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どんなラララ(週記:2025/02/01)
「泣いた赤おに」読みたい。 そんなラララ。
まず大事なやつ。体験をふまえて、大切なことを伝えてくださってます。
20:30 おっちゃんは半額のとき買って冷凍しとくよ!
スーパーで北海道産のアサリが半額で売っていた。30代のカップルが見つけて、「あー、でも消費期限が1月31日だって。今日じゃん。今日はもう料理しないよ」「そうかー」と、残念そうに離れて行く。その背中に「冷凍しちゃえば」、と言いかけて止める。スーパーでカップルを呼び止めアサリを冷凍するようすすめるおっさんがどこにいるんだ。それよりアサリ。週末のどこかでパスタにしよう。ホクホク。半額ってことは2パック買うってことでね。感謝しかない。
01:30 「インスタントコーヒー」と言え
掃除機をかけるとまずい時間帯にキッチンマットに中挽きのコーヒー豆をこぼす。ボトルにアイスコーヒーを作っておこうとペーパーフィルターをセットしていたのだが。いいや明日まで忘れよう。そういやインスタントコーヒーを「レギュラーソリュブルコーヒー」とか言い出した誰かのせいで「レギュラーコーヒー」と言っていいのか迷うようになった。大体イレギュラーなコーヒーって何だ。そんなものはねえのよ。下は見ないぞ。おれは上だけを見て生きて行くのさ。
02:30 忘却からの絶望
寝ようかなと思ったタイミングでアサリのことを思い出す。そうだ冷凍してなかった。ジップロックを取り出し、水を切ったアサリを……待って裸足で何かザラッとしたの踏んだんだけど。
さてさてどうすっかな。おれにこの足でベッドに入る勇気があるか、なんだけど。
09:30
掃除機かけた。
MANGAHEAD 目のまえのつづき
「デビルマン」OVA「AMON デビルマン黙示録」テーマ曲。大好き。「手のひら開いても 何にもないよ だから僕は 拳を握りしめたんだろう」。
鐘は鳴るだろう それが誰のためだろうと ぼくは行くんだよ
俯瞰のない迷路 ぼくは何処らへんにいるの?
鐘は鳴るだろう それが誰のためだろうと 這いつくばっても
ぼくは目の前のつづきを 重ねるだろう 重ねていくだろう
目のまえの全部のために
「目のまえのつづき」
MANGAHEADはこの曲の後、新作を出していないかもしれない。いや活動してるのかもしれない。どちらにしても同じことだ。いつものこと、おれは好きになった一曲をずっと心に残している。だからずっとMANGAHEADを愛していられる。アルバム持ってるのに聴いてないんだよね。どうなんだろう他の曲。あまり知りたいと思わない。
「目のまえのつづき」と言えば、大橋仁の写真集だろう。父が自殺未遂をしたその現場を写真家は撮り続けた。ではMANGAHEADのこの曲はそこと何が繋がっているのだろうか。しかしそこにも、実はあまり強い関心を抱いていない。分かってる。その写真集はだからそんな風に、繋がっているのだ。そこに、ここに、おれに繋がるんだろうけど。歌は単独でそこに屹立して、背景さえ必要としない。そんな言葉だけ味わっていたい。
マガジンにご登録いただきました①
K P 6 1 (◀非クリエイター)様 が運営されておられるマガジン「BREAK THE BORDER」に、記事「ホモフォビックなコーヒーはいかが」を追加していただきました。
忌避感情、嫌悪感情、同性愛恐怖症(ホモフォビア)を現実に目の前のゲイにぶつけてごらんよ、何でも聞くよ、ただし唯一の条件は「決してゲイ以外の誰も傷つけない表現であること」ね、という。「フォビアやヘイトの表現はいかにあるべきか」ということを、発信したかったんですね。実際にヘイトの人と会いたいなあと思ってもいました(誰も応じてくれなかったですが現在も募集中です)。ゲイ嫌悪はひとまず良しとして脇におくとしても、他も巻き込み、先人が獲得してきた/自分のためでもある権利まで損なうような理屈で攻撃して何になるんだと、そこに何より辟易する。何なら「正しいヘイト」をこっちから作ってやりたいほど、ウンザリしている。感情と論理は相容れないとしても、ひどすぎんだろ、と思ってました。
記事をご紹介いただきました
たよろよろ図書館 DATABASE 様の記事中で、記事「どんなラララ(週記:2025/01/25)」をご紹介いただきました。ありがとうございます。「ラララ」はポイントを散らした雑多な記事なので申し訳ないのですが、嬉しいです。
マガジンにご登録いただきました②
記事「どんなラララ(週記:2025/01/25)」は 川本 麻央 様 にも、運営されておられるマガジン「読み返したい記事」に追加していただきました。
この週は、書き始めてみたらなかなか重いテーマになってしまって、新たに書き始めたらそれも……それで、どうしていいか分からないまま丸2日悩んでいたのでした。それだけに心配だったんですけど、ホッとしました。お二人とも、ありがとうございます。
マガジンにご登録いただきました③
青山 風游 様 が運営されるマガジン「とって おき させて下さいませ」に記事「ご感想への返信2023」No.12 と 「ご感想への返信2023」No.16 を追加してくださいました。ありがとうございます。
記事の位置づけとして「まず授業があって学生からの感想や疑問に回答する」スタイルが分かりづらいものなのですが、とにかく真摯に/必死に何か託そう、支えようとはしていて、自分の「よき部分」はここで使い果たさなきゃと思いつつ書いていました。ほかの性的少数者が言ってないことも書いているので悩むのも常だったのですが、見とめてくださった上に「取って置く」こともしていただいて、ありがたく思っております。
日々コレ話し方講座
こんな経験はないだろうか。
あなたは友達と「スタイル」について話していた。だが嚙み合わない。大切なニュアンスが抜け落ちて、会話が止まる。どちらも拾わなくなったボールが、ふたりの足元に転がっている。
「ええと、様式っていう話だよね?」「体型じゃなかったの?」
船木がジンメンを演じてただろ?
パートナーと実写版映画「DEVILMAN」の話になった。
「同級生役で仁科克基が出るじゃないすか。俺食われちゃったよ、って」
「名前を聞いても、全然浮かんで来ない」
「んー、辰兄と釣りしてた……松方弘樹! その息子」
「ああ! 何となく」
「男性不妊/無精子症とカミングアウトして、それがよかったなあ」
「映画の話じゃねーのかよ」
「あの映画について、語ることなど何もないでしょう?」
「確かに」
……これはちがう事例か。
アニメ「寄生獣 セイの格率」とこの実写映画版デビルマンについては、「脚本段階でひどいんだから作らなければよかったのに」と思い続けている。「セイの格率」については新一がバタフライナイフを持ち出したところや「キミ、新一君だよね?」という重要なセリフをクソどうでもいいシーンで言わせた時点で、観るのをやめた。あえて第一話で原作の世界観を破壊してみせるのであれば「そこから立ち上がって来る新しく強い魅力」があることを見せつけておかなければならないが、そのセンスは一片も感じられなかったのだった。「DEVILMAN」も脚本段階で分かっていたはずだ。唯一心に残っているのはボブ・サップが「意外にも変身前の姿がちゃんとキャスターに見えるところ」と「三つの頭をもつデーモンになるがそのひとつが人間性を残して泣いているところ」だけだったのだ。おれの身体の造りもこうなってれば、多面/複合的な人物だと誰からも理解してもらえたんだろうに。
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デーモンか何かなのかお前ら
電車に乗り込もうとしたら、ホームで友人を見送る酔っ払いが急に腕を振り回した。よけなければ顔を叩かれていた。見送られる側のヤツが車内から一部始終を見ていたので、その真正面30cmの距離に立って、相手が目を逸らすまで目を覗き込んでやった。「これはあんたの連れの問題なんだからね」という思いを伝えたつもりでいるけど、目を逸らしたら追い詰めないルールなので、それ以上は何も。お酒で始末の悪い友達と飲んでいると、おれみたいのに絡まれたりするんだから、駅のホームで腕を振り回すほど宵の口に酔っ払ってんじゃないよマジで。
セブンで買った「金棒チョコスティックケーキ」画像
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ふわふわスポンジ、クリーム、チョココーティングに、ガリッとしたチョコをトッピング。よく見ずエクレアの類だと思って食べたらシュー生地じゃなくスポンジだったので驚いたけど、うまかった。ただ、なぜイラストで青おにを泣かせたのかは知らない。かわいいのに。