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動画を使ったPRにチャレンジ

動画を撮る練習をしています。私が経営する社会福祉法人のホームページで公開するための練習です。

福祉サービスの選び方

私は障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。法人にはいろいろなタイプの事業所があります。その中に、平日の日中に受注仕事や創作活動をする事業所があります。高齢者のデイサービスに近いようなサービスです。そこでは、定期的に新規の利用者を募集します。

福祉サービスは、サービスを利用したい人やそのご家族が、使いたい事業所を選んで契約をします。行政がサービスを選んで決めてくれると思っている人もいます。しかし、20年ぐらいに前にその制度は廃止になり、今は利用者が自分で事業所を選びます。そのため、事業者は、選んでもらえるように企業努力をしなければいけません

また福祉サービスは、特別なサービスをしても、その分の料金を上乗せすることができません。料金は公定価格です。と、いうことは、基本的なサービスに磨きをかけることと、それを上手に知ってもらうことで新しい利用者を集めます。

事業所には、毎年、たくさんの人が見学に来ます。その内の多くは、養護学校に在籍する人とそのご家族です。事業所を見学して、実習先を選び、利用先を決めます。しかし、今年はコロナの影響で、まったく見学がありません。見学が来ないと、来年、再来年、新しい利用者のを受け入れがありません。これは法人にとって、痛手です。

福祉サービスのPR

今、福祉サービスの情報を得る手段は、ほとんどがインターネットです。見学が来ないということは、インターネットの情報が事業所の選定に大きな影響を与えるということです。そこで、法人のホームページで事業所の動画を流すことを考えました。

しかし、実際に撮影してみると自分が思っているようには撮れません、大苦戦しています。さらに、インターネットで映像を公開するためには、利用者やご家族の承諾を得ることが必要です。利用者の中には、「いい?」って聞くと「いい」と答え、「ダメ?」と聞くと「ダメ」と答えてしまう人がいます。意思確認が難しいです。

今回、試しに動画を撮影し、それを加工して50秒にまとめました。「Begin」という事業所で、ビーズを使ってアクセサリーを作っているところです。今後、活動ごとに1分弱の動画を作って公開して行く予定です。

法人の公式で公開前、先行公開です。

利用者の皆さんが、小さなビーズをひとつづつ、糸に通していく様子をご覧ください。



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