『ゆっくり小泉八雲』衣装譚1
こんにちわ。香月椋羽です。
本日は衣装のお話でも。
クレジットされていませんが。
『ゆっくり小泉八雲 プレザント ドリーム』の衣装デザインならびに、衣装統括ならびに、一部衣装の製作は、私・香月が務めております。
今作は、既存のお洋服を集めてきたり、役者さんの私物からご提供いただいたりもしています。
今回は着物のお話でもしようかな?と。
写真は『恩讐の彼方に』にてお弓(演・坂井智実)が着用した着物の加工中の画像。
この形状は前作の『ゆっくり小泉八雲』で私が提案したもので。
着やすく、かつ、和の世界観を出すアイテムです。前作は取っ替え引っ替えみんなで着ていました。今作は一役一着に出来ました。
記号的な印象を与える着物の造形により、世界観も少し記号的な、異質な感じがします。
和物を着ている時の作品。
『恩讐の彼方に』ならびに『生き神様』は少し物語の中でも異色で。
語り手が銀河鉄道の乗客ではない『恩讐の彼方に』と、語り手が小泉八雲である『生き神様』。
なので、その異色さが、記号的な着物たちと合っていたかなと思っています。
本音を言えば。ちゃんとした着物を着る時間はない!!が衣装としての判断です。
男性陣が着る着物と女性陣が着る着物は形状が違います。
男性陣の方が裾が広がりやすい形状に。座った時に、バサって出来て座りやすくなってます。女性陣は少し引き摺る感じで。(誰が着ても良いように、女性の平均身長で作成しています)
前作の衣装たちを出すことが出来て良かったなと思っています。
さて。本日はここまで。
衣装譚は一体、いくつまでお話することになるのかしら?
また、お話させてください。
ではでは。