【DIY】コックピット快適化!!
どうも、和尚です。
GWも終わり、季節は春から夏に向けて進んでいきます。
夏が近づくと気温が上昇すると同時に車内温度も上がり快適性が
低下します。特にキャンピングカーのベース車はトラックもしくは
バンタイプがほとんどでこれらの車は構造上エンジンルームの上に
コックピットがあります。エンジンが起動するとエンジンから発生する
音や振動、熱がコックピットに直接伝わります。これに真夏の暑さが
加わるとドライブ時でのコックピットの快適性が損なうことがあります。
しかしながらベース車のほとんどはドライブ時でのコックピットの
快適性についてあまり考慮されていないのが現状です。
真夏のドライブを快適にするための準備として暑くないこの時期に
デッドニングすることをお勧めします。
デッドニングとは…
エンジンやタイヤなどから発生する音や振動を低減することです。
また外気やエンジンなどからの熱を遮断することも含まれています。
デッドニングする箇所は?
コックピット下のエンジンルーム周辺やドア内部、車体サイドや後方が
デッドニングの対象です。今回はコックピット下のエンジンルーム
周辺のみを行います。
どうやるの?
コックピットのデッドニングは以下のように行います。
1.座席、センターコンソール、マット、シートを外す
センターコンソール->座席(運転席、助手席)->足元マット->シートの順に
外します。
注意することは座席とシートの取り外しです。
座席は4カ所ナットで閉めていますが、ここがキツく閉められています。
市販の工具で外すのは難しいので、二面幅14mmの六角ナットで
専用工具を使って取り外してください。また取り外す際にシートベルトの
コネクタがつながっていますのでこれも外します。
シートの取り外しですが数カ所にクリップで止められています。
手で外すことは可能ですが専用の工具で外すことをお勧めします。
またクリップを外した時に返しの爪が破損して再び取り付けできないことが
あるので予備のクリップを用意してください。
2.制振材を貼付する
エンジンルーム周辺に制振材を貼付します。
張る場所は叩いてみて「カンカン」と軽い音が出るところに貼ります。
貼る前に脱脂材を散布して脂分等を取り除きます。
貼るときは付属のヘラやローラーを使ってきっちりと貼ります。
その際、ネジ穴やクリップ穴などを塞がないことと型式等が記載している
ラベルやケーブルの上に貼り付けないようにしてください。
3.断熱材を貼付する
エンジンルーム周辺に断熱材を貼付します。
こちらも制振材貼付同様、貼る前に脱脂材を散布して脂分等を取り除き
付属のヘラやローラーを使ってきっちりと貼ります。
その際、ネジ穴やクリップ穴などを塞がないことと型式等が記載している
ラベルやケーブルの上に貼り付けないようにしてください。
4.座席足元にロードノイズ低減マットを敷く
座席足元にロードノイズ低減マットを敷きます。
敷いた後にシートを被せるのでマジックテープなどで固定する必要は
ありません。
5.座席、センターコンソール、マット、シートを取り付ける
シート->マット->座席->センターコンソールの順に取り付けます。
シートを敷く時にケーブル類の上に被せると座席足元がスッキリして
ケーブルが足に絡む心配はなくなります。
座席を取り付ける時はまずシートベルトのコネクタを取り付け
専用工具で4箇所ナットで取り付けます。
ちなみにセンターコンソールですがコックピットから外に出ることなく
出入りしやすくするためにフラットなものに変更しました。
デッドニングしてみたら…
デッドニングは拙僧一人で行ったため、丸一日かかりました。
結構ハードで根気がいる作業だったので正直疲れました。
後日エンジンを起動してアイドリングや一般道および高速道路での
走行で検証しました。正直言ってエンジンからの音や振動は
劇的に低減しました。また熱も以前と比べて感じなくなりました。
今後夏に向けて走行してみてエアコンの効きがどうなったかも検証したいと
思っています。
最後に…
以上コンソールのデッドニングで快適化する記事でした。
デッドニングをやる前はハードルが高くて無理かなと思ったのですが
以下の動画を参考にデッドニングをやってみたら体はキツくなりますが
意外とできるもんだなと実感しました。この動画がなかったら拙僧は
おそらくやらなかったので情報提供いただいたこの2動画のYoutuberの
方々に深く感謝いたします。
デッドニングが終了したことにより、当分大掛かりなDIY作業は少なくなり
少し余裕が出ると思われます。とはいえ改善したいところはいくつか
ありますので、しかるべきタイミングで行いたいと思います。
合掌。🙏