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どんなラララ(週記:2025/02/22)

 「どうせアップ日曜の夜だろ?」とお思いでしょうが。そんなラララ。



ヘイトの「型」

 匿名掲示板におけるヘイトには「流行の型」があって興味深い。近年のは次のようなカンジ。

「私にはゲイの友達がいます」
「彼はちゃんと働いていて優秀で人格的にも素晴らしく尊敬できる」
「その彼が『放っておいてほしい/活動家は迷惑』といつも言ってる」

「大切なゲイの友人が存在無視してと言うので全力でゲイの復権に反対します」型。

 特徴として「当事者によるアンチ正当化」が認められる。だっる。
・「偏見のなさ」がゲイの友人がいるという設定をもって説明される
空想当事者エアは優れた人物とされ「クソ活動家界隈」と差別化される
「放置されたいとその当事者が望み」主張する構図
 今や使い古されて構文化しているのだが、よく練られているとは思う――最初に思いついた方はさぞかしほくそ笑んだだろう――でもさ。

 おれの周りのヘテロセクシュアルは、ちょこっとくらい偏見あってもさ、おれが「ゲイに人権なんてない制度もなくていい。おれなんか放っといて」なんて言おうもんなら、裏切られたように悔しがって泣いて怒るか、「またバカがひどくなったか」って動物病院に連れてくんよ。「友達だから」ね。

 ま、友情を知らない人が「友達設定」を使いこなすのには無理があるってこった。仮にそいつが実在して空想当事者エアじゃなかったとしても、「あんた友達と思われてねえよ」っていうね。でもまあ、よくできました。次も構文作り頑張ってね! 人生はトライ&エラー。挑戦あるのみよん!


映画「黒蜥蜴」が観たい(家のどこかにDVDはある)

 「アケチッ?」かわいい。(00:45~)

■ みどころ
 このドキュメンタリーは観てないんだけど。美輪明宏の「黒蜥蜴」は素晴らしい。盗賊「黒蜥蜴」と、彼女を追う探偵・明智小五郎(木村功)。盗賊は探偵を殺そうとするのだが、その執着は愛情と判別がつかず、黒蜥蜴自身にも分からない。そこを演じる美輪明宏のキュートさ、おそろしさ。
 国内でDVDなくって海外版を取り寄せたんだよなあ当時。木村功もいい。明智小五郎役って色気ダダ洩れみたいな役者が演じることが多いのだが(主に天知茂のせいだと思われる)誠実なカンジのアケチッ☆
■ みどころじゃない
 三島由紀夫が「蝋人形」役で出演しているが、体幹弱くてフラついてる。出ない方がよかったんじゃないの。職業「文豪」だろ。タイトル「黒歴史」になっちゃうからさあ! ヒッチコック夫人なら撮り直しさせてるトコだ。


やっぱ、THE YELLOW MONKEY すき。

 sanngo さんのこの記事、コメント欄でやり取りする中で「JAM」を聴かせていただいたんですが――やっぱイエモン好きなんだよねえ。「楽園」も。


恋したときって、自分がイケてるからとか思いもしない

 上の PV で、初恋のような少年少女が出て来て、(かつては)誰でも少年少女だったってことなんだけど、この瞬間を永遠にするように少年がギュッと少女を抱きとめてて。吉井さんイメージなんかな、でも仮にこの少年がスターになって大人になった少女と再会したとして「今の俺イケてるから絶対OKだろ」なんて思わないだろう、「絶対思わない」、って思った。「こいつ75点くらいだし落ちるだろ」とか頭をよぎったら、それは恋じゃないねえ。恋は計算どころか経験値もゼロにする。ただ自分でいいのか不安で心細くて、武器になるアイテムの数なんて数えてないとき、それが恋なんだろう。


 「君が思うほど僕は弱い男じゃないぜ 愛と勇気と絶望をこの両手一杯に」

■ 昔の「楽園」(THE YELLOW MONKEY)の聴き方
 「ああ、猫も連れて行くのね、そっち系ね」
■ 今の「楽園」(THE YELLOW MONKEY)の聴き方
 「猫様がおられるところ、これすなわち楽園なり」

セブンイレブンの商売が汚いので物的証拠として買いましたおいしかったです

記事でご紹介いただきました①

「ニャンズといえば」の 青山 風游 様から、記事「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ」をご紹介いただきました。ありがとうございました。「三好達治の詩を引用した記事」ではなくて「三好達治の詩をそのまま」引用されればよかったのではないかと(気後れから)思いましたが、素敵な庭園の雪景色という画像と詩が作る空間に、お邪魔させていただきました。

子ネコのタビの絵本、どうか大切に書き続けて下さい

記事でご紹介いただきました②

K P 6 1  (◀非クリエイター) 様から、記事「吉野家でカレーを食すまで」をご紹介いただきました。ありがとうございます。吉野家の「牛魯珈カレー」はやっぱり辛かったご様子で、もっと「からくてつらかった」と強調しておけばよかったと申し訳なく思いました。「辛いような辛くないような」(KP61様)とは的確で、でも「辛くないね」(エライザ様)という感じ方もよく分かるんです。でもやっぱり「ゲホ」と噎せている客もいて、おれも……めっちゃ辛いと思ってました。「次に吉野家に来たら牛丼でいいや」というご感想に同感です。
 そして記事には KP61 さん特製の和牛デミグラスソースが! うまそお。ここはパスタかな……ごはんかな……美味しそうです。

平打ちパスタ好きなので「フェットチーネいいかも」と思いました

記事でご紹介いただきました③

たよろよろ図書館DATABASE 様から、「どんなラララ(週記:2025/02/15)」をご紹介いただきました。ありがとうございます。「ラララ」は内容的に雑多で罵詈雑言とかも多いですし、要素の全てに納得できて共感もしたということが難しい性質のものだと思いますので、いいのかなあと思うこともしばしば、なのですが、恐縮しつつ、感謝しきりです。

方向性に悩む日もありますが、元気にこのまま行かせていただきます! 

カミングアウトした上で「放っておかれたい」というメンタルて

 ヘビみてえな性格なので「(カミングアウトしておいて)ゲイ迫害に NO とか言うゲイは私とはちがいますと言いたがるゲイ」という複雑な/特異な精神性について考え続けている。実際ブラック・ライヴズ・マターとかどう受け止めてんの。仮にゲイが復権して制度が使えるようになったとしてもそれは「必要な誰かに」選択肢が増えるだけで、不要な人は利用しなければいい。流れを止める必要も、制度を求める人を腐す必要もない。それさえ理解できない時点で、その人物が言うほど優秀だとは思えない。まあ平たく言って、賢くはないわな。浅いっていうか。「バタリアン3」で出て来た川ぐらい浅いのよ。これさ人権問題なのよね。それをヘテロが分かっていないはずだ、復権を求めるゲイを見下げ果てているはずだと決めつけてる時点で「先様に失礼」なのよ。おっかねえことしてんなあ、「実在ならば」さ。

 「ゲイだけどそこらの野良ゲイとちがってわきまえてて社会的です」とアピールしたいがためにカミングアウトしたのだろうか。野良で悪かったなおらおら。でもこうした類型の人って時々いて(何故か)おれと話すと感心して「君はゲイらしくない。そこらのゲイとちがう」って言うんだよね。で、それ聞いた時点でおれはウンザリしてんだよね。よく見ろ野良だ。というよか、そんじょそこらにいないレベルの野良だ。そしてこの野良はでけえ主語が嫌いで、日本国憲法の前文が大好きだ。てめえで考えるアタマもある。
 「ゲイらしくない」なんてクソみてえなことをよりにもよってゲイが言ってる時点で引いておりますですよ。額に「野良」ってシャーペンタトゥーしとくかな面倒くせえから。そもそも「ゲイらしさ」って何だよアホか。
 おれ「ゲイネス」とか概念として本当にバカバカしいと思ってっからさ。


――真っ白な心に戻るまでしばしお待ちください――


 ただいまー。アイス食った。「バタリアン」テーマ曲聴いた。かっけえ。2025年クリスマスに新作公開されるってマジすか? もうゴキゲンっすよ。


マガジンに追加していただきました①

K P 6 1  (◀非クリエイター) 様 が運営されているマガジン「麺!拉麺・蕎麦・饂飩・棊子麺・パスタ・ホー・乾麺・即席麺等」に、記事「らーめん弁慶 浅草本店」を追加していただきました。おれ記事中で「何より米なんだ。チャーハンとセットならラーメンはおかず」って太字で書いてるんですが大丈夫でしょうか。いや、すごく麺は好きなんです、嘘じゃないです。

これからも麺を(米も)愛して行きます。ありがとうございます!

大葉のパスタなんて、めちゃめちゃ嬉しいぞ

 このマガジンでめちゃくちゃ美味しそうなパスタのレシピを見つけてしまいました。シソをトッピング。おれ自分で作るときにナポリタンにシソをトッピングするくらい、パスタとシソの関係に可能性をみてるんですよ! これは柴村将雄さんという方のレシピで、他にも「海老団子と九条ネギのパスタ」とか(ずっとパスタに長ネギ使いたいって思ってました)。うまそお。


マガジンに追加していただきました②

青山 風游 様 が運営されるマガジン「オススメ作品 書籍 映画 チェックリスト」に、記事「Eテレ『理想的本箱』再放送があります」を追加していただきました。あの記事は自分が制作に関わった書籍がテレビで取り上げていただいて、番組中で映像化されたときの思いをいっぱい書いてて。実際に番組をご覧いただけたらいいんですけどね。また再放送がありましたら、お知らせさせて下さい。実は他の番組(ハートをつなごう)でも2008年に取り上げていただいたのですが、そちらは再放送がなくて。でも「理想的本箱」は、またいつか流してもらえるんじゃないかと期待してます。

マガジンへの追加、ありがとうございます!

むかし、「ハートをつなごう」って番組があって

 そう、そうなんだよなあ。本をテレビで取り上げていただいたのって「ハートをつなごう」が最初で、実は「理想的本箱」が二度目だったんですよ。おれが「ハートをつなごう」について触れなかったのは、再放送のお話がなかったからで。でもちょっと思い出話なんかしたいなあと、おかげさまで思えました。青山さん、ありがとうございます。


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