chapter - 『極悪女王』
リングサイドから
フィルムで記録していた
みんなのたたかいの日々
あどけなくてうつくしくてかっこいい
痛みと重み、今や全てが愛おしい。
これまで生きてきた自分の身体で立ち向かわせてくれる特別な作品でした
こんな感情があったのか
こんなかっこいい人たちがいたのか
プロレスってこんなに感動するのか
みんなで沢山食べて、体を大きくして
役の身体になっていって
役を離れてみんなと離れて
時間が経って自分の形に戻っていくのが
少し寂しくて
今はもう元のひょろひょろの自分になってしまったけど、あの撮影を経て心は少し太く強くなったのだと思いたい。たぶんそう。
まだまだ色んな世代の人たちに、
広く世界の人たちに、
届いて行って欲しい、
宝物です。
11月号のDOKUSOマガジン vol.34
根矢涼香のひねくれ徘徊記にて
『極悪女王』のエッセイを書きました。
マガジンと本連載は、
ここで最終回となります。
是非お手に取って読んでください。
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