2020年7月の記事一覧
あの事件から4年が経ちました
2016年07月26日、今から4年前、悲しい事件が起きました。また、事件後に犯人の言葉が繰り返し報道され、さらにはそのことで、さまざまな言葉がネット上に飛び交いました。私は、その言葉が怖くて、しばらくネットを開くことができませんでした。しかし、そこで飛び交う言葉が現実であるということを受け止め、伝えるべきことは伝えていかなければいけない、そう考えるようになりました。
ある青年との出会い私は、障が
気兼ねなく使えるように
対人援助、支援において、相手やそのご家族等に気を使わせないということも大事なことの一つです。
今日は、日本国憲法第13条に関係することを書きます。まず、日本国憲法第13条の条文を引用します。
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
ここに幸福追求と書いてあります。私たち
グループホームで暮らす
地域の皆さまに、私たちの事業を説明する機会があります。そこでの説明の一部を書きます。ぜひ、多くの人たちに知ってもらえると嬉しいです。
私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。事業所の中には、グループホームといい、障がいのある人たち6人が支援者と一緒に共同生活をしている場所があります。
この写真は、私の法人のホームの一つです。
グループホームは、個室です。
それ以外に、共用のリ
#404美術館/私の身近な芸術家たち
私は、障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。事業所の利用者の中には、とても魅力的な絵を描いてくれる人がいます。今日は、noteお題企画の「#404美術館」で作品を紹介します。
きっかけをくれた一枚
これは、ミスプリの裏紙に墨で描いた作品です。もともとは書初めの練習でした。墨と筆の練習で「好きなもの書いて」と、お願いをしたら描いてくれた作品です。このセンスの良さに驚きました。またこ
スキンシップの取り方
今年は、コロナの影響で新しい支援者の雇用が遅くなりました。今、新しい支援者の研修の真っ最中です。この研修は、私にも良い勉強になります。法人の理念や支援姿勢を伝えることで基本をふりかえることができます。
私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。幸いに、利用者に恵まれ、楽しい毎日をすごしています。利用者と一緒にすごす時間や経験が私の宝です。私の仕事は、その至福のときを新人支援者に伝える
いのなかのかわず その2/福祉の世界
私は、障害福祉サービスという分野で働いています。この仕事に関わり始めて35年がすぎました。
数年前、「研究」の勉強をしました。そのときにあらためて、自分が、「いのなかのかわず」だということを知りました。私は、いのなかのかわずであり続けるために、より深い所深い所を目指して潜っていました。その結果、私の周りには、その井戸の中だけでしか通用しないルールや、私がその井戸の中で生活するにふさわしいルールを