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coorum THANKS PARTY 2024 ビジュアルコンセプト制作背景
こんにちは!Asobicaコミュニケーションデザイナーの涼香です。
2025年2月7日に、日々「coorum」をご活用いただいている顧客の皆様への感謝を伝えるイベント「coorum THANKS PARTY」が開催されました。
昨年の開催の様子はこちら▼
本イベントでデザインのディレクションを担当させていただきました。
そこで、一番最初のクリエイティブであるビジュアルコンセプトの制作背景についてこの機会に書いてみたいと思います💎✨
社会人3年目、3回目のTHANKS PARTYで初のディレクション
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コミュニケーションデザイナー(以下コムデ)の先輩であるみずみさんから最初この大仕事を言い渡された時は正直ガラスの仮面くらい白目剥いてました。
2022年から毎年開催しているこのcoorum THANKS PARTYは今年で3回目。第1回第2回とみずみさんがディレクションをご担当いただいていた中で、第3回はとよしまちゃんこと私がその立場を経験させていただくことになるとは、その時まで予想していなかったのです。
coorum THANKS PARTYを知らない方のために会の主旨を少し補足すると、coorumをご導入・ご活用いただいている企業様への感謝を伝えるパーティーです。
今後のプロダクト構想や事例紹介、coorum AWARD受賞企業様の登壇セッションなどのコンテンツのほか、交流会を通して企業様同士ご交流を深めていただくことも可能なイベントになっています。
対内的にも非常に胸の熱くなるイベントで、昨年も一部のクリエイティブ制作に携わっていた身としては大変光栄な反面プレッシャーもありました。
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ですがみずみさんはそんな私に「とよしまちゃんが作るビジュアルたのしみだな〜!絶対たのしいよ!」と言ってくださりました。
自分にはcoorum THANKS PARTYのビジュアルを任せられる、それだけの力がすでにあるんだと信じてくれる人がいる。
大きなプレッシャーの中で、その信頼に応えてみせたいと思ったのです。
テーマは「共創」
コンセプトを検討するにあたって、まずプロジェクトメンバーで今回をどんな会にしたいか話し合いました。
その中で私が抽出したキーワードが「共創」でした。
それは、この一年のプロダクトの変化・発展が顧客の皆様と「共創」したものであることへの感謝。
そして、THANKS PARTYという会自体も、顧客の皆様に積極的にご参加いただくことで「共に創る」イベントにしたいという願いの二つから生まれた言葉でした。
そしてそれを体現するようなビジュアルを作るぞ、というわけなのですが…
「なんか違う」違和感がつきまとう迷走期
「共創」を軸にビジュアル検討しはじめて、最初の頃はパズルのピースをイメージしたものや、共鳴のイメージから抽象的なオブジェクトを作ってみたりしていました。
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だけど、何か違う。
様々なアイデアを形にしながら、「私たちの共創の形ってこれでいいんだっけ?」という違和感をずっと感じていました。
月曜日の朝、ふと足元を見た
転機となったのは煮詰まっていた金曜から明けて月曜の朝。
その後の制作の指針になるアイデアを見つけました。
それは、coorumロゴのシンボルこそが私たちの共創の形じゃん!!!!!という気づきでした。
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coorumのシンボルは2つのcが織りなすインフィニティループで構成されています。
そしてそこには企業(company)と顧客(customer)のつながりが熱くなっていく様子と、coorumが大切にしてきた「共に創る(co-create)」というコンセプトが込められており、未来を共創しながら相互に発展し続けていく姿が表現されています。
まさに灯台下暗し。
私たちの共創の形はこれだったんだ、と気づいてからは、「この形をそのまま活かす」という方向で制作することに決めました。
また、すでにある形を使うことで、プロダクトの変化の中でも私たちの想いは一貫しているというメッセージを伝えられるとも考えました。
形は決まった。次は素材をどうするか
形が決まったところで、このストーリー・意味づけをより強固にするビジュアルにするために素材をどうしようかを考え始めました。
パッと思いついたのはダイヤモンド。
揺るがない想いを最高硬度の宝石になぞらえながら、パーティーにふさわしいラグジュアリーなビジュアルに仕上げられそうだと直感的に思いました。
他にも色々検討して調べましたが、決め手になったのはダイヤモンドの価値基準である4Cでした。ダイヤモンドは「カラット・カット・カラー・クラリティ」という4つのCが価値の基準になっています。
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先ほどもご紹介した通り、coorumのロゴシンボルにも「company、customer、co、create」という4つのCの意味が込められています。
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coorumはこれからもこの4つのCを大切に、顧客の皆様とダイヤモンドのように輝く未来を信じて共創していきたいというメッセージを込めて、今回のビジュアルデザインが完成しました!
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最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました!
今回ディレクション、ビジュアルコンセプト制作を担当して個人的にもとても思い入れのあるクリエイティブが作れたことを嬉しく思っています。
また、他制作物への展開についても後日noteを書ければと思っているので、気になる方はぜひまた見に来ていただけたら幸いです🫶
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