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Our Time To Go

彼は〇〇、田舎の遠い村に住んでるんだ。家と隣の家もかなり距離がある。毎日、天文学について勉強したり、宇宙に関するゲームをしたりして過ごしているんだ。うん、天文学が大好きなんだ。

〇〇: やっと終わったぁー
〇〇はヘッドフォンを外して、椅子でゴロンとする。
〇〇: ん?今何時?
時計はもう2時を指している。オンラインゲームに夢中になりすぎてた。
〇〇: やっべ、ゴミ捨ててない
〇〇はヘッドフォンを外し、椅子から立ち上がる。
部屋のゴミを集めた後、〇〇は裏庭にゴミを捨てに行く。

〇〇: ふぅってあれ何だ?
〇〇はびっくりして、家の裏に大きなロケットみたいな物があるのを見つける。
〇〇: だからさっきのは地震みたいな感じだったか
少しずつロケットに近づいていくと、突然…

??: …
〇〇は、顔が美しくて、肌が白く、髪が長くて散らばっている女性を見てびっくりするが、その顔には恐怖が浮かんでいる。
〇〇: ここで何してるの?
女性は何も言わず、ゆっくり立ち上がる。
〇〇: へ? 宇宙人?
寒い夜に、女性は服を何も着ていない。
〇〇: ちょ、ちょっと待って
〇〇は急いで家に戻り、部屋から毛布を持ってくる。
女性は戸惑った顔で、〇〇が毛布をかけてあげるのを見ている。
〇〇: 入って、ここ寒いよ
〇〇は女性を家に入れて案内する。

部屋に着くと、女性は部屋を見回して、困惑し、恐怖を感じているようだ。体が震えている。
〇〇は急いで、女性にズボン、スウェット、ジャケットを持ってきて、暖かくしてあげる。
女性はまだ戸惑っていて、〇〇が服を着せるのを見ている。
〇〇: よし、何か食べたい?
女性はただ困惑して〇〇を見る。
〇〇: えっと、食べ物、食べる?
〇〇は食べる真似をして見せるが、女性はまだ困惑している。
〇〇: ちょ、ちょっと待っててね
〇〇は急いでキッチンに行き、女性が好きそうな食べ物を持ってくる。

女性は部屋の中を見回している。
天文学に関するものがたくさんある、惑星の模型、銀河のタペストリー、ロケットのミニチュアなど。
テレビではロマンス映画が流れている。女性はそれに夢中で見ている。

〇〇: ただいま
〇〇は食べ物を持って戻ってくる。
〇〇: 好きなものを取ってね
女性は前にあるビスケット、果物、ドーナツ、ピザの箱に困惑している。
女性はビスケットを食べようとするが、吐き出す。果物やドーナツも同じように食べられない。
〇〇はピザの箱を開ける。
〇〇: これが最後のチャンスか
女性はピザを食べて、笑顔を見せる。
〇〇: 美味しい?
??: おい…しい…?
〇〇: うん、美味しい
〇〇は親指を立てる。
??: おいしい
女性も親指を立てる。
〇〇: 可愛い…//

〇〇: あっそうだ、お名前は?
??: なま…え…?
〇〇: そう、俺は〇〇
??: 〇…〇…?
〇〇: やっぱダメか
突然、女性が言う。
??: ミユ
〇〇: ミユ?あ、ミユさんね、よろしく
ミユ: よろ…しく…

その後、ミユは再び部屋を見回し、〇〇に指を指して地球のグローブを見せる。
〇〇: そう、それは地球、俺の家、ここ
〇〇は胸をポンと叩く。
ミユ: ち…きゅ…いえ…
突然、ミユはロケットを手に取ると、〇〇の部屋に掛かっている銀河のタペストリーの前に立つ。
ミユ: ミユ…いえ…
ミユも胸をポンと叩く。
〇〇: 本当に宇宙人だ。

〇〇は、今ロマンス映画を見ているミユに気づく。映画の中で二人が手をつないでいるシーンが映っている。
〇〇: あっ、そうだ、音楽聞きたい?
ミユ: おん…が…く…?
〇〇はPCの前に行き、「State Champs」の「Our Time To Go」を流す。
〇〇は目を閉じて、小さく踊りながら楽しむ。ミユはそれを見て、目を閉じて、〇〇に合わせて踊り始める。
ミユの手が〇〇の手に触れ、少しずつ手をつなぎながら踊り続ける。
ミユ: す…き…
〇〇: へっ?今何?
ミユ: す…き…
〇〇: っ…///
ちなみに、〇〇は今まで彼女経験がない。
〇〇: (ロマンス映画ありがとう!)

5分後、突然ミユは〇〇の手を放す。
ミユ: っ!?
〇〇: ミユさん、どうしたの?
ミユは急いで〇〇の部屋の窓から外を見て、スーツを着た数人の人が懐中電灯を持って何かを探しているのが見える。
〇〇: あれ、FBIか?
ミユは恐怖を感じているようで、〇〇が提案する。
〇〇: ここから出よう。

〇〇はミユの手を握って家から走り出すが、FBIの人々がもう家の前にいる。
〇〇: 裏口から出よう。
〇〇とミユは家から出ることに成功するが、FBIに見つかり、追いかけられる。
走り続けると、二人は行き止まりの道に追い詰められる。
〇〇: クソ!
FBI: もう逃げられない、少年、今すぐその女性を渡せ!
〇〇: 嫌です!
〇〇はミユを守るために立ちふさがる。ミユは疲れて座り込む。

突然、〇〇とミユの上から眩しい光が降り注ぐ。その光の明るさに、FBIの人々は目を閉じて光を避ける。
ミユは上を見上げて、笑顔を見せる。
ミユ: 〇〇…かえろう…
〇〇はミユの目を見て、笑顔でうなずく。
ミユは〇〇の手を握り、目を閉じて光の方を見つめる。〇〇も同じように目を閉じる。


「□□村の近くの家で、宇宙から来たと思われる奇妙な石のような物が発見され、〇〇(24歳)が行方不明になったとのこと。宇宙人に誘拐された疑いがある」

END.

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