カフェラテの価格をこえるもの
こんばんは、私には今二つのお気に入りのカフェがあります。
これは何が伝えたいかというと、その場所に行ってほしい。という願いから
書いているわけではないです。
元々どちらも有名ですし、多分そのお店が今大切にしている
交流もあると思います。
一つ目が
Cafe 5438 Ocha-nova
https://www.instagram.com/cafe5438_ochanova/
私の生まれ故郷の茨城県古河市にあるカフェです。
このカフェを知ったきっかけは、2015年ごろ、土曜か日曜に暇すぎて街中をサイクリングしているときにふと目に止まり、そこからなんとなく通うようになりました。
店主のkoyoさんが気さくな方で、どこか真面目さといい加減さのバランスがとても素敵な人です。
2016年、私は統合失調症になったのですが、統合失調症は人それぞれ、妄想・幻覚・幻聴などもありますが、私は世界に対する不安のようなものが
かなり多く、自分の持っているレコードのコレクションをocha-novaに預けるようなよくわからないこともしてしまったりしました。
茨城に帰るのは大したカロリーを要さないですが、実家の家に戻らなくとも
ocha-novaによって、また一人暮らしの部屋に戻るくらいに魅力があります。
古河、バランスのいい街です。
都会って街にあまり余白がないじゃないですか。
古河のいいところは、東京〜浦和〜大宮〜ときて、段々と街から大きなビルがなくなって行って、田んぼが増えて、その後利根川という母なる川を渡るんですね、そして突然と現れる、高架駅の古河駅。
駅前にはランドマークのタワーマンション、夏には花火大会。
魅力というほどアピールできるものはないけど、ちょっと昔流行った言葉で言うと、チルアウトできる場所です。
続いて2つ目
MIA MIA
西武池袋線の東長崎駅の北側にあるカフェです。
私は職場がその近辺にあるのですが、
半年くらい前に、En routeという雑誌が刊行されたことを知った時に
このカフェで配布しているとしり、会社帰りに意気揚々と向かったのですが、その雑誌は結局見つからず、でもなんかいい場所だな。
とたまに朝・夜に立ち寄ります。
自分の中の人見知りと一期一会心みたいなものの葛藤があるんですが、
朝このお店で会う、お姉さんに「行ってらっしゃい」みたいな感じで言われると、みょうに安心します。
今日会社帰りに寄ったんですが、イギリスから来ている女子大生からインタビューを受け、このカフェの魅力ってなんですか?と聞かれた時に。
このカフェだからではないけれど、自分の属しているコミュニティが多いほど、コミュニティを換気できる、違った価値観を触れることができることがいいことなのではないか。見たいな話をしました。
会社というコミュニティだけで生活していると楽しいけど息が詰まる。
撮り鉄仲間とか、カフェで出会う人とか、フォトギャラリーで出会う人、
重ならないコミュニティというか(場)に自分を置いてみて、価値観を換気
するのが人生を良くするのではないかと思いました。
ということで、カフェラテの価格を超えるもの。というテーマでnoteを綴りました。
このカフェに行ってほしいとは思いません。このnoteを見た人にはきっとその人の生活圏にそのような「場」があると思うのです。その場を見つければきっと人生はもっと豊かになるような気がします。
意味もなく、なんとなく。