2020年11月の記事一覧
私がボランティアを始めたころ
それぞれの街にボランティアセンターというところがあります。最近は、災害時のボランティアの受け入れ窓口として聞くことがたくさんあります。しかし、ボランティアセンターは災害時だけではなく、日常的にそれぞれの街で、福祉教育や各種ボランティアの育成支援、相談業務を行っています。
ボランティア活動私は障がいのある人が利用する事業所、社会福祉法人の経営をしています。事業所では多くのボランティアにお世話になっ
昔のことを蒸し返して注意しない
「髙橋さん、電話あった?」
以前、ある事業所を紹介したことがある人から、とても不安そうな声で電話がありました。
私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。仕事は理事長です。それ以外に同じ地域にある福祉事業所と一緒に事業をしたり、地域住民向けのイベントを実施します。私に電話をくれた人は、地域のイベントで知り合った人です。
就労系の福祉サービスその人は、軽度な知的障害があります
ライフスタイルを支援に活かす
入職して2年目の支援者を対象にしたオンライン研修を実施しました。今回の研修の中心は、ライフスタイルです。自分のライフスタイルを知り、自分の価値観を確認し、他者のライフスタイルを予測することで、利用者の意思を尊重した支援ができるようになることを目的としました。
ライフスタイルを知るためには、アドラー心理学の技法の一つ「ライフスタイル診断」を用います。今回はワークの時間を設けて、ライフスタイル診断を
ルールを作るときの注意
我が家の夕食でのことです。次女が学童保育(のようなところ、以下、「園」)でお世話になっていた先生にお会いしたことから、そのころの園の先生の話になりました。その会話からルールを作ることについて学びました。
あの先生、嫌いだったなぁ…長女が、嫌いだった先生の話をしてくれました。その先生は、同じ系列の他の園から移動して来た先生でした。長女は、その先生が来たとたん、いろいろな禁止ルールが増えて今まででき
月曜日の朝/話を聞くときに気をつけること
利用者のご家族との引継ぎの際、ご家族からの話があまりにもプライベートすぎて、利用者本人が困惑している、そんな話を書きます。
月曜日の朝の玄関は、いつもに増して込み合います。また、私は、人が来ると出迎えに出るので、立ったり座ったり、忙しい朝になります。(3月に腰の手術をしたおかげで、軽やかに出迎えに出られるようになりました)
日中活動事業所の朝私は障がいのある人が利用する事業所を経営しています。
足し算の前に引き算をする(不安をとりのぞくことから始めよう)
昨日は、コロナ禍で健康診断が実施できないという困りごとを書きました。コロナは私たちの生活にいろいろなダメージを与えています。しかし、その反面、見直しができたこともあります。今日は、そんな話題です。
私は障がいある人が利用する法人を経営しています。私の法人が経営する事業所は、コロナの影響で今年度のイベントがすべて中止になりました。毎年、支援者が楽しいイベントを企画していました。それが今年はできませ
福祉サービスの課題/サンクコスト重視
「サンクコスト(埋没費用)」という考え方があります。行動経済学です。ここでやめてしまうと、今までの努力が無駄になる、もったいない、そんな意識です。私たちは、日々の生活の中で合理的な判断より感情的な選択をしています。また、福祉サービスにおいては、コーディネーター役の支援者がサンクコストに価値を見出していることもあります。
私は障がいのある人が利用する事業所を経営しています。今は理事長です。しかし、