シンガポールの発展は「金融政策だけじゃない」と感じた理由。【良寛まちづくり視点】
東南アジア滞在中、合計9日間ほど「シンガポール」に滞在しました。今回が初海外渡航だった僕にとって、初めての異国の地がシンガポールでした。
シンガポールと言えば、2021年の1人当たり名目GDPランキングで世界5位となる「72,795米ドル」を記録するなど、現在アジアで最も経済発展していると言われている国です。(参考:日本は 39,340米ドル で世界28位です)
面積は約720㎡で東京23区と同じくらいの広さ。そこに千葉県の人口と同程度の約570万人が住んでいます。
主要産業は、金融ビジネスを含むサービス業が中心です。意外なことに、エレクトロニクスやバイオメディカルなどの製造業もGDP割合で20%ほどを占めているそうです。
一般的には【 富裕層が税金対策で行く 】や【 金融業で発展した国 】、あとは【 ゴミを捨てると罰金の取られる綺麗好きな国民 】みたいなイメージが強いんじゃないかなと思います。僕自身、渡航前はそんなイメージを抱いていました。
ただ、実際に訪れて街を歩いてみると
ということを肌で感じることができました。特に、僕自身が大学時代から携わってきた「まちづくり」の目線で見たとき、シンガポールの地域経済は素晴らしいと感じました。
せっかくなので、自分の気づきをアウトプットする意味でも「シンガポールの経済発展は金融政策だけで成し得たわけではないと感じた理由」をまとめてみようと思います。
■ シンガポールの「地理的」な3つの強み
まずは、一般論としてシンガポールの地理的な強みをまとめてみます。この強みがシンガポールの経済発展にも大きく影響してると感じています。
ここから先は
¥ 300
サポートしていただいたお金は、CAMPFIREパートナーの認知を広め、より多くの人にクラウドファンディングを安心して利用してもらうための活動資金として使わせていただきます。