2020年4月の記事一覧
AIに任せた方が良いかもしれない
コロナ禍への対応に関する記事を読んでいると、これをきっかけにして、さまざまな分野でIT化が加速していることがわかります。私が所属する福祉分野もAIとの共存を考えなければいけません。
福祉は生き残れると言うが…サピエンス全史の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の新刊「21Lessons」を読むと、対人ケアの仕事はこれから先もなくならないだろうと書かれています。あと10年で人間が行う仕事の約半分がAIに
今、社会福祉法人としてできること
緊急事態宣言が発令され2週間以上が経過しました。また、発令を受け、利用者が自粛を始めて、今日(04/24)で2週目が終わります。今日、同じ区内で事業を行っている社会福祉法人や事業所にメールをしました。
「そろそろ動き始めませんか?」
社会福祉法人の役割私は、社会福祉法人を経営しています。経営者としてはまだまだ力足らずで、いつも地域の住民や関係者に助けられています。また規模も最小です。何か大きな
「よろしくお願いいたします」って何をお願いされているのだろう
私は、社会福祉法人の理事長をしています。毎日、たくさんのメールや文書を受け取ります。それを読んでいると、不思議に思うことがあります。その一例が、「よろしくお願いいたします」です。いったい、何をお願いされているのか、わからないときがあります。
先日、以下のような文書を見つけました。(内容は加工してあります)
〇月〇日より、しばらくの間、昼食は仕出し弁当となりますので、よろしくお願いいたします。
事業所がせますぎる…
多くの利用者が、利用の自粛を始めてから最初の一週間が過ぎました。
私は障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。事業所の中には、日中に作業などをするところがあります。今週、04月13日(月)から自粛をする利用者が増えました。そのため事業所の中はガラガラです。その内の、ある一つの事業所の状況です。
私が経営する事業所は…事業所によって、障がいのある人のタイプが異なります。比較的、物静か
やっと新年度が始まった気分
今日は、2020年度の始業式・入社式の予定でした。しかし、この事態を考慮して中止にしました。
私の法人の始業式・入社式は、毎年4月の第一週に、外の会場を借りて開催します。しかし、今年は私の入院があり、例年より少し遅れた時期の開催を予定していました。
式には、毎年、70名ぐらいの人が集まります。式は、来賓の方々から(短い)ごあいさつをいただき、利用者(障がいがありサービスを使っている人)・支援者
事業所が閑散としています
国の緊急事態宣言の発言を受けて、先週末に事業所の利用についてのお知らせを出しました。
私は、障がいのある人たちが利用する日中活動事業所とグループホームを経営しています。先週は、今週から日中活動の事業所を開所するかどうかで悩みました。日中活動には一般の交通機関を利用して来る人がいます。利用者の中には、感染をすると重症化する恐れのある人がたくさんいます。そのような人たちは、ご家族が心配をして自家用車
通常・自粛・休業/選択のとき
大変難しい局面を迎えています。また足並みがそろわず事業所を利用されている皆さまに大変申し訳なく思っています。
私は、障がいのある人が利用する福祉事業所を経営しています。今、この状況の中で、通常に事業を行うか、利用の自粛を強く求めるか、一時的に事業を縮小(一部休業)するかゆれています。
行政からは、障害福祉サービス全体に対して、円滑に事業継続を求める文書が出されました。しかし、障害福祉サービス事
待っていてくれる人がいる幸せ
私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。経営とはいえ、半分は現場の職員です。今日は、福祉サービスの仕事に就いていて、嬉しかったことを書きます。
きょう私は、腰の手術を終えて2週間ぶりに出勤をしました。ひさしぶりということもあり、たくさんの利用者が私に話しかけてきてくれました。
私の仕事は、法人の本部で事務仕事をしたり、事業所を巡回して利用者の話を聴いたりすることです。今日は、2週
オンラインによる福祉サービスを考える
対面によるサービスが基本の福祉サービスにおいてどのようなオンラインサービスができるか、また既存の業務をオンライン化できるかを考えています。
私は、先日まで脊椎管狭窄症の治療のために入院していました。ちょうどタイミングが良かったので、オンラインによる会議や利用者との面談を実施しました。
オンラインによる会議私が入院前、入院中にオンライン会議をすることを提案したところ、ある職員は、とても嫌がってい