年近く法人を経営し、そこでも自社のPLに影響のあるオフィス、店舗、工場という不動産契約がありました。大きな投資である空間をどうビジネスに活用しようかといつも考えていました。本業でもあるため、実際に自分、会社が必要な空間を構築し、それを活用しながらどうビジネスの目的を達成させるか。スペースへの投資の知識を持ちながら、その結果ともいえる会社全体のPLを見るという、その貴重な機会を得てきたことが自分の考えの元になっているのだと思います。

 オフィスだけではなく少ない事例ですが学校の職員室を作るという、島根県の津和野高校のセンセイオフィスという事例があります。空間の課題、全体のゴールを伺って、改修をデザイナーと一緒に検討し、改修後の運用まで提案をした事例です。詳細はこちらの取材記事にて。

2. 伝える仕事

 伝える仕事は、メディアや専門家であるジャーナリストなどの取材によって、紙面やウェブメディアを通じてトレンドや意見を伝えること。テレビ、ラジオも多くはないですが経験しました。基本は自分の情報を常にアップデートしておくことで、主には海外のニュースや最新の事例に注目して、空間に関わるニュースだけでなく、デジタル、イノベーション、サステナビリティー、人事(HR)関連など浅く幅広く情報を得ること。それによって幅広い視野を持ちます。そこに自分が実際にやっている仕事の深い情報や現実的な課題を組み合わせることによって、事実を担保しつつ深い知識に変えていきます。それを自分なりに解釈して伝えていきます。イベントやプレゼンテーションも同様ですが、イベントなど人前で話すほうが情報が相互になり即興での回答が必要になるので、さらに深い理解が必要になると思っています。

テレビの例として、日テレ NEWS 24にゲストとしてコメンテーターのような形で出演をさせていただきました。

ラジオの事例です。知り合いが移動中に聞いていたり、ダイレクトにラジオの反響が大きかったことを覚えています。

イベントで話した内容を書き起こし、書籍の一部にしていただきました。それ以外にも雑誌や広報誌などに寄稿をしています。時間はかかりますがゆっくりと考えて書くことができるので良い機会と思っています。

会社の広報活動、営業活動にも近いですが、企業向けに社内セミナーなど、こちらの会はトークセッションとしてオンラインで行われました。

英語でやりますが、海外セミナーの事例です。台湾で家具と空間について話しました。


3. 教える仕事

 美術大学、大学の建築、デザイン学科、またはビジネススクールなどでの授業。主なテーマは最新のオフィス(ワークプレイス)の在り方など。私は建築家ではないので設計の仕方自体を教えることはないのですが、自分が体験してきた国内外の最新の事例などを紹介しながら、ワークプレイスの在り方の話をします。学生と話ができることは、次の世代に知識を伝えるだけではなく、私自身にもデジタルに強い若い世代から未来の在り方を学ぶのにプラスになるので、自分自身のためにもできるだけ多く授業ができるようになりたいと思っています。
 
 それ以外には、私の外資系企業でのキャリアや、海外で仕事をしていることなど、高校生などが進路を考えるにあたり刺激になるようなことがあれば、学校やNPO団体などで経験を共有する話をしたりしています。

興味を持っていただいた方は仕事依頼のnoteを読んでみてください。宜しくお願いします。