2020年1月の記事一覧
障害福祉サービスとキャッシュレス化
社会はキャッシュレス化が進んでいます。私の働く分野、障害福祉サービスとキャッシュレス化について考えたことを書きます。
法人が業務委託をしている税理士事務所から機関紙が届きました。その中のに「“お賽銭”“お年玉”までキャッシュレス」というコラムがありました。
記事によれば、神社のお賽銭箱の脇にQRコードが掲示され、それを読み取ることでお賽銭が支払われるという仕組みで、外国人観光客に人気とのことで
日中活動に親が来る…嫌だよね。
私は、障害福祉サービスを提供する日中活動事業所を経営しています。日中活動に参加する障がいのある人は基本、18歳以上です。その日中活動は、働く場所という役割も持っています。そこに家族が来ることがあります。そうすると、利用者本人は嫌な顔をします。支援者は、そこに敏感になれません。
日中活動の歴史をさかのぼると、小規模な事業所の多くは、障がいのある人の家族が自主的に始めました。そのころは、家族の協力が
自分のお金をすぐに使えないさみしさ
福祉サービスにおいて、事業所・支援者と利用者は契約による対等な関係になりました。しかし、実際の支援場面においてはまだまだ不十分です。
冬休み中の12月30日にグループホームに入居されている利用者から電話がありました。ちょっと買物をしたらお金がなくなっちゃった、お正月に出かけたいけどどうしようというのです。
私たちは利用者のお金の管理を手伝っています。利用者のお金の管理は、行政指導のもと厳重な体
相手の関心に関心を持つ
2020年の仕事始めの日、グループホームで生活をする利用者が、支援者に冬休み中のことを話ていました。
その利用者は、自分で伝えたいことがあります。しかし、それを上手に言葉や文章にすることができません。今回、話をしてくれた内容は、
「年末にグループホームでピザを注文して食べた、とても美味しかった。今度、食べに来て欲しい。15日の日曜日はどうだろう。」
おおよそ、このような内容でした。
同様の話は