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アートディレクター養成講座を振り返る

こんばんは、ryojohoです。

私は2023年の8月から今年の3月まで、
宣伝会議が主催するアートディレクター養成講座
(以下ARTS)を受講していました。

経緯を話すと、私はとあるメーカーで広告などの(カッコつけていうと)
インハウスのデザイナーをしています。
会社の先輩に君はデザインに幅がないと言われ、
おすすめだからこの講座を受けてみなよと言われたのがきっかけでした。

最初はめんどくさいなと思っていましたが、
第一回目の講義から相模鉄道のリブランディングを手がけた水野さんが教鞭をとられ、この講座は価値があるとすぐに確信しました。

私費で通った講座なので、なるべく質問をするように心がけました。

いろいろな超一流の講師陣が話したことで、私が印象に残っている、意識を変えなければならないことを記します。

センスは、かっこいいかカッコ悪いかではなく、
目的に沿っているか。あっているか。馴染んでいるか。

広告もプロダクトデザインも、目的とターゲットがあり、
それにあった表現に落とせているかが重要だということを
なんかかっこいい人たちにまじまじと言われて
初めてそういうことなんだな
と思ったのでした。

目的=GOAL
ターゲット、買ってほしい人、買う決断をする人
表現:写真、イラスト、ロゴ、フォント、色

初めて耳にする言葉も多かったので、自分の不勉強さを実感しました。
OOHとかクラフトとか。

正直、私は今までの仕事は、
売りたい製品を、自分のセンスで
広告にしていたのかも知れないなと反省しました。

あらためてARTSを受講し、
この広告は、どの人に見てもらいたいか、そのためにはどういう
あしらいがいいかを考えられる人にならなければと学びました。

二つ目に良かった点は、同世代のクリエイティブを手掛ける同期たちの
さまざまな課題発表を見ることができた点でした。

これは純粋に刺激になりました。
パワーポイントのスライドデザインひとつとっても
洗練されていて、技術も思考も素晴らしい人ばかりでした。


印象に残っているとある先生の言葉に、
体重をかけよう、カロリーをかけよう、
そんなことを話している人がいました。

チェーンの大量生産されたコンビニのパンよりも
個人商店のパンを食べた方がいいんじゃない?見たいな。

体重かかっているサービスを選ぶことが
なんかいいなあと思ました。


途中何回か課題があり、
ポスター・新聞広告・交通広告・パッケージなど、
仕事が忙しく提出できない課題もありました。

講師の方のフィードバックが適切で、感動しました。

講座を受けるまでは、正直自分の仕事に価値みたいなものを
見出し辛い時期もありましたが、
私の努力でまだまだ、会社に貢献できる。
そんな気持ちを抱くようになりました。

今自分がしている仕事は何の目的達成のためなのか、
たまに立ち止まって、
意識をあらためてして仕事をしていこうと思いました。

そんな、感想を備忘録としてnoteに残します。

ありがとうございました。



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