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コロナの毒に冒されても、なおコロナと共に生きると言うのか。

鳥取滞在中に絶対に観に行こうと思っていた映画『風の谷のナウシカ』を鳥取シネマで観てきました。 #一生に一度は映画館でジブリを というキャッチコピーを受けて観に行った方も多いかもしれません。

ちなみに、鳥取は 7月16日(木) まで公開中のようです。(追加補足をしておくと、もうひとつの二拠点居住先・熱海には映画館がありません)

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金曜ロードショーやDVDなどで何度か観たことのある作品ではありましたが、改めて “映画館” で視聴するナウシカはなんだかとても神秘的な作品のように感じました。


今回のキャンペーンで公開された4作品の中でも、特に『風の谷のナウシカ』は新型コロナ感染拡大を予言していたのではと話題にもなっています。

実際、今回視聴している間は終始、以前には一切感じなかった感情が湧き上がってきていて、このコロナ状況下で僕たちはどう生きるべきかを考えさせられる気分になりました。

で、やはり一番印象に残ったのは、ナウシカに対してユパ様の言った

「腐海の毒に冒されても、なお腐海と共に生きるというのか?」

です。36年前(!!)に公開された作品から現代の僕たちに向けた、非常に大きな問いかけのように感じます。


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この言葉を受けて頭に浮かぶのは、同じくジブリ作品『もののけ姫』の有名なこのシーン。皆さんもご存知ではないでしょうか。

ヤマイヌ・モロ「おまえにサンが救えるか!」
アシタカ「わからぬ。でも、共に生きることはできる。」

このシーンは、もしかすると上述のユパ様の言葉に対するアンサーの意味が込められているのかもしれません。(僕の勝手な妄想です)

腐海(コロナ)を焼き払おう(撲滅しよう)とすれば、蟲(自然)が人類を滅しにかかる。逆に、腐海(コロナ)に飲み込まれるのを無抵抗に待つのも違う。僕らはこの先もずっと【腐海(コロナ)と共に生きる】を考えていく必要がある。


この時期に映画館で上映したことにそんな意味を込めているわけではないと思いますが、コロナ第二波が発生し始めているこのタイミングで観ることが出来たからこそ、改めてコロナと共生するウィズコロナな未来に向けて進んでいこうと思わされました。

まだ映画館で視聴されていない方は、上映期間が終わる前にお近くの映画館に足を運んでみてください。

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というわけで、今日の記事は以上です。
こんな記事を書いているタイミングで、鳥取で5人目の感染情報が発表されました。東京在住者が鳥取滞在中に陽性となったようです。SNSの暴言を数々はミュートにして、然るべき生き方をしていこう。

では、またあした〜!

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