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『ゆっくり小泉八雲』衣装譚2

こんにちわ。香月椋羽です。

本日の衣装譚。
『演出のこだわり1〜キリマンジャロの雪』

うちの男性陣。ファションなるものに全くもって無頓着。

とはいえ。演出のこだわりはありました。

今回のこだわりはこちら。

ハリーのサファリコート

サファリコートは『キリマンジャロの雪』の著者・ヘミングウェイが世間に広めたとされるコートです。
なので、演出のこだわりはサファリコートでした。

男性もののサファリコートは質が良くて高いものが多く。女性ものだとお安めのサファリコート風のシャツがあるのですけど。(ヘレンはそちらを着用していました)
流行しているデザインではないため、ファストファッションにあるわけがなく。
なので、ブランド品がほとんどです。

「こればかりは無理だ。」

って正直思いました。

が。しかし。
謎のアイテムが多いアネモイ倉庫に。
・・・ありました!!

ボタンが取れていましたが、ベルトで隠して事なきを得ていたりしました。

役者にぴったりサイズで。
本当に助かりました。

なんとかなるものです。

演出のこだわりはサファリコートだったわけですが。
ここで私のこだわりがでました。

1つは。『デニムに見えるものはNG』
「キリマンジャロの雪」が世に出た頃、一応デニムのパンツは世の中に出てきていましたが、それはアメリカのお話。
ヘミングウェイが作品を書いていた頃にはまだまだ世にないもので。
なので、ハリーならびにヘレンはとにかく所謂ジーパンに見えるものはNGにしました。

2つ目は。『首元の赤』
演出から「首元が寂しいし、兵士に見えるので色味を」と指定が入りました。

衣装部のメンバーがいくつかスカーフを持ってきた中で、私は赤を選びました。

赤は妻・ヘレンの首元の色とお揃いなのです。

違うものを着ていても。調和するようにと同じ色にしました。

なかなかまとまりが出たと思います。

さてさて。

今回はこんな感じで。

全然進まない衣装譚。

次も演出のこだわりですね。

ではでは。

『キリマンジャロの雪』
ハリー役 稲村大輝(旋風計画)
ヘレン役 田渕瀬那