【要約記事】センスフル・ワーク®対談No.6 伊藤直樹×言海祥太
大好評発売中!言海祥太・著書『センスフル・ワーク - やりたいことと経済的自由を両立する生き方 - 』の出版記念にあたり、
言海祥太が厳選するベストセラー作家・SNS起業家・インフルエンサーと「人類総アーティスト時代の到来!やりたいことだけこそをやって生きる時代!」をテーマに『センスフル・ワーク対談』を行いました。
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センスフル・ワーク®対談No.6 伊藤直樹×言海祥太
言海祥太がお話ししたい著名人と生配信でガチンコ対談していく企画「センスフル・ワーク®対談」。
第6弾のお相手は、大手出版社編集長の伊藤直樹氏でした。
テーマは
「経済合理性の向こう側に眠る未知の才能の開き方」
なかなか落としどころが難しそうなテーマですが、はたしてどんな展開になったのでしょうか!
この記事では
・損得勘定ではなく自分の心が動くかどうかが判断基準
・もったいなくて止められない。損切のタイミングはいつ?
・経済合理性の向こう側に行く「前段階」がある
・宮崎駿監督から学んだビジネスの尊さ
などについて対談した内容を要約してお送りします。
損得勘定ではなく自分の心が動くかどうかが判断基準
「経済合理性」とは、どういう意味でしょうか。
経済的な価値基準に沿って判断したときに、利益があるかどうかを考えられる脳みそのつくり方という意味合いだと思います。
要は損得勘定。資本主義的な考え方ですね。
これまでの時代は、こうした価値基準による判断が求められてきました。ですが5年先、10年先は180度変わっているかもしれません。
実際に、ついに資本主義が終焉を迎えるのではないか? という見方も出てきています。
では、経済合理性で判断せず、その向こう側に行くためにはどうすれば良いのか……。
伊藤さんの場合は、いいなと思ったものなら値札を見ずに買うように意識しているそう。
たとえそれが5万円のセミナーだとしても、えいっ! と行ってみて、でも結局はその内容をやらないこともあるんだとか。
これって、損得勘定で考える時代なら損だし、経済合理性がないと思います。
けれど、もう十分私たちは経済合理性で作られた商品やサービス、コミュニティ、価値観に囲まれながら生きてきました。
正直、あらゆるものが玉石混交していて、心がワクワクするとか、魂が満たされるようなものに出会いにくくなっているのではないでしょうか。
値札の額は誰かが決めた価値であり、その判断基準だけで生きていては、経済的合理性の向こう側には行けません。
大切なのは、自分の心が動くかどうか。それを判断基準としていくことが、これからの時代は大切だと思います。
もったいなくて止められない。損切のタイミングはいつ?
値札の額による価値基準は、呪縛のような一面があってときどき怖いなと感じます。
例えば、コンサルやメンター、プロデューサーなどに対する支払いに「コンコルド効果」を感じている人がとても多いんです。
コンコルド効果とは、このまま続けていても好転する見込みがないのに、これまでの投資が無駄になることを惜しんでなかなか止められないこと。
月に5万円のアドバイザリー料を支払っているとして、4ヶ月で20万円。せめて20万円は回収しなきゃと、なかなか損切ができなくなってしまうんですね。
損切のタイミングを教えてくれる人はいません。だから、自分の意識で決めていかないといけないんです。
損切できない理由は、同調圧力が関係している場合も。
コミュニティから抜けることで「できない人」という烙印を押されたくないし、自分にも押したくない、所属欲求が強くコミュニティから抜け出したくない。
その結果、いつまでもコンサルやメンターの方とのご縁が切られず、所属し続けているケースも見られます。
ですが、すべてをコンサルやメンターの言う通りにしていては、自分の意思はどこへ行ったの? という状態になってしまいかねません。
やはり大切なのは、自分自身の感覚だということです。
経済合理性の向こう側に行く「前段階」がある
経済合理性を語る上では、ある程度利益がある状態を担保することが大事になってきます。
起業して商売をする以上、売上を上げることは絶対正義です。
個人事業主も会社員も、投資のフェーズに行くまではビジネスとお付き合いしないといけない。
だから、経済的な活動をしっかりやりきった上で、経済合理性の向こう側に行くという2ステップが大切です。
具体的には、まず収入800万円を目指して、それが達成できたら次は年収2000万円を目指します。
生活に困らないラインが800万円で、値札を気にせずお金を使えるようになるラインが2000万円という考え方です。
こうして事業を拡大していき、年収2000万円を超えたら、あとはもう好きにやっていいフェーズだと思います。
組織として大きくしていきたい人もいれば、スモールビジネスオーナーとしてやっていきたい人もいるでしょう。年商億超えを目指す人もいれば、ある程度稼いだ後は自分の未知なる才能開花のために時間とお金を使うという人も実際にいます。
どちらも楽しいと思うし、どちらも正解なんです。
自分には自分の得意技があるのだから、他人の刀の美しさに合わせて自分の刀の形を変える必要はありません。
自分の刀に合ったやり方を選んで、経済的な土台を得てほしいと思います。
宮崎駿監督から学んだビジネスの尊さ
その刀の形が見えてくるのは、ある程度しっかり稼いで生活に余裕が出てきてから。
自分が好きなことに、好きなとき、好きな場所で没入することができる権利を有して、はじめてその向こう側に行くことができ、自分のまだ見ぬ強みや才能に気付くことができると思います。
それまでは、やっぱり忍耐が必要です。
ではどうすれば収入が増えるようになるのかというと、お金は他者からの「ありがとう」の気持ちを対価として受け取るものです。だから、相手が喜びを感じたり、価値を感じたりしてくれることを提供しないといけない。
それは、必ずしも自分がやりたいことと同じとは限りません。
この違いが、まだ腹落ちしていない人が多いと思います。
でも、あの宮崎駿監督ですら、自分のやりたいことよりも、ファンが求めるものを優先して作品作りをしてきたのではないでしょうか。
最新作の『君たちはどう生きるか』は、賛否両論あるみたいですが、僕が観て思ったことは、アーティストとしての宮崎駿が本当に表現したかった作品をつくったんだなということ。
世界の巨匠の宮崎駿ですら、長い間ずっと世の中の視聴者が求めるもの、喜ぶものをつくり続けてきて、最後の最後でようやく自己表現できたんです。(あくまで僕の感想)
ということは、僕たちが自分のエゴだけで商品をつくって売るなんて、100年早いのかもと思わされました。それだけ商売は尊いものなんです。
この経済的な考え方を改めて理解した上で、その向こう側に眠っている才能も尊いものだよねと伝えたい。僕にとって、向こう側にあるものは音楽活動でした。
僕は最初から好きなことだけやって楽しく生きてきたわけじゃなくて、経済をしっかり回しながら、好きなこともやっていこうという両輪の考え方を実践しています。
これが『センスフル・ワーク』で伝えている背骨の部分です。
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最後まで、お読みいただきありがとうございました。
言海祥太
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